大学進学で親元を離れる大学生や、就職が決まり新たな場所で生活を始める新社会人が最初にやることは引越しですね。新生活を始めるにあたっては、テレビ・洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・エアコンなどの家電を揃えなければなりません。
家電を買い揃えるとなると購入費用はかなりの出費となりますから、できるだけ安く買いたいですね。この記事では、家電をまとめ買いする際の値引き交渉のポイントをご紹介します。
価格交渉のポイント
なんの準備もせずに家電量販店へ行って、販売員に勧められるがままに購入すると、割高な買い物をすることになってしまうかもしれません。値引き交渉をする際は事前の準備が大切です。
必要な家電をリストアップして、家電量販店の広告やホームページ、価格比較サイト、ネット通販サイトなどで、家電量販店での価格の相場やネットでの販売価格を調べておきましょう。
値引き交渉する際には、販売員にネット通販の画面や競合店のチラシなどを提示しながら交渉するのがポイントです。
ほしい家電をリストアップしておく
必要な家電は、あらかじめリストアップしておきましょう。家電量販店の売り場に行ってからあれこれ商品を物色すると、便利そうな家電グッズがいっぱい並んでいますから、本当はそれほど必要でもない家電まで目に入って衝動買いしてしまい、買ってしまってから後悔することになります。
リストアップする家電には、ないと困る必須のものと、できれば欲しいものなどのように優先順位をつけておくとよいでしょう。そして、家電量販店の売り場へ出かけた際には、リストアップした家電以外を衝動買いしないようにすることが大切です。
事前に値段相場を調べておく
購入予定の家電については、家電量販店のチラシやオンラインショップで値段の相場を調べておきましょう。家電量販店の店員の常套手段として、最初に値段の高い商品を見せてから、売りたい商品を見せることで、こちらの購買意欲をくすぐってきます。
そもそも、販売員が売りたい商品は、お店にとって利益率が高い商品であって、お買い得な商品とは限りません。商品の値段の相場をしっかり把握していれば、誘導に引っかからずに、適正な値段の商品を選ぶことができるでしょう。
競合や比較対象を提示する
販売競争が激しい家電量販店としては、他店よりも少しでも売上を伸ばすことに必死です。ですから、競合の価格を比較対象として交渉すれば、かなりの確率で他店以上の値引きを得られるでしょう。
行ける距離に他の家電量販店があるならば、複数のお店で値段を調べてみるのがおすすめです。都内であれば、秋葉原や池袋、新宿の電気街で、複数の家電量販店を回ることができます。
また、他店のチラシがあれば、価格交渉を有利に進められます。新聞や家電量販店の店頭に置いてあるチラシは要チェックですね。
まとめ買いでさらなる値引きを交渉
しっかりと値段交渉をしたうえで、さらなるもう一押しとしてまとめ買いすることを販売員へ伝えましょう。一般に、テレビなどの黒物の家電は値引き率が小さいですが、値引き率の大きな白物家電とのまとめ買いで交渉すれば、全体として大幅な値引きも期待できます。
また、単なる値引きだけではなく、延長保証を無料にしてもらったり、ポイントを多くつけてもらったりといったお願いもしてみましょう。値引きが難しくても、延長保証やポイントは比較的簡単にOKしてもらえることもあります。
家電が安くなるタイミング
家電には年に数回ほど安く買えるタイミングがあります。それは、年に2回の家電量販店の決算の時期と、家電ごとのモデルチェンジの時期です。その時期を狙って、お目当ての家電をお得に買い揃えるのがおすすめです。
モデルチェンジ時期
家電は周期的にモデルチェンジが行われます。新製品が出る少し前が、家電を安く買える時期です。具体的には、新製品の販売が開始される2ヶ月前から1ヶ月前ぐらいが狙い目ですね。
テレビは、年に2回、新商品の発売があります。3月から5月にかけて春夏モデルが発売され、9月から11月にかけて秋冬モデルが出てきます。そのため、テレビを買うなら1月から3月と7月から9月頃がよいでしょう。
冷蔵庫の新商品は、10月から11月頃に発売になるので、8月から9月頃が安く買える時期です。
洗濯機の場合は、縦型が6月から7月頃に新商品が発売され、ドラム式は10月から12月頃の発売です。したがって、洗濯機の買い時は、縦型が4月から6月頃で、ドラム式が9月から10月頃です。
量販店の決算セール
家電が安く買える決算セールは、年に2回行われます。多くの大手家電量販店の中間決算は9月で、総決算が3月です。一方、ビックカメラとコジマは他の家電量販店と時期が異なり、中間決算が2月で総決算が8月です。家電量販店は、決算セールで決算前に少しでも在庫を処分して売上を上げておきたいので、型落ち製品はもちろんのこと、新製品の一部の商品も値下げすることがあります。
セール情報は以下のURLを参考にしてください。
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予算を抑えるならレンタルという選択肢も
親元を離れての大学進学や単身赴任をする場合、卒業や赴任終了のタイミングで実家や自宅へ引っ越すことになりますよね。その際に、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・大型テレビ・電子レンジなどの家電は荷物になりますし、そもそも実家や自宅にすでにあるので不要となってしまうことも。
そう考えると、引越し荷物を減らし予算を抑えて家電を揃える手段としては、「家電レンタル」という選択肢もありでしょう。家電をレンタルで揃えてしまえば、引越し時の初期費用を抑えることができますし、不要になったら返却すればよいので、処分費用もかかりません。大学や単身赴任のように、比較的短い期間であれば、家電は購入するよりレンタルするほうが賢い選択といえそうです。
AQレントでは新品家電・中古家電それぞれのレンタルが選択可能。レンタルできる商品の型番はもちろん、商品情報も充実。実際の使用イメージが湧きやすいように、商品情報や画像を詳細に説明しているのもうれしいポイントです。さらに大型家電なら配達員がそのまま商品の設置までサポートさせていただきます。