月末になるとお金がなくて「お金の上手なやりくり方法を知りたい」「金欠の原因について教えてほしい」など、お困りの大学生もいるのではないでしょうか。金欠原因や節約方法を事前に知っておけば、月末にお金がない状態を脱却できる可能性があります。
この記事では、大学生の金欠原因となる支出や節約方法について解説します。
ほとんどの学生がお金のやりくりに困っている?
収入源がアルバイト代の大学生はたくさんいますが、アルバイト代の平均値はそれほど高くありません。そのため、多くの大学生が一人暮らしの生活で「お金がない」と困っていることが考えられます。
大学生の収入源はアルバイト
大学生の多くは収入源がアルバイト代です。社会人のように、副業や投資収入などはほとんどありません。大学生によっては家からの仕送りがなく、アルバイト代で一人暮らしの生活費や学費をやりくりしているケースもあります。
毎月の収入の平均は?
日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査」の「居住形態別・収入平均額及び学生生活費の内訳(大学昼間部)」によると、一人暮らし大学生のアルバイト代の平均は33万3,300円(国立32万800円、公立36万7,000円、私立33万4,600円)でした。月換算すると、1ヶ月あたり約2.7万円の収入です。あくまでも平均値ですし、仕送りがある大学生もいますが、調査でわかった平均値は決して十分な金額とは言えません。
収入と支出のバランスが金欠の原因
「お金がない」と金欠で困っている大学生は、収入と支出のバランスがとれていないことが多いです。さまざまな出費はありますが、収支のバランスがとれている大学生もたくさんいます。どのような支出があるのか整理しておくことで金欠を回避できる可能性があります。
ここでは、大学生活の主な支出について見ていきましょう。
家賃や光熱費、食費
大学生に限らず、一人暮らしをするうえで家賃や光熱費、食費などの費用がかかります。「部屋が狭く駅から離れている」「外食を控えて自炊をする」「冷暖房機器を極力使わない」など節約をすれば、ある程度費用を抑えることは可能です。逆に、「駅近くの便利な場所に住む」「週3回は飲みに行く」などをすると支出が増えて、毎月の収支が赤字になる可能性があります。
日用品の購入
大学生は、服やコスメ、生活用品などの日用品の購入にもお金がかかります。周囲の目もあるので、毎日同じ服を着て大学に行くことはできません。恋人とのデートもあるので、洋服やコスメは特に出費がかさみます。また、シャンプーやボディソープ、洗剤、ティッシュ、トイレットペーパーなど、一人暮らしに必要な日用品にもお金がかかります。
デートや恋人へのプレゼント
恋人とのデートやプレゼントにも多くのお金がかかるため、金欠に注意しなくてはなりません。デートでは交通費や食事代、カラオケや遊園地、旅行代などがかかり、誕生日やクリスマス、バレンタインデー、ホワイトデー、付き合った記念日などのプレゼント代もかかります。まとまった出費となることも多いです。
サークルや友達同士の飲み会
大学生はサークルや友達同士の飲み会でもお金を使います。サークルによっては、月に何回も飲み会があります。先輩からの誘いとなると、簡単には断れないことも多いです。また、中学校や高校の友達、アルバイト仲間と飲み会をすることもあります。1回の飲み会で3,000〜4,000円前後は使うため「お金がない」と金欠で困る可能性があります。
留学、旅行
アメリカやカナダ、オーストラリアなどに留学をする大学生もいます。留学には多額の費用がかかります。たとえ短期留学だとしても、まとまった出費となることは間違いありません。これから留学を控えている場合は、留学費用や留学後の生活費を貯める必要があるため、日本での生活は金欠気味になる可能性があります。
また、大学生は友達との旅行にお金がかかることも多いです。卒業旅行だけでなく、在学中に沖縄や北海道、京都や大阪、東京などに旅行をするかもしれません。一度の旅行で数万~10万円近く使うケースも多いので、普段から節約を頑張らなくてはなりません。
就職活動
就職活動にもお金がかかるので注意が必要です。会社説明会やOB・OG訪問、面接など、何度も会場や企業を訪問しないといけないため、多額の交通費がかかります。特に地方の大学生で東京などで就職活動をする場合は大変です。宿泊費もかかるので、就職活動の費用を貯めていないと、すぐに金欠になるでしょう。大学生は就職活動の出費もかさみます。
使い道を見直してお金を節約しよう!
「使う金額を決めておく」「クーポンやポイントを活用する」などを行うことで、節約につながり、お金がない状態から脱却できる可能性があります。収入と支出のバランスを崩さないためにも、使い道を見直してお金を節約しましょう。
ここでは、お金がない大学生におすすめの節約方法について紹介します。
使う金額を決めておく
「月末にお金がない!」という状況を避けるためにも、あらかじめ使う金額を決めておきましょう。食費3万円、デート代1万円、日用品5,000円など、事前に予算を決めてオーバーしないように管理すれば、金欠に陥るのを回避できます。節約するためにも、使う金額を決めるようにしてください。
残ったお金を貯金する
今月は1万円残ったから洋服を買おう、6,000円残ったので飲み会に行こう、というように残ったお金をすぐに使っていては、金欠に苦しむ可能性があります。先々のためにも、残ったお金は貯金に回しましょう。ある程度の貯金があれば、精神的にも余裕ができます。就職活動でお金がかかる際も安心です。
クーポンやポイントを活用する
クーポンやポイントを上手く活用することで、日々の生活費を節約できます。たったの30円だし…などと軽視してはいけません。数十円や数百円の割引も継続すれば、まとまった金額の節約になります。「お金がない!」と困っている大学生ほど、クーポンやポイントを活用してください。
自炊する
自炊は手間がかかりますが、健康的なうえに食費が安くつき、家事スキルも身に付きます。外食よりもメリットが多いため、大学生ほどしっかりとやったほうがいいでしょう。家電レンタルサービスなどを活用すれば、初期費用を抑えて自炊環境を整えることが可能です。
収入にあった支出を! 少しずつ節約して学生ライフを有意義に過ごそう
収入と支出のバランスを崩さないように、節約を行い、支出を管理するようにしましょう。最初は抵抗があるかもしれませんが、すぐに慣れます。そうすれば月末にお金がないと困ることもなくなるでしょう。気持ちに余裕が生まれ、学生ライフの心配事も少なくなるはずです。
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