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掛布団・敷布団を干す頻度・時間はどれくらい? 布団の干し方を種類別に紹介

2022年2月8日

布団の干し方を種類別に紹介

一人暮らしをしている方で、寝ているときに使っている布団をしっかり天日干ししている方はどれくらいいるでしょうか。毎日の睡眠に欠かせない布団ですが、手入れをせずに使い続けている場合、睡眠の質を落としたり健康に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。

この記事では掛布団・敷布団を正しく干す方法を素材や種類別にご紹介。お手入れの頻度もお伝えしますので、一人暮らしの方も布団のお手入れを心がけてみませんか。

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一人暮らしで布団を干すことの効果とは?

一人暮らしでは、布団を干さなければならないと思ってもつい面倒で干さない方も多いでしょう。休みで家にいて天気がいい日しか干せないので困っているという方もいるかもしれませんね。まずは布団を干すことの効果をご紹介していきます。

臭いを取る

布団を干すことで布団についた臭いを取る効果があります。布団は干さないでそのままにしておくと、つい臭いがついてしまいます。寝ている間の汗や皮脂汚れが付着することで、そこから雑菌が繁殖してどうしても臭いがついてしまうのです。特に湿っていると雑菌から悪臭がする可能性があります。そのため、布団を干すことで湿気を防いで臭いも取るのがおすすめです。

ダニの繁殖を抑えられる

また、布団の中でダニの繁殖を防ぐ効果もあります。この場合は天日干しだけでは不十分なため、さらに高温になるように黒い布などで布団を覆って天日干しするのがおすすめの方法です。また、天日干しの後に布団クリーナーをかけることで、ダニの死骸も吸い込むことができていいでしょう。

湿気を取り除く

さらに、布団を干すことで、布団の湿気を取り除く効果があります。寝ている間に汗をかいたり部屋が湿気を帯びたりすることが多くあります。布団が湿ってきたりカビが発生したりすると、布団がフワフワでなくなり不快になるでしょう。

特に布団を床に敷いて寝ている場合は、布団と床の間に湿気が溜まってしまいます。湿気を防ぐことが大切です。また、天日干しだけでなく床との間にすのこなどを敷いて寝るなど、常に風通しを良くしておくのがおすすめです。ふとんを同じ場所に置かないで移動するだけでも布団が干せないときの対策になります。

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掛布団・敷布団を干す頻度は? 毎日必要?

次に、布団を干す頻度についてもご紹介します。できれば頻繁に干すのがおすすめですが、週に一度は干すといいでしょう。休みの日で、家にいて天気がいい日にはできるだけ干すようにしましょう。特に湿気の多い日が続いた後に晴れて乾燥している日には干すのがおすすめです。

正しく布団を干す方法と注意すべきポイント

布団を干すときは、きちんとした方法で干すことが大切です。注意すべきポイントについてご紹介します。

布団を干すには干す時間とタイミングがあります。また、布団の種類によっても干し方が異なります。せっかく干していても誤った干し方では、布団を傷めたり効果がなくなったりしますので注意が必要です。

布団を干す時間やタイミング

まず、布団を干す時間やタイミングですが、晴れた日の10時~15時がおすすめです。季節によっても異なりますが、日差しが強い時間を利用して布団を乾燥させましょう。早朝や夕方は湿気が高いことも多いために控えましょう。

季節や素材で干す時間は異なる

また、布団は季節によっても干す時間が異なります。日差しの強い夏は、片面1時間ずつ干すのがおすすめです。冬は1.5~2時間ずつ長めに干してください。また、冬は日が暮れるのも早いので午前中から干すことをおすすめします。

さらに、布団の種類、素材によっても直射日光に弱いものがあります。羊毛布団や羽毛布団は日差しの強い夏の午後は避けるようにしましょう。乾燥して日差しの弱いときに干すのがよいでしょう。

前日に雨が降っていたら湿度に注意

当日は晴れていても、前日雨が降った日も湿気が高いため注意が必要です。特に大雨の後や梅雨時などは気をつけてください。

長時間干すことが逆効果になる

季節に関係なく、あまり長く干してしまうと布団が傷む可能性もあります。10時~15時の間で夏は両面で2時間、冬は両面で3~4時間干したらしまいましょう。日焼けによって布団が傷まないようにし、カバーやシーツを掛けた状態で干すのもいい方法です。長時間干して取り込む時間が遅くなると、夕方の湿気を帯びてしまって逆効果にもなります。

布団を叩くことはNG

布団を干す際は、布団を強く叩かないことも大切です。叩くとホコリが取れているように見えますが、布団の中の繊維が壊れる可能性があります。

また、ダニの死骸などは布団クリーナーで吸わないと取れませんので、叩かずにホコリを払う程度にしてください。

途中で裏返して両面を干す

布団を天日干しする際は、片面ずつ同じ時間をかけて干しましょう。敷布団は両面とも湿気を多く含んでいて、掛布団も肌に触れている面に湿気がこもっていますので、そのことを知っておきましょう。

天気が悪いときや、陰干し専用の布団の室内干しの方法

次に、雨の日でも布団を干したいときの方法をご紹介します。素材によっては天日干しNGなものもありますので、室内での乾かし方も知っておくと便利です。

布団を干さない日の手軽な湿気対策としては、湿気がこもりやすい布団の場所をめくるだけでもおすすめです。また、窓を開けて風通しを良くしたり扇風機で風を当てたり、エアコンの除湿機能を使ったりしましょう。押し入れなどに布団をしまう前に少し乾燥させるだけでも湿気対策、防カビ・ダニ対策が可能です。

天日干しできない素材をチェック

天日干しできない布団の素材についてですが、羽毛布団や羊毛布団は高温の直射日光に弱い特徴があります。布団の素材表示を確認して天日干しをするようにしましょう。特に日差しがそれほど強くない日や陰干し、室内干しを行うのもいい方法です。

窓際で干す

天日干しができない素材の場合には、室内の窓際で干すのもいいでしょう。風が強い日や外干しできない日も窓際で干すと便利です。窓際に椅子を置いて、布団を掛けて干すことで外干しの80%程度の効果があると言われています。

乾燥させるグッズを使う

一人暮らしのため外での天日干しが難しい場合は、布団を乾燥させるグッズを使うのもおすすめです。布団乾燥機などの家電を使うととても便利です。

布団を干した後にすべきこと

布団をせっかく干した後も気をつけるポイントがあります。まず、湿気のある押入れなどに収納しないように気をつけてください。また、天日干しした布団でもダニ退治まではできません。ダニ退治をしたい場合は、布団乾燥機で温風を当て50℃以上に保つと効果的です。特に敷布団の場合は、両面をひっくり返して底面までしっかり温風を通しておき、その後布団クリーナーをかけておくといいでしょう。

いつも使うからこそしっかり手入れして毎日の睡眠を快適に!

一人暮らしの場合の布団干しについてご紹介しました。布団は毎日使いますので、しっかり手入れをして快適な睡眠を手に入れてみませんか。

一人暮らしでも布団のお手入れを欠かさないことで、毎日の睡眠が快適になります。1週間に一度は布団のお手入れをしてみるといいでしょう。便利なグッズもありますので、一人暮らしで積極的に取り入れてみるのもおすすめです。

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