子育て

赤ちゃんのげっぷはいつまで? げっぷをさせる理由や出し方のコツ、出ない時の対処法

赤ちゃんのげっぷはいつまでなのか、出し方のコツや出ない時の対処法

授乳の後にさせる赤ちゃんのげっぷ。げっぷがなかなか出ない赤ちゃんを育てるママパパはげっぷをさせるだけでひと苦労。

「授乳後の赤ちゃんのげっぷはいつまでさせればいいの?」「一人でげっぷが出来るようになるのはいつから?」と気になっているかもしれませんね。

この記事では、赤ちゃんが自分でげっぷできるようになる時期、げっぷをさせる理由をよくある疑問とあわせてご紹介します。

赤ちゃんにげっぷをさせる理由とは

生まれたばかりの赤ちゃんは母乳やミルクを飲むときに、空気も一緒に飲み込んでいます。赤ちゃんの胃は「とっくり型」と言われる縦長の形をしています。そのため、一度に飲みすぎたり、少しの刺激が加わったりすることで吐き戻ししやすくなっています。

吐いたものが気管に詰まって窒息することを避けるために、授乳後はげっぷをさせて、胃に入った空気を出す必要があるのです。

げっぷはいつまでさせる? やめる目安は?

授乳後のげっぷはいつまで大人がお手伝いしなければならないのでしょうか。やめる時期については、明確に決まっているわけではありません。げっぷのお手伝いをやめる目安は、赤ちゃんが授乳後にげっぷをしなくても苦しそうでない、お腹が張っていない、吐き戻しをしないなどの様子が見られることです。

多くの赤ちゃんは首がすわる生後3~4ヶ月頃になってくると、ミルクを上手に飲めるようになります。すると、背中をトントンしたりさすったりしてもげっぷが出なくなります。また、成長に伴い、自分でげっぷを出すようになります。個人差がありますので、赤ちゃんの発達や様子を見て判断しましょう。

赤ちゃんにげっぷをさせるタイミング

赤ちゃんにげっぷをさせるのは「授乳後」だと言われていますが、実は授乳の途中にさせる方法もあることをご存じでしょうか?

授乳中に、空気をたくさん飲み込んでお腹が張って苦しいと赤ちゃんの機嫌がわるくなることがあります。赤ちゃんが苦しそう、機嫌が悪そうであれば、授乳の途中でげっぷを出してあげましょう。タイミングとしては、母乳の場合は左右を変えるとき、ミルクの場合は半分程飲み終わったときがよいでしょう。

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正しいげっぷの出し方

赤ちゃんの正しいげっぷの出し方を、新生児向けと、1ヶ月健診を終えた乳児向けの2つご紹介します。

新生児向け|げっぷの出し方

  1. 赤ちゃんの首を支えて縦抱きにします。
  2. 赤ちゃんの胸が大人の肩に乗るくらいまで持ち上げます。
  3. 赤ちゃんの背中を下から上にさするか、トントンと優しくたたきます。

1ヶ月健診を終えた乳児向け|げっぷの出し方

  1. 赤ちゃんを大人の膝に乗せ、上半身を少し倒した前かがみの姿勢で座らせます。
  2. 片方の手のひらで赤ちゃんの胸を支え、指で赤ちゃんのあごを持ち、頭を支えます。
  3. もう片方の手で赤ちゃんの背中を下から上にさするか、トントンと優しくたたきます。

どちらの方法もあまり長すぎると赤ちゃんにもママパパにも負担がかかりますので、3~5分程度を目安に行うようにしましょう。

赤ちゃんの背中を真っすぐに、お腹から口へ空気を動かすイメージで下から上にさするとげっぷが出やすくなります。トントンとたたく場合、なかなかげっぷが出ないと力が入ってしまいがちですが、緊張して余計にげっぷが出にくくなるので、優しくたたくようにしましょう。

赤ちゃんのげっぷに関する疑問

最後に赤ちゃんのげっぷに関するよくある疑問について解説します。

げっぷは何回でればいい?

げっぷの回数も赤ちゃんによって個人差があります。上手に飲めるのでげっぷが出ない赤ちゃん、1回で空気を出し切る赤ちゃん、何回かに分けて空気を小出しにする赤ちゃん。赤ちゃんの様子を見て、苦しそうなら続けてげっぷをさせてあげましょう。

また、よく吐き戻しをしてしまう赤ちゃんは、げっぷで空気を出してあげる回数を多めにするとよいでしょう。

げっぷが出ないときはどうしたらいい?

背中をさすったり、トントンしたりしてもげっぷが出ないこともあります。げっぷの音が小さくて聞こえないこともありますし、空気はおならとして出ることもあります。3~5分続けてもげっぷが出ないときは、赤ちゃんの顔と体を横向きして寝かせれば大丈夫です。横向きにするのは、吐き戻したときに気管に詰まって窒息することを防ぐためです。

げっぷが出ないでそのまま寝かせた場合は、15分程は吐き戻しがないかどうか様子を見るようにしましょう。

ミルク後にげっぷしないまま寝てしまったら?

赤ちゃんはミルクを飲みながら寝落ちしてしまうこともありますよね。せっかく眠ってくれたのにげっぷを出させるために体を起こして背中をトントンすると目が覚めてしまうかもしれません。

ミルクの後、げっぷをさせる前に赤ちゃんが寝てしまったら、わざわざ起こしてげっぷをさせる必要はありません。寝ている間に苦しそうな様子であれば、頭の下の枕を少し高めにするなど、上半身を高くして寝かせると空気が出やすくなりますよ。

首すわり前の赤ちゃんは角度がつきすぎないように注意して、タオルやクッションを使う間は窒息の恐れがあるので目を離さないようにしましょう。

詳しくはコチラ

げっぷが出ないときも焦らず、優しくサポートしてあげよう

赤ちゃんのげっぷはいつまでなのか、一般的な時期を紹介しました。はっきりした決まりはなく、個人差も大きいことなので、それぞれの赤ちゃんの様子に合わせて卒業するかどうか決めるのがいいでしょう。

なかなかげっぷが出せなくて苦労している人は、ここで紹介したコツや出ないときの対処法を試してみてくださいね。

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