狭いベランダでは洗濯物を干す際に十分なスペースを確保できないため、効率良く干すことができず、苦労している方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、洗濯物を効率良く干すための工夫や、物干しなどの便利なアイテムについて詳しく解説していきます
狭いベランダでの洗濯物の干し方は?
マンションや集合住宅では一般的に狭いベランダが多く、洗濯物を干すのに苦労している方も多いのではないでしょうか?狭いベランダの戸建ても多いようです。
ここでは狭いスペースで工夫して洗濯物を干す方法について紹介していきます。
洗濯物を干す順番を工夫する
そもそも洗濯物が乾くまでにどれくらいの時間がかかるのでしょうか? 夏場などは気温が高いため、朝に干したTシャツやタオルなどは昼には完全に乾いています。
乾くのにかかる時間は洗濯物の素材やベランダの風の通り方、日当たりの状況などにより多少の差が出てきます。早くて4時間程度で乾いてしまうようですが、洗濯物が乾く時間を短縮できる乾かし方のコツがあります。
そのコツのひとつがピンチハンガーを使用し、内側から順番に短い洗濯物を干し、外側に向かうにつれて大きい洗濯物になるような順序で干していく方法です。バスタオルなどの長いものは一番外側に干すようにしましょう。
全体的な形としては、ピンチハンガーの内側から外側にかけて洗濯物が少しずつ大きくなるような「アーチ状」になっていくのが理想的です。
洗濯物がアーチ状になっていると、脱水後で少し濡れている洗濯物に対して風がスムーズに流れていくので洗濯物が早く乾くようになります。この時にサイズ別に干さなければ、下から流れる空気が上手く循環できないため、中心部に風が通らずに乾きが遅くなるので注意しましょう。
物干し竿を活用する
マンションや集合住宅に常設されている物干しの支えを利用し、そこに物干し竿2本とひも付き洗濯バサミを使用して洗濯物を干します。
まず、物干し竿にひも付き洗濯バサミを通していきます。もしひも付き洗濯バサミがない場合は、100均で売っている結束バンドや、家にあるひもなどを代用しても可能です。
あとは2本の物干し竿につけた洗濯バサミで洗濯物を広げながら挟んでいけば完成です。2本の物干し竿の間隔をできるだけ広げれば、洗濯物の乾きも早くなるのでおすすめです。
効率的な掛け布団の干し方
最初にクリップハンガーを準備し、布団の羽毛部をできるだけ避けた状態で挟みます。それを物干し竿に吊るします。ハンガーで干しておけば取り込み時も楽になりますので、効率的といえるでしょう。
多機能物干しグッズを使用する
狭いベランダ用でも活用できる便利なグッズは具体的にどのようなものがあるのでしょうか? ここからは便利な物干し用のグッズを紹介していきます。
物干しスタンドを活用する
物干しスタンドを利用すれば低めに洗濯物を干すことができ、洗濯物が外から見えないので安心です。タオルの洗濯が多い場合でもタオル掛けがついたタイプのスタンドを使えば、たくさんのタオルを同時に干すこともできるのでおすすめです。
もしベランダが極端に狭くてタオルハンガー部分が収まらないときは、たたんでの使用も可能ですのでとても便利です。たためるタイプの物干しスタンドは狭いベランダでも小さく収納が可能ですので邪魔になりません。
突っ張り物干しを使用する
とても狭く、物干しを置けるようなスペースがないベランダも、突っ張り棒を使用すれば空いたスペースで洗濯物を干すことが可能です。
室内での使用においても自分の好きなスペースに設置でき、移動も簡単に行えますのでおすすめのグッズといえるでしょう。
ピンチャーハンガーを使用する
狭いベランダでの使用に最適なハンガーが、ピンチャーハンガーです。伸縮自在のハンガーで、あらゆるスペースのベランダに対応可能で非常に便利なグッズといえるでしょう。収納するときにはジャバラ状に閉じればとてもコンパクトになるのでおすすめです。
その他100均の便利グッズを使用する
ここでは100均(100円ショップ)で買える洗濯物を干す際の便利グッズを紹介していきます。
バスタオル用ハンガー
バスタオル用ハンガーは、場所をとってしまうバスタオルを干すためのハンガーです。使用時に通常のハンガーが広がったような形状になるため1つのハンガーで大きなバスタオルを干すことができます。
ハンガーホルダーを使用する
ハンガーホルダーはハンガーを等間隔でかけられるように作られている便利なグッズで、これを使用すれば風通しをキープしながら同時に数個のハンガーを使用できます。
ドラム式洗濯機や衣類乾燥機の導入もおすすめ
ここまでは狭いベランダで洗濯物を干す際のおすすめのグッズの紹介や、干し方の工夫などについて詳しく解説をしてきました。
これらの方法を試してみてもどうしてもベランダが狭く感じて仕方がない方などは、ドラム式洗濯機や衣類乾燥機などの導入もおすすめです。
あわせて読みたい
-
洗濯機の容量・大きさはどれくらいがベスト? 選び方を解説します
続きを見る
家電の購入で迷ったら、家電レンタルもおすすめです。定額料金で好きな家電を利用することができるため、レンタル期間によっては新品を購入するより費用がかからずに済みます。購入するときも事前にレンタルを利用すれば、気軽に機能を試すことができますよ。
AQレントでは新品家電・中古家電それぞれのレンタルが選択可能。レンタルできる商品の型番はもちろん、商品情報も充実。実際の使用イメージが湧きやすいように、商品情報や画像を詳細に説明しているのもうれしいポイントです。さらに大型家電なら配達員がそのまま商品の設置までサポートさせていただきます。