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お散歩が楽しくなる前向き抱っこ紐の魅力! メリットや選び方、おすすめメーカーを紹介

お散歩が楽しくなる前向き抱っこ紐のメリットや選び方、おすすめメーカーを紹介

赤ちゃんを抱っこするときに使う抱っこ紐は、縦抱きやおんぶなど抱き方にあわせて種類もさまざまです。今回は赤ちゃんを正面に向かせて抱く、前向き抱っこ紐について紹介します。

最近人気を集めている前向き抱っこ紐のメリットや使用時の注意点から、おすすめメーカー、選ぶときのポイントまで解説します。

あると便利! 前向き抱っこ紐を使うメリット

たくさん種類がある抱っこ紐の中で、前向き抱っこ紐を使うメリットについて紹介します。前向きだからこそのメリットがたくさんあるため、ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんのご機嫌とりに効果的

前向き抱っこは赤ちゃんのご機嫌を良くするのに効果的と言われています。向かい合わせに抱っこしていたり、背中におんぶしたりするとぐずるけれど、前向き抱っこにすると機嫌がよくなるという声も聞かれます。

前向き抱っこにすることで視界が開けて、周りのものに意識が向くようになり、ぐずっていたのを忘れてしまうのかもしれませんね。

大人と同じ景色を見ることができる

前向き抱っこの最大の特徴は、大人と同じ景色を見ることができる点です。赤ちゃんはとても好奇心が旺盛で常に外界からさまざまな情報を取り入れています。

前向きになることで、すれ違う人・動物・植物・物など多くのものを感じとれます。赤ちゃんにとってさまざまな物を見たり聞いたりする経験は、成長過程でとても大切なことです。

写真撮影で赤ちゃんの顔が写る

一般的な抱っこは赤ちゃんが後ろ向きになっている場合が多く、抱っこしている姿を撮影すると赤ちゃんの頭しか写っていない……ということもあります。

しかし前向き抱っこすることで赤ちゃんの顔はもちろん、抱っこしている人の顔もカメラの方を向くため、写真撮影に適した抱っこ方法といえます。

前向き抱っこ紐の装着方法

前向き抱っこ紐の装着方法を説明します。装着するときは、周りにぶつかりそうなものがないか確認しましょう。

まずパパやママなど抱っこする側が抱っこ紐のベルトを装着します。赤ちゃんからベルトを装着し始める方がいますが、装着中の落下などの事故を避けるために、まずは抱っこする側から装着するのをおすすめします。

装着し終わったら、赤ちゃんを抱っこ紐に固定します。このときお尻を乗せるシート部分を狭く絞っておくと股関節が遊ばず脱臼のリスクを減らせますよ。

赤ちゃんへの装着が完了したら、しっかりベルトで固定できているか、正しい位置にベルトの力が掛かっているかをチェックしてください。これで抱っこ紐の装着は完了です!

詳しくはコチラ

前向き抱っこ紐を使う時の注意点

メリットの多い前向き抱っこ紐ですが、使う時にいくつか注意点があります。

いつから使える? 前向き抱っこ紐の使用時期

前向き抱っこ紐を使うためにはある程度、身体がしっかりと安定する必要があります。赤ちゃんの「首」と「腰」がすわってからにしましょう。

自分で身体を持ち上げて、座ることができるような時期になれば、心配なく前向き抱っこ紐が使えます。

長時間の使用は控える

長時間の使用は控えましょう。前述したように、前向き抱っこでは視界が開けていろいろな情報が赤ちゃんに入ってきます。

それ自体は良いことですがあまりにも大量の情報が与えられると、赤ちゃん自身ビックリしてしまったり、処理が追いつかなくなったりする可能性があります。夜になっても興奮状態が続いて、夜泣きの原因になることも考えられます。

特に前向き抱っこを始めたばかりの時期は、赤ちゃんの様子を慎重に観察しながら前向き抱っこをしましょう。また、直接顔に日光が当たりやすくなるため、熱中症や日焼けには気をつけてください。

転ばないように気を付ける

万が一、抱っこしている人が転ぶと赤ちゃんは顔から地面にぶつかってしまいます。おんぶしている場合はパパやママがクッションになりますが、前向き抱っこの場合、赤ちゃんを守れるのは腕しかありません。

また、抱っこしている人の体重が赤ちゃんにのしかかる危険性もあります。前向き抱っこは転んだときのダメージが大きい抱き方であるということは忘れないようにしましょう。

赤ちゃんの足はM字にして抱く

赤ちゃんの骨格はまだ非常に不安定で、簡単な力で脱臼してしまうおそれがあります。そのため抱っこするときは、基本的に膝がお尻よりも高い位置になるよう「M字」にして抱くようにします。

これは前向き抱っこだけでなく、対面抱っこでも同様です。赤ちゃんに負担がかからないように、抱っこ紐はしっかりと装着してあげることが大切になります。

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前向き抱っこ紐の選び方

前向き抱っこ紐の選び方について紹介します。選び方としては素材・ベルトタイプ・使う時期・メーカーなど、用途にあわせてさまざまな視点があります。

ぜひ参考にしていただき、ご両親と赤ちゃんのニーズに合った前向き抱っこ紐を選んでくださいね。

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素材で選ぶ

抱っこ紐は赤ちゃんに直接触れるものであり、また抱っこしている人と密着するので、通気性なども気になる方が多いです。そこで素材に注目して選ぶというのはとても有効です。

綿素材

肌ざわり重視で選ぶときは「綿素材」がおすすめです。赤ちゃんの衣類にもよく使われる綿は、肌との摩擦が少なく、安心できる素材です。ただ合成繊維に比べると丈夫さがやや劣るのと、摩擦により摩耗しやすいという弱点があります。

メッシュ素材

抱っこ紐は熱がこもりやすく、特に夏の気温が高い季節は熱中症などにも注意が必要です。そういった点から通気性を重視するのであれば「メッシュ素材」がおすすめです。また摩擦にも強く、汚れが付きにくいのも特徴です。

一方で肌ざわりがややザラザラとした感触で、生地としては綿に比べると硬いです。なるべく赤ちゃんにの肌に直接ふれないように服やタオルなどを間に挟むとよいでしょう。

ポリエステル素材

肌ざわりもよく、丈夫な素材として「ポリエステル」があります。ポリエステルは撥水性が高く、外出時の突然の雨にも強いです。また素材が丈夫なため、赤ちゃんの姿勢をしっかりと固定することができます。

しかし丈夫な分、繊維の気密性が高いことで通気性が若干悪い部分があります。定期的に汗を拭いてあげたり、熱がこもってきたと感じたときは少し風通しをよくしてあげたりしましょう。

ベルトのタイプで選ぶ

抱っこ紐の選び方として、安定性に関わってくるベルトのタイプで選ぶ視点もあります。ベルトタイプによって、赤ちゃんの安定性や抱っこする人の負担の程度も変わってきます。

標準タイプ

安定性や着用時の感触など、総合的にバランスを取りたい場合は標準タイプがおすすめです。どの赤ちゃんや親御さんにも合わせやすいように平均的に作られているため、何を買ったらよいかわからない…といった抱っこ紐初心者の方に向いています。

スリングタイプ

肩の負担が心配な方は、全体を包むように抱っこができるスリングタイプが向いているでしょう。ベルトが堅いものや細いものは、どうしても抱っこしている人の肩に大きな負担がかかります。スリングタイプであれば、赤ちゃんの重さが分散されて肩への負担が軽減できます。

腰ベルトタイプ

抱っこする際は腰への負担も気になります。腰のことを考えて選ぶのであれば、腰ベルトタイプがおすすめです。太めのベルトがあることで、サポーターのように腰をしっかりと支えてくれます。

特に小柄なお母さんにとって、すくすく成長していく赤ちゃんの体重はかなりの負担になります。肩だけでなく、腰をしっかりとサポートすることはとても重要なのです。

抱っこがスムーズになるヒップシート付もおすすめ

抱っこ紐の他にヒップシートが付いていると抱っこがスムーズになります。ヒップシートがあると、より赤ちゃんのお尻が安定しやすくなるため、抱っこする際の補助としておすすめです。

使いたい期間で選ぶ

赤ちゃんは成長するにつれてベストな抱っこの体勢が変わります。そのため、使う予定の月齢に合わせて抱っこ紐を選ぶというのも1つの方法です。

4WAY~6WAYタイプ: 新生児から1歳頃におすすめ

最初は横抱きから始まりますが、赤ちゃんの首がすわり始めるのに合わせて縦抱きに抱き方が変わります。そのため横抱き・縦抱き・前向き抱き・対面抱きなど、さまざまな抱き方ができる4WAY~6WAYタイプがおすすめです。

2WAY~3WAYタイプ: 長く使いたい方におすすめ

長く使いたい方は1歳を過ぎても使えるものを選びます。特に縦抱きといっても前向き抱き・対面抱きなどさまざまな方法に対応したものがおすすめです。

対象月齢以外に「耐荷重」も確認しよう

赤ちゃんは日増しに成長していきます。特に1歳を過ぎても使いたいとお考えであれば、耐荷重にも注意しましょう。幅広い年齢層に使えるものを選ぶとよいです。

人気メーカーで選ぶ

より品質にこだわっている方は人気のメーカーで選ぶのもおすすめです。普段から好んで選んでいるメーカーがある方は、揃えるのも統一感がありよいです。

コニー

コニーはコスメなどで有名な韓国ブランドですが、ベビー用品においても評判です。韓国ならではのおしゃれなデザインの抱っこ紐が多く、思わず使って出かけたくなるようなものがたくさんあります。

ルミエール ベビー

ルミエールはアメリカ発祥のメーカーで、アメリカでのシェア率もトップを誇ります。クッション性が高く、一見リュックのように見えるスタイリッシュなデザインが多いため、男女問わず使いやすいでしょう。

エルゴベビー

エルゴベビーはハワイ発祥のメーカーです。その品質の高さと使いやすさから日本でも人気メーカーの1つです。ベルトのクッション性が高く、肩に負担が掛かりにくいのが特徴です。

アップリカ

アップリカはさまざまなベビー用品を展開している国内メーカーで、「コアラシリーズ」という抱っこ紐を販売しています。腰ベルトタイプなので、身体全体で赤ちゃんを抱っこでき負担が軽減できるという評判があります。

ベビービョルン

ベビービョルンはスウェーデン発祥の海外メーカーで、シンプルで使う場面を選ばないデザインの製品が多いです。綿やメッシュなど撥水性に長けているため、外出用の抱っこ紐におすすめです。

ケラッタ

ケラッタは合同会社やまびこ屋が販売しているブランドです。ヒップシート付きや4WAY仕様の抱っこ紐など、長い間使いやすい製品が多く、コスパ良好というユーザーからの評判があります。

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前向き抱っこ紐を使って、ママパパと同じ目線でお出かけしよう

今回は前向き抱っこ紐についてご紹介してきました。前向き抱っこは好奇心旺盛な赤ちゃんの発育に好影響を与える半面、長時間の抱っこは控えた方がよいなど、メリット・デメリットがあります。これらの点をしっかりと理解して前向き抱っこ紐を使いましょう。

普段のお出かけは対面抱っこで、近くの歩きなれた場所を散歩するときは前向き抱っこなど、外出先によって使い分けるのもおすすめです。

使う頻度が少ないのに抱っこ紐を2種類も買うのは何となくもったいない……と思われる方もいるかもしれません。そんなときは前向き抱っこ紐をレンタルしてみてはいかがでしょうか? 最近では抱っこ紐やベビーカーなどのベビー用品をレンタルできるところが増えています。買う前にお試しで使ってみたい、という方にもレンタルはとてもおすすめです!

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