赤ちゃんが産まれてくる準備アイテムとして検討するベビーカー。専門店などにも色々な種類が揃っていて、何がいいのかとても迷いますよね。また、ベビーカー自体がかなりの大きさになるので使っていないときの収納場所も考えておかなくてはいけません。
特に、賃貸マンションやアパートに住んでいると玄関もそんなにスペースがあるわけでもなく、共有スペースに置いておくのもご近所さんとのトラブルになる可能性もあります。ここでは、ベビーカーの購入を考えている方へ収納方法を中心にお話しさせていただきます。
サイズが大きいベビーカーの収納は大変
サイズの大きいベビーカーは、外出のときに荷物も多く乗せることができて便利で、安定性もあります。ただ、大きさがかなりあるので、収納するのに困るのがデメリットですね。
玄関が狭くて収納できない
下駄箱などやシューズルームなどの収納スペースがある玄関であれば、たたんで収納することもできます。しかし収納スペースを確保しにくいところに住んでいる、という人も少なくはないでしょう。
玄関に置くと邪魔になる
ベビーカーをたたんで、下足スペースの横に立てかけて置いたとしてもかなり邪魔になります。また、何かのタイミングで倒れてきたり、扉が開けにくくなってしまったり、ストレスになることもあります。
屋外は雨や盗難が心配
玄関先が無理であれば外に置く方法もありますが、自転車などと違い施錠することができません。また雨の日や風が強い日には、ベビーカーが濡れたり、倒れたりしてしまい部品が壊れてしまうことも考えられます。
お出かけで汚れたベビーカーを室内に置きたくない
ベビーカーを室内に持ち込もうと思っても外出したあとのベビーカーのタイヤは泥や砂で汚れています。そのまま室内に上げるのは抵抗がありますよね。だからといって、外出するたびにタイヤを掃除する作業も面倒に感じられます。
ベビーカーを収納する前にサイズを確認!
お店に行くとデザインや機能性を重視して検討しがちになりますが、まずお店に行く前に収納場所を決めて、置く場所の広さを確認しておくことが大切です。いくら畳むことができるベビーカーだとしても、劇的に小さく折りたためるわけではありません。収納することができるサイズの中から、自分好みのベビーカーを検討しましょう。
ベビーカーの置き場所、どこがおすすめ?
実際にベビーカーを置くための代表的なスペースや、どこがおすすめなのかご紹介します。
玄関
おでかけするときに、玄関に置いておくと出かけるのもスムーズです。また、エレベーターが使えるマンションなどの場合は、家の前からベビーカーに乗せて出かけることができて便利です。反対にベビーカーで赤ちゃんが寝てしまった状態で帰宅するときにもそのまま玄関まで入ることもでき、しばらく寝かせておけます。
車のトランク
外出が車中心の場合、車のトランクに乗せたままにしておくのもいいかもしれません。エレベーターの設置されていないマンションの場合は赤ちゃんと荷物、ベビーカーを階段で運ぶ必要があり、大人ひとりで一回で運ぼうとしたら大変です。車のトランクにベビーカーを乗せておけば、車から降りても赤ちゃんと荷物だけ運べばいいので断然らくちんです。
ガレージ・車庫
ガレージや車庫も車のトランクと同じように、玄関先までベビーカーを運ぶのが大変なところでは収納に便利な場所です。車の後ろに置いておけば通行人から目立つこともないので、盗難のリスクも少しは軽減されるでしょう。
ベランダ
ベランダが比較的広い場合は、そこに保管することも可能です。ベランダなら屋根もありますし、玄関に収納スペースを確保する必要もありませんね。
室内
室内まで持ち込んでしまうパターンです。使っていない部屋の片隅や、玄関をあがったすぐのところに置いておくこともできます。雨風にさらされることもなく、目の届くところにあるので安心ですね。
狭い玄関でもOK! ベビーカー収納術
玄関のデッドスペースや靴箱を活用する
ベビーカーを玄関に収納しておくのが一番便利なので、なんとか収納スペースを確保したい場所です。靴の収納棚が可動式で天板の取り外しができる場合、思い切って下の部分の天板を取り外しでベビーカーの収納スペースを確保しましょう。
よく使う靴はそのままで、使うタイミングの少ない冠婚葬祭用やブーツなどは室内の別のスペースに移動させると場所を確保できます。また、下駄箱の下の部分にスペースがある場合は、そこに寝かせて収納することもできます。サイズを確認する必要がありますが、そのまま寝かせて置けるので靴の整理もしなくて済むのがいいですね。
玄関を上がった室内を利用する
玄関を上がってすぐのスペースに置いておけば、玄関の収納を変えずにベビーカーの置き場所を確保できます。タイヤの泥汚れをしっかり落とすか、下にレジャーシートやプラケースなどを置いたりすると、床が汚れることも少なくなります。
ベランダや玄関前に置く
室内に入れることに抵抗がある場合は、ベランダや玄関前に置きましょう。日光や雨風で劣化が進む場合もあるので、カバーなどでの対策をおすすめします。
車のトランクに積む
室内で収納するのと同様に、タイヤの汚れなどには気を付けましょう。トランクにシートを敷いたり、タイヤにカバーを付けたりして、車の中が汚れないように予防するのをおすすめします。また移動させるときに車のサイド部分にあたって傷をつけてしまったりしないよう、横のところにカバーをするのも良いでしょう。
サービスルームや納戸に収納する
サービスルームや納戸があるなら、そこに収納するのも便利ですね。カバーや施錠することを忘れずに保管しましょう。
ベビーカーを収納するときの注意点
カバーでほこり対策をする
家の外でベビーカーを保管するときには、ホコリや汚れに注意しましょう。砂埃は少し置いておいただけでも、季節によってはすぐに溜まってしまいます。花粉などもアレルギーのきっかけになってしまうので心配ですよね。屋外での保管をする場合は、かならずカバーでほこり対策をしておきましょう。
タイヤの泥をとる
室内に保管する場合だけではなく、玄関に収納をする場合でも、タイヤについている汚れや泥は帰宅するたびに落とすことをおすすめします。土のついたままおいておくと、収納場所の汚れの原因にもなります。
屋外に置く場合は盗難対策をする
目につかない屋外やガレージ、車庫に保管をする場合は盗難が心配です。汚れ対策だけでなく、盗難対策としてもカバーをかけることをおすすめします。カバーをかけておくと、一見ベビーカーとわかりにくくなります。自転車用のキーチェーンを使用して柵などにつないでおくのも有効です。
ベビーカーは収納スペースにあったサイズ選びが重要
サイズを測って購入するのもいいですが、ベビー用品をレンタルできるサービスを活用して、自分にはどのメーカーのベビーカーが便利なのかお試しするのもおすすめです。
例えばA型・B型、コンパクトなタイプなど、種類がさまざまあるので色々試してみる、もしくは子供の成長に合わせてベビーカーのタイプも変えていくという方法も可能です。必ず購入しなくてはいけないというものでもありませんし、価格も幅広く失敗できないお買い物なので、レンタルサービスはとても便利なシステムです。
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