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赤ちゃんのひとり歩きはいつから? 練習は必要? 歩く前兆や注意点を紹介

短い月日でめまぐるしく成長しておく赤ちゃん。わが子が初めてひとりで歩きだす瞬間を楽しみに待つ方も多いのではないでしょうか。

今回は、赤ちゃんがひとり歩きを始める時期の目安や歩くまでの成長過程、歩きはじめの時期に気を付けたいことなどについてご紹介します。

いつ頃から赤ちゃんは歩きはじめるの?

赤ちゃんは生まれてから少しずつ体の動かし方を習得し、遊びを通して筋力を鍛えていきます。ある日突然歩き方を理解するわけではなく、段階を踏んだ成長過程のひとつとして、ひとり歩きがあるのですね。

目安は生後12ヶ月頃

赤ちゃんがひとり歩きを始める時期の目安は、生後12ヶ月前後と言われています。赤ちゃんは生後12ヶ月頃になると、歩行のために必要となる足の筋力や、直立した姿勢を保つ力がついて歩くための準備が整ってきます。

個人差をやさしく見守ろう

とはいえ生後12ヶ月というのはあくまで目安の時期。赤ちゃんの身体の発達は個人差が大きく、一概に言えないことがほとんどです。ひとり歩きは早ければ1歳前からできるようになる子もいますが、1歳半頃までしない場合もあって人それぞれです。

想定よりも発達が遅いと感じると不安になるものですが、まわりと比べたり過度な心配をしたりせず、大らかな気持ちで見守りましょう。

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赤ちゃんが歩きはじめるまでの成長過程

赤ちゃんがひとり歩きするようになるまでには、必要な発達段階をしっかりと踏んでいくことが重要です。赤ちゃんは時間をかけて、全身のさまざまな筋肉やバランス感覚を養っていきます。

なお、以下で記載している月齢はあくまで目安であり、個人差によって順序が入れ替わることや、順番を飛ばしてもう一つ先の動作ができようになることもあります。

寝返り: 生後4ヶ月から7ヶ月頃

赤ちゃんの運動能力の発達として最初に見られるのが、寝返りです。目安として生後4ヶ月から7ヶ月頃にできるようになるとされています。それまで仰向けに寝ているだけだった赤ちゃんが、自分の力で身体の下から腕を抜いてうつ伏せになる姿はとても感動的ですね。

ハイハイ: 生後7ヶ月から10ヶ月頃

寝返りからうつ伏せの姿勢を習得した赤ちゃんは、腕と脚を動かして行きたい場所へ移動するようになります。腹ばいで動くずりばいから、おなかを浮かせて移動するハイハイができるようになるのは生後7ヶ月から10ヶ月頃。

腕の筋力がついてくるとハイハイができるようになりますが、ずりばいだけでハイハイをしない子もいます。

つかまり立ち: 生後10ヶ月頃

椅子やテーブル、壁などに手をついて立ち上がるつかまり立ちは、生後10ヶ月頃からできるようになる動作です。赤ちゃんの日々の運動による発達から、両足で体重を支える、上半身のバランスを取るなどの力がついてきた証拠ですね。

それまでハイハイやお座りが中心だった赤ちゃんの目線が高くなり、視野が広がります。

伝い歩き: 1歳頃

つかまり立ちの状態から、足を動かして移動する伝い歩き。目安では、1歳頃からできるようになります。伝い歩きをすることで足腰の筋肉が鍛えられ、ひとり歩きへの準備が整えられます。

ひとり歩き: 1歳~1歳半頃

伝い歩きを繰り返すうちに、少しずつ手の支えがなくても一歩、二歩と歩けるようになります。初めのうちは両手を上にあげてバランスを取る姿勢が見られますが、慣れてくると手も下がりますよ。可愛いよちよち歩きが見られる貴重な時期ですね。

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歩く練習はした方がいい?

つかまり立ちや伝い歩きが上手になっても、なかなかひとり歩きが始まらない場合もあります。そんな時、歩く練習をさせた方が良いのではないかと迷うこともあるかもしれません。赤ちゃんのためにママやパパにできることはあるのでしょうか。

無理な練習はせず赤ちゃんのペースで

基本的には、赤ちゃんに歩く練習は不要です。歩くために必要な身体の機能がしっかりと備わり、赤ちゃん自身が「歩きたい」と意欲を持って初めて一歩が出ます。赤ちゃんの準備が整うタイミングを待ちましょう。無理な練習は、転倒などの危険にもつながる恐れがあります。

赤ちゃんのひとり歩きをサポートするコツ

赤ちゃんが欲しがるおもちゃなどを、少し離れたところに置いて取りに行くよう促す、手押し車を与えるなど、無理なく楽しんで歩く練習をする方法があります。

この場合も、あくまで赤ちゃんの意欲を大切にするのがポイント。普段から、赤ちゃんが自主的に動きやすいよう部屋の環境を整えてあげましょう。

赤ちゃんが歩きはじめたら注意したいこと

歩けるようになったばかりの赤ちゃんは、バランスを崩してよろけたり、転んだりしてしまうことがよくあります。転んで家具にぶつかる、床を這うコードや段差でつまずくなどの事故が想定されますので、あらためてお部屋の中の安全対策を見直してみてくださいね。

安全な環境をつくろう

安全対策の具体例として、家具の角に取り付けるクッション材や、床に敷くジョイントマットなどがあります。これらのアイテムがあると、ぶつかったり転んだりした時の衝撃を和らげることができて安心です。

また、階段やキッチンなど危険な場所にはひとりで入れないようにゲートを取り付けて、事故を未然に防ぐ工夫をしましょう。赤ちゃんの手が届きそうな家電にはチャイルドロックをかけておくのも忘れずに。

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この時期だけの成長の瞬間をあたたかく見守ってあげましょう

赤ちゃんは1歳頃になると、ひとり歩きができるようになってきます。しかし個人差が大きい部分でもあるので、この「1歳頃」という時期に囚われすぎないようにしましょう。

ひとり歩きに限らず、子育ての心配事は後になって振り返ると「それほど心配しなくても良かったな」と思うことばかりです。まわりの大人が焦っていてもそうでなくても、いずれ赤ちゃん自身のペースでタイミングが訪れます。目の前の赤ちゃんを信じて見守る姿勢を忘れないでくださいね。

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