最近では、自社についてのプロモーション動画、公式動画を配信する公式チャンネルを持つ企業が増えています。YouTubeや動画広告の普及により、動画を気軽に、定期的に配信し、ユーザーにリーチさせることができるようになりました。YouTubeの再生回数をプロモーションの重要な指標としている企業も多いことでしょう。
宿泊施設業界も当然、例外ではありません。動画は、画像やテキストでは訴求できない多くの情報を伝えられるので、ホテル・旅館などの宿泊施設でも活用されています。
プロモーション動画の需要は高まっている
最近はYouTubeなどをプロモーションに活用しているホテルが増えています。SNSや動画配信サイトなどでさまざまな情報を得ることができる時代。公式サイトだけでなく、そうしたSNSや動画配信サイトなどさまざまなチャンネルを利用し、旅館やホテル、民泊などの宿泊施設をアピールしていく必要があります。他の宿泊施設と差をつけ観光客を集客するためには、魅力を視覚的にわかりやすく伝えられるプロモーション動画の活用は重要です。
また、公式動画やプロモーション動画を配信することはブランドイメージ維持の観点からも有効です。旅館やホテルでは、一般のお客様が感想(口コミ)とともに、動画や写真をSNSにアップするという機会が多くあります。これらの口コミは本来とてもありがたいものですが、場合によってはバックヤードなど、あまり映してほしくないような場所まで映りこんでしまっているケースもあるでしょう。投稿されたお客様に悪意がなかったとしても、ブランドイメージを下げてしまうリスクはあります。
こういったリスクを減らすためにも、公式のプロモーション動画などで積極的に情報発信をしていく必要があります。お客様個人が撮影した動画だけで判断されるのを防ぐためにも、判断材料となる情報を増やし、ネガティブなイメージを良いイメージで上書きするように心がけましょう。
プロモーション動画活用のメリット
ホテルでの動画活用のメリットは、ホテル内の雰囲気・カスタマーサービス・料理・施設などを映像と音声で立体的に伝えることで、ユーザーに疑似体験を提供できることです。それによってお客様の潜在的な欲求を引き出し、ホテル利用を促すことが可能です。一つひとつポイントを見ていきましょう。
ホテルのイメージを直感的に伝えられる
動画を制作すると、さまざまな情報を画像以上に鮮明に・直感的に伝えられます。写真や文章よりも動画のほうがより直感的にイメージが伝わり、ホテルの魅力が理解してもらいやすくなります。
動画は臨場感があるため、訪れたことのない場所でも、実際にその場を訪れているかのような体験をしてもらえるという効果も狙えます。
外国人観光客にも伝えやすい
観光業において、年々増加しているインバウンドの取り込みは大きな課題です。そのため、ホテルプロモーションにおいては、外国人へのアピールは外せないものになっています。
その点、わかりやすい動画であれば言葉のわからない外国人観光客にもスムーズに理解してもらえます。英語・中国語などの字幕があればさらに良いですね。さらに、ホテル近隣の寺院などの観光スポットや地元のお祭りなど、日本ならではの観光情報も盛り込めば、外国人観光客にとってはわかりやすく、訴求力があるでしょう。
ブランディングにつながる
ホテルのイメージや世界観を伝える映像はブランディングにもつながります。ホテルの設備だけではなく、従業員の立ち振る舞いや気遣い、ホテルの世界観や宿泊客への想いも動画に組み込むことで、そのホテルが持つイメージを存分に表現することもできます。さらに独自のサービスやその宿泊施設でしかできない独自体験をアピールするのも有効です。
言葉や文章だけではなかなか伝わりにくい情報も、映像にすることでイメージが格段に伝わりやすくなり、ブランドイメージ向上に役立ちます。
プロモーション動画撮影・制作のポイント
一口にプロモーションビデオといってもさまざまな演出方法がありますし、商品によって何が最適かは変わります。競合他社がどのような動画を配信しているのか、確認してみるとイメージやアイデアが湧きやすいでしょう。ここではプロモーション動画撮影・制作の基本的なポイントを紹介します。
ターゲットと伝えたいことを整理する
5W1Hに沿って、誰に何を伝えるのかを整理して映像の内容・構成を考えましょう。プロモーションビデオに限った話ではありませんが、映像の演出や構成を考える際には「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」という5W1Hをしっかりと設計する必要があります。
特に「だれが(Who)」と「なぜ(Why)」が重要であり、プロモーションビデオのターゲットと、ターゲットにとってその商品やサービスがなぜ必要なのかを明確にすることで、より良いプロモーションビデオ作成が行えます。
ストーリー性・流れを意識する
5W1Hが整理できたら、それに基づいて映像にストーリーや一貫した流れを持たせましょう。ホテルの施設を紹介するのであれば、ロケーション→外観→内観→客室→施設内設備という順番で紹介します。ホテルの外側から内部、そしてディテールという流れで情報を出すことで、視聴者が情報を理解しやすくなります。
また、ホテル利用者の1日の流れを見せるのもよいでしょう。チェックイン→観光→ディナー→入浴→リラックス→就寝→チェックアウトという流れ・ストーリーを提示することで、実際にホテルを利用したときのイメージが湧きやすい映像になります。
ここでのおすすめは絵コンテを描いてみることです。絵コンテというとハードルの高そうな印象を受けますが、簡単なもので構いません。4コマ漫画のように起承転結だけでも描いてみると、具体的なイメージが見えてきます。
映像制作業者に任せきりにするのではなく、どんな順番でどんな情報を提示すれば自分たちの伝えたい情報やホテルの魅力が伝わるのか、どうすれば映像を通して最高のホテルステイを疑似体験してもらえるのか、突き詰めて考えてみましょう。
コンセプトに合った映像制作
ホテルのイメージやコンセプトに合った映像にすることも大事です。
- 伝統と格式を重んじるクラシックなホテル
- 高級感あふれるラグジュアリーホテル
- 自然に囲まれたリゾートホテル
- スタイリッシュなシティホテル
- 安価で利便性の高いビジネスホテル
各ホテルごとにさまざまなコンセプトがあり、コンセプトによって映像の演出はもちろん、色味やデザインまで変わってきます。
高級感あふれるラグジュアリーホテルなら、きらびやかでリッチな映像になるでしょう。安価で利便性の高いビジネスホテルなら、シンプルでわかりやすく、利便性や価格をストレートにアピールする映像が最適です。
その他、食事を楽しんでもらうコンセプトならば、ホテル内のレストランや旬の食材、おいしそうな料理にフォーカスした動画もよいでしょう。厨房の様子を映したり、料理長のインタビューを挿入したりすることでこだわりを伝えることもできます。
ホテルへの集客なら漫画コーナー設置もおすすめ
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