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赤ちゃんが夜に寝ない! 新生児・生後1ヶ月の赤ちゃんが寝てくれない原因と対処法

赤ちゃんが「なかなか寝ない」「夜中に起きて泣き止まない」といった経験はありませんか? 言葉が話せない赤ちゃんは泣いて意思表示しますが、寝てくれない原因は親でも簡単に理解することはできません。無理に寝かしつけようとしてもうまくいかず、困っているママパパも多いかと思います。

そこで今回は、新生児がなかなか寝ない原因と対処法、そして寝かしつけるコツを紹介します。

赤ちゃんの睡眠時間

生まれたばかりの赤ちゃんは寝ている時間が長く、新生児期の1日の睡眠時間は、平均で15~20時間ほどです。昼夜関係なく3~4時間おきに睡眠と覚醒を繰り返しています。赤ちゃんが眠ってもちょっとした物音や刺激で起きてしまうのは、レム睡眠という浅い眠りを頻繁に繰り返しているためです。

成長するとだんだん昼夜の区別がつくようになり、生後4ヶ月頃には夜にまとまって眠れる子も出てきます。そして1歳近くなると、昼に活動して夜眠るという生活サイクルが身に付いてくるのです。

ただし赤ちゃんによって、睡眠には個人差があります。幼いころから夜にまとめて寝るなど、よく寝る赤ちゃんもいれば、あまり寝ない赤ちゃんもいます。睡眠時間が短かったり、寝つきが悪かったり、夜泣きが多かったりなどさまざまなケースがあります。

そのため平均より睡眠時間が短くても、過度な心配はいりません。とくに眠そうでなく、起きているときも機嫌が良ければ、十分な睡眠時間が摂れていると考えられます。

赤ちゃんが寝ない原因

赤ちゃんは言葉で意思表示ができないので、なかなか寝てくれないとママパパもどうすればよいかわからず困ってしまいますよね。ここでは赤ちゃんが寝ない原因を紹介します。

空腹感がある

赤ちゃんが寝ないときは、空腹感があり母乳やミルクを欲しがっている可能性があります。低月齢の赤ちゃんは胃が小さく、一度にたくさんの母乳やミルクを飲めません。とくに新生児期はママの母乳の分泌量が少ないこともありますし、赤ちゃんがおっぱいを吸う力が弱いため、すぐにお腹が空いてしまいます。まずは授乳を試してみましょう。

不快感がある

赤ちゃんが寝なかったりずっと泣いていたりする場合は、以下のような不快感を訴えている可能性があります。

  • おむつが濡れている
  • ゲップがでない
  • 便秘 など

赤ちゃんが泣いているときにまずチェックしたいのが、おむつが濡れていないかです。乳児期のうちは、おしっこを膀胱にたくさん溜めることができず頻繁に排尿します。赤ちゃんの肌はデリケートなので、おむつが濡れると不快に感じて起きてしまうのです。

その他に多いのが、ゲップや便秘が原因で起こるお腹の張りです。授乳後にゲップをさせるのは一苦労ですが、諦めて寝かせてしまうとお腹が苦しくなったり、吐き戻したりすることもあります。便秘の場合も、お腹の張りが不快になって寝付けない原因となります。それぞれの原因を取り除いてあげましょう。

興奮状態にある

日中のできごとや物音・匂いなど、赤ちゃんはちょっとしたことでも刺激となり興奮状態になることがあります。とくにぐずっておらず、機嫌が良さそうであれば興奮して寝付けないだけかもしれません。気持ちが落ち着いてくるまで様子を見てあげましょう。

お昼寝時間が長い

月齢が進んだ赤ちゃんが夜に寝てくれないのであれば、お昼寝時間が長いからという可能性もあります。新生児期は昼夜の区別がなく、3時間ほどの間隔で起きたり寝たりを繰り返します。そのため夜間も授乳やおむつ替えなどのお世話が必要です。

月齢が進むと徐々に夜まとめて寝るようになり、生後6ヶ月を過ぎると午前と午後に2回お昼寝、そして夜間眠るというスタイルに移行していきます。この頃になってくると、長すぎるお昼寝は夜の寝つきが悪くなる原因となります。月齢が進むごとに少しずつ日中遊ぶ時間を増やし、お昼寝時間を少なくしてみましょう。

また朝起きる時間が遅いのも、夜寝付けない原因となります。毎朝決まった時間に寝室のカーテンを開けて、日光を取り入れて起床を促しましょう。

体調が悪い

赤ちゃんが寝つかず泣いている場合は、体調が悪い可能性もあります。少しでもいつもと様子が違うと感じたら、こまめに体温を計るなど様子を見ましょう。普段から毎日検温しておくと平熱を把握できるので、発熱があるかの判断もしやすくなります。

熱がなくても、腹痛や鼻水などの体調不良も考えられます。新生児や低月齢の赤ちゃんは急変しやすいため、体調が悪い場合は早急に医療機関を受診するなどの対処をしましょう。

寝る環境が適していない

これといった原因が見受けられなのに赤ちゃんが寝ない場合は、寝室の環境が赤ちゃんに適していない可能性があります。生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節がうまくできず、お肌も敏感。暑さやムレで不快になると、寝付けず泣いて訴えることがあります。赤ちゃんの体が冷えていないか、汗をかいていないかなどを確認し、快適な室温・湿度にしてあげましょう。

またスマートフォンの明かりやテレビなどの音も、赤ちゃんが寝ない原因となります。赤ちゃんの側や隣室の環境も見直してみましょう。

詳しくはコチラ

赤ちゃんを寝かしつける時のコツ

最後に赤ちゃんを寝かしつける時のコツを紹介します。赤ちゃんがなかなか寝付かない原因は、ただちに対処できるものあれば日ごろの生活を見直すことで改善できるものもあります。

赤ちゃんはもちろんママパパも夜ぐっすり眠れるように、これから紹介する方法をぜひ参考にしてみてください。

不快になっているものを取り除く

心地よい眠りにつけるように、赤ちゃんにとって不快になっているものを取り除いてあげましょう。不快感の原因はさまざまですが、以下のリストを1つずつチェックしてみてください。

  • お腹が空いていないか
  • おむつが濡れていないか
  • 汗などで肌着が汚れていないか
  • 室温・湿度は快適か
  • お腹が張っていないか
  • 発熱などの症状はないか
  • 部屋が明るすぎないか
  • テレビなどの騒音がしないか

新生児期は何らかの不快感を訴えて泣くのがほとんどです。また赤ちゃんは肌が敏感なため、寝具の肌触りや肌着の縫い合わせ、商品タグなどが刺激となって不快に感じることもあります。赤ちゃんの肌の様子もチェックすると良いでしょう。

添い寝やスキンシップをする

添い寝をしてママやパパの心臓の音を聞かせてあげると、赤ちゃんは安心して眠りやすくなります。また胎内にいた頃と似たような状況を作るのも効果的です。おくるみで包んであげたり、子宮内の音を再現したグッズや動画などを聴かせてあげたりしても良いでしょう。

さらにスキンシップをすると、赤ちゃんがより安心して寝付きやすくなります。そっと抱きしめたり頭をなでたり、背中をトントンしてあげましょう。寝る前に絵本を読み聞かせてあげても良いですね。

睡眠環境を整える

赤ちゃんがぐっすり眠れるように、寝室の環境を整えてあげましょう。室温は夏場が26~28℃、冬場は20~23℃が目安です。赤ちゃんにエアコンの風が直接あたらないように調節してあげましょう。

赤ちゃんは暑がりなので、冬場でも衣服の着せすぎや布団のかけすぎは良くありません。ただし新生児期は体温調節機能が未熟なため、大人より1枚多く着せてあげます。

赤ちゃんが寝る時間になったら、寝室は暗くしましょう。夜間の授乳で照明をつけてしまうのは、赤ちゃんにとって刺激となり寝つきが悪くなる原因となります。授乳の際も部屋は薄暗いまま、もしくは手元の照明のみにしましょう。

生活リズムを整える

生活リズムを整えていくと、時間の感覚がなかった赤ちゃんにも昼夜の区別がつくようになってきます。起床・散歩・お風呂・就寝など1日の流れを毎日同じ時間にしてあげると効果的です。

朝は7時頃までに起きて、カーテンを開けて日光を取り入れてあげましょう。昼間は散歩をして外の風に当ててあげると、ほどよく疲れて夜に寝付きやすくなります。お昼寝の時間は、部屋を明るくしたままにしましょう。夜寝る時間になったら部屋を消してあげれば、昼寝と夜の睡眠の区別がつきやすくなり、自然と眠れるようになってきます。

寝る前に絵本を読んであげたり、「ねんねの時間だよ」など声掛けをして赤ちゃんの背中をとんとんしてあげたりなどの入眠儀式を行うのもおすすめです。毎日同じことを行うと、赤ちゃんが眠る前の合図として覚えてスムーズに眠りに付けるようになりますよ。

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赤ちゃんがなかなか寝てくれなくても焦らないで

新生児期の赤ちゃんはすぐに起きてしまうのに、授乳やおむつ替えをしても寝てくれないとママパパが休めずヘトヘトに。ときには頑張って寝かしつけようとして逆効果になってしまうこともあるでしょう。

まずはママパパが気持ちを落ちつけてみましょう。ママパパの気持ちが和らぐことで、赤ちゃんにも安心感を与えることができます。そして今回紹介したように、赤ちゃんにとって不快な原因を探して取り除いてあげましょう。

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