出産祝いの定番でもあるベビー用おもちゃ。子どもにとっておもちゃはさまざまな興味を引き、脳を刺激して発達のサポートをしてくれるアイテムです。ただ実際には、いつから与えればよいか迷うことも少なくないでしょう。
そこで今回は出産を控えているプレママや、新生児の赤ちゃんがいるご家庭向けに、おもちゃの選び方やおすすめの種類などを紹介します。
新生児(生後0ヶ月の赤ちゃん)におもちゃは必要?
新生児期からおもちゃを取り入れることは、親子のコミュニケーションとなったり赤ちゃんの五感を刺激したりといったメリットがあります。
生後0ヶ月の赤ちゃんは視覚や運動機能などが未発達なため、自らおもちゃを持って遊ぶことはできません。しかし、おもちゃが身近にあれば音を聴いたり、目で追ったり、触ったりすることで赤ちゃんの好奇心をくすぐり、発達をサポートしてくれます。
0~1歳までの間は脳が急激なスピードで発達すると言われており、赤ちゃんにとって大切な時期です。お世話の合間に話しかけたり、五感を刺激する工夫がされている知育玩具を取り入れたりして、赤ちゃんの脳に刺激を与えてあげると良い影響となるでしょう。
新生児がおもちゃで遊ぶのはいつから?
個人差がありますが、赤ちゃんが自分でおもちゃを握って遊べるようになるのは生後2~4ヶ月頃から。生後2ヶ月になると目で追いかけることが多くなり、4ヶ月頃になると手足を動かせるようになってきます。より良い刺激を与えるためには、脳の発達段階に合った知育玩具を選んであげましょう。
新生児期は、親子のコミュニケーションツールとしておもちゃを取り入れるのがおすすめです。ママやパパが手に持って音を鳴らしたり揺らしてみせてあげたりすることで、赤ちゃんの脳を刺激できますよ。
新生児向けおもちゃの選び方
ここからは新生児向けのおもちゃの選び方について、押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
誤飲しないサイズや形状か確認する
赤ちゃんが安全に遊べるよう、誤飲しない大きさであるか、ケガをしやすい形状でないかをチェックしましょう。赤ちゃんの口のサイズは直径4cmほどと言われているため、4cm以上を目安にして選ぶのがポイントです。
大きく見えても細かいパーツが組み合わさったおもちゃは外れたときに誤飲する危険があるため、それぞれの部品のサイズに着目してください。
また尖った形状のおもちゃは、赤ちゃんが触れたり口に入れたりした際に、指や口の中、顔などをケガする危険があります。そのため丸みを帯びた形状のものを選びましょう。柔らかいシリコン素材などのおもちゃもおすすめです。
口に入れても安全な素材か確認する
0~1歳頃の赤ちゃんは、手に取ったものを何でも口に入れてしまいます。そのため、舐めたり口に入れたりしても安全な素材・塗料が使われているかを確認しましょう。
日本製であれば、日本玩具協会が定めた安全基準を満たしている「STマーク」、海外製であればEU加盟国の基準をみたしている「CEマーク」が記載されている製品を選ぶのがおすすめです。
お手入れしやすいか確認する
赤ちゃんが舐めても大丈夫なように、おもちゃを清潔に保つにはお手入れのしやすさが重要です。布製のおもちゃは丸洗いできるものを選びましょう。洗濯機が使用できるものであれば、より簡単にお手入れできます。
プラスチックやシリコン製であれば、さっと拭いたり洗ったりするだけで清潔に保てます。なかには煮沸消毒OKの製品もあるのでチェックしてみましょう。
音や肌触り、知育玩具として効果で選ぶ
発達具合にあったおもちゃを選べば、より赤ちゃんの興味を引くことができるでしょう。音や肌触り、知育玩具としての効果に着目して選ぶのがポイントです。
生まれたばかりの赤ちゃんに対し、あまり強い刺激を与えるのは好ましくありません。そのためオルゴールのような優しい音色のもの、柔らかい肌ざわりのものなどを選んであげましょう。視覚はまだぼんやりとしか見えていないため、赤・青・黄などはっきりした色彩のものを選ぶのがおすすめです。
新生児(生後0ヶ月の赤ちゃん)のおもちゃの人気おすすめ
最後に、生後0ヶ月の赤ちゃんにぴったりのおもちゃ人気おすすめの5アイテムを紹介します。
ガラガラ・ラトル
ガラガラ・ラトルは音を楽しむおもちゃです。音の種類はもちろん、デザインや素材もさまざまなアイテムがあります。0ヶ月の頃はママやパパが手にもってガラガラと鳴らしてあげましょう。
聴覚を刺激して赤ちゃんの興味を引くのはもちろん、ぐずり対策としても有効です。また赤ちゃんの目の前で動かすことで、動くものを目で追って楽しむこともできます。
メリー・モビール
メリー・モビールは赤ちゃんの頭上に吊り下げたモチーフがくるくる回ったり動いたりすることで、視覚を刺激するアイテムです。赤ちゃんが手を動かせるようになると、触って楽しむこともできます。
かわいらしい動物やキャラクターモチーフのものなどデザインは豊富。ベビーベッドだけでなくベビーカーに取り付けできる製品もあります。さらにオルゴール音が搭載されているものを選べば、寝かしつけにも便利です。
ぬいぐるみ
ファーストトイとして定番のぬいぐるみは、赤ちゃんが落ち着けるお友達のような存在になります。ママ・パパが手に持ってお話してあげたり、赤ちゃんのそばに置いてあげたりしましょう。
なかにはオルゴール音や胎内音を内蔵した、寝かしつけ効果が期待できる製品もあります。
布絵本
出産祝いでも人気の布絵本。めくって楽しむのはもちろん、触ると音が鳴ったり、仕掛けがついていたりなど赤ちゃんの興味を引く工夫がいっぱいです。
布製なので洗えて清潔に保てますし、軽いのでお出かけの際にも活躍します。赤ちゃん好みのキャラクターや、視覚を刺激しやすいポップな色使いのものなど好みに合わせて選びましょう。
ジム・プレイマット
新生児向けのジム・プレイマットは、アーチ状のバーにモチーフやおもちゃがつり下がっており、寝転がって遊ぶことで五感を刺激できます。軽くて丈夫なプラスチック製や、おしゃれな木製などラインナップも豊富。
また成長に応じて長く使えるものが多く、赤ちゃんが飽きずに遊べるのもポイントです。バーを外してプレイマットとして使えるものや、変形しておすわりやつかまり立ちで遊べるタイプもあります。
出産祝いにも人気! 赤ちゃんにとって初めてのおもちゃを楽しく選ぼう
0ヶ月の赤ちゃんは寝ている時間がほとんどで、体を自由に動かせるようになるのはまだまだ先です。しかしママやパパが話しかけてあげたり、おもちゃを目の前で振ったりすると、じっと見つめてきたり興味を示したりすることもあります。新生児期の赤ちゃんは、ママ・パパと触れ合うことが大切な時期です。
また、この時期からおもちゃを取り入れることで、赤ちゃんの五感を刺激することができます。本記事を参考に安全性の高いおもちゃを選んで、0ヶ月から赤ちゃんと一緒に遊ぶ時間をつくってみてくださいね。
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