洗濯機

洗濯機の容量・大きさはどれくらいがベスト? 選び方を解説します

2021年10月29日

洗濯機の選び方を解説

一人暮らしの新生活に必須なものが洗濯機です。もしも洗濯機がなかったら、毎晩遅くに疲れて部屋へ帰ってから近くのコインランドリーへ出かけて行って、小一時間もドラム洗濯機と乾燥機を回すことになってしまいます。

では、一人暮らしではどんな洗濯機を選んだらよいのでしょう。家電量販店の洗濯機売り場へ出かけると、昔ながらの2層式の洗濯機、乾燥機能付き、縦型、ドラム式など、さまざまな洗濯機がずらりと並んでいて、どの洗濯機を選べばよいのか迷ってしまいます。この記事では、洗濯機選びで後悔しないために、一人暮らしにぴったりの洗濯機を選ぶポイントを紹介します。

洗濯容量の目安

洗濯物量の目安は、一般に1日あたり【 人数 × 1.5kg 】といわれます。この計算でいくと、一人暮らしでは倍の余裕を見ても洗濯容量が3kg程度あれば十分ということになります。しかし、毎日疲れて部屋へ帰ってから洗濯するのは、億劫になりがちですよね。ふだん着るシャツやブラウス、下着類などを週末にまとめて洗濯すると考えて、洗濯容量が5kg~7kg程度の小型洗濯機を選べば問題ないでしょう。

一方、小型洗濯機では、寝具などの大きなものを洗うことは難しいので、布団や厚手の毛布などの大きな洗濯物は、コインランドリーやクリーニング店を利用すると割り切りましょう。

ドラム式と縦型洗濯機はどちらがおすすめ?

家電量販店の洗濯機売り場には、スタイリッシュなドラム式の洗濯機を多く見かけます。ドラム式は節水効果が高く、ドラムの回転によって洗濯物を持ち上げて落とす『たたき洗い』なので、洗濯物がからまず生地が傷みにくい特徴があります。また、ほとんどのドラム式洗濯機には乾燥機能がついているので、干す手間が省けるのも魅力的ですね。ただし、ドラム式はサイズが大きく賃貸物件の洗濯機スペースには収まらないことが多いので、設置場所の寸法をきっちり測って確認することが大切です。また、部屋までの搬入経路も確認が必要です。エレベーターのドアの開閉寸法や、階段の幅、部屋の入口の幅なども十分に確認してください。

一方、容量が5kg程度の縦型洗濯機は、省スペースなので場所を選ばず設置することができます。賃貸物件の防水パンでも問題なく設置できるでしょう。ただし、縦型洗濯機の乾燥機能のほとんどは電気ヒーター式なので、ヒートポンプ式のドラム式と比べて乾燥性能は劣ります。完全に乾かすには時間と電気代がかかるので、半乾きの状態で洗濯機から取り出して、干してしっかりと乾燥させるほうが経済的です。縦型洗濯機は干して乾かすのが前提と割り切りましょう。

洗濯機の大きさは購入前に確認

わざわざ家電量販店まで出かけて悩んで選んだ洗濯機が、部屋の洗濯スペースに置くことができなかったらがっかりですよね。ですから、洗濯機選びの前に部屋の洗濯機を設置する場所のサイズをきっちり測っておきましょう。また、一般に洗濯機を置くためには、洗濯機本体の幅に左右合わせて10cm程度余裕をもった空間が必要です。

設置場所に置ける?

たとえば、日立製の『縦型洗濯乾燥機 ビートウォッシュ BW-DV80G』の場合には、幅610mm×奥行き635mm×高さ1,040mmの設置スペースが必要です。さらに、縦型のこの洗濯機の場合、洗濯物を上部から取り出すので、扉を開けるために1,380mmほど高さの余裕が必要です。

一方、パナソニック製の『ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VG750』では、幅639mm×奥行き600mm×高さ1,200mmの設置スペースが必要で、ドラム式の場合には手前に扉が開くので、扉を開くのに必要な奥行きのサイズは1,152mmほどになります。

防水パンの大きさもチェック

賃貸物件の洗濯機設置スペースには、排水の水が漏れてしまうことを防ぐために、防水パンが設置されていることがほとんどです。防水パンの大きさは、正方形の場合には640mm×640mm、長方形ならば740mm×640mmが一般的です。一人暮らしに適した容量が5kg以下の洗濯機の場合、縦型の洗濯機ならば問題なく置けるサイズですが、ドラム式の場合には設置面積が大きくなるので、防水パンの大きさをよく確認しておきましょう。

また、防水パンの排水溝の位置にも注意が必要です。洗濯機の排水ホースの取り回しが可能な場合はよいのですが、排水溝までのホースの取り回しが難しい場合には、洗濯機を設置する前にL字型の排水ホースを用意しておきましょう。

まとめ

この記事では、一人暮らしの洗濯機の大きさについて、選び方のポイントを解説してきました。洗濯容量としては5kg程度あれば十分ですが、単身者向けの物件では、3kgタイプの洗濯機を置くことを想定して非常に狭いスペースしか洗濯機を置く場所が確保されていないケースがあるので、洗濯容量だけではなく洗濯機の設置スペースもしっかりと確認して洗濯機選びで後悔することがないようにしましょう。

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