一人暮らしをしていて洗濯物を外に干していると、ついつい取り込むのを忘れてしまって干しっぱなしにしてしまった経験はありませんか? 実は洗濯物を干しっぱなしにしていると、さまざまなデメリットが起きてしまいます。
洗濯物を干さないといけないのは知っていても、干しっぱなしにすることでのデメリットを知っている方は少ないのではないでしょうか? そこで今回は、洗濯物を外に干しっぱなしにしておくことのデメリットをご紹介します。
一人暮らしだと特に洗濯物を干しっぱなしにしてしまう人が多いので注意です。また干しっぱなしによるデメリットをカバーするための対策もお伝えします。
干しっぱなしのデメリット
洗濯物を干しっぱなしにしてしまうと以下の6つのデメリットが起こります。
夜露のせいで湿ってしまう
洗濯物を外に干しっぱなしにしておくと、洋服の生地や繊維に湿気が溜まりやすくなってしまいます。特に夜の時間は昼よりも湿度が上がりやすくなるので夜露が発生しやすくなります。
夜露により、洋服がしっとりと濡れているような状態になってしまいます。せっかく洗濯物を乾かそうと外に干しているのに夜まで干しておくと、夜露で再び濡れた状態になってしまいます。そうなると、生乾きによる臭いが発生して再び洗濯することになってしまいます。
洗濯物が色あせる
太陽の光は洗濯物を乾かすのに最適なものですが、長い時間干しっぱなしにしておくと紫外線の影響で変色しやすくなってしまいます。
干しっぱなしにしてある洗濯物が紫外線を浴び過ぎると、洋服の材料に使われている染料が化学反応を起こしてしまって色あせてしまうのです。洗濯物を外に干す際は、洗濯物が乾いたらすぐに取り組むのがいいでしょう。大切な衣類を長く利用するためにも、長時間干しっぱなしにしておくのは避けましょう。
嫌なニオイが発生する
洗濯物を干しっぱなしにしておくと、湿気による嫌なニオイや雑菌の原因になります。そうなるとせっかくきれいに洗った洗濯物を再び洗う必要が出てきてしまうので手間がかかってしまいます。
また洋服が嫌なニオイのまま洗濯物を取り込んでしまうと、部屋の中に異臭が入ってしまいます。もし干しっぱなしにしてしまって嫌なニオイがついていた場合には、面倒でももう一度洗濯するようにしましょう。
ホコリや花粉などがつく
外に洗濯物を干しているとホコリや花粉などがついてきます。これは仕方のないことなのですが、長時間干しっぱなしにしていると、その分たくさんついてしまうので注意です。特に花粉症がひどい方は、長時間干しっぱなしにした洋服を着ると、花粉症の症状を引き起こすことになるので気をつけましょう。
花粉症が特にひどい方は、洗濯乾燥機を使って外で干さなくても洗濯物を乾かせる環境を作ったほうがいいでしょう。
虫による被害
外に干すことで虫による被害も起きやすくなります。たとえば干している衣服に虫が卵を産みつけてしまうケースです。もし虫が卵を産みつけてしまったとしても、人間の目に見えないサイズなのでなかなか気付きにくいです。
虫を近寄らせないために洗濯物を干す場所の近くに、虫除けの道具を設置するのがおすすめです。また洗濯物が乾いたら速やかに取り込むようにしましょう。
もし自分が住んでいる近くに公園や森林などがある場合は特に注意しましょう。
防犯上の問題
洗濯物を干しっぱなしにしておくと、防犯上のリスクが高まります。空き巣を狙っている人は、洗濯物が長時間干しっぱなしになっている家を見ると留守だと判断するからです。
さらに夜まで干しっぱなしにしてしまうと、より空き巣に狙われやすかったり、女性の方であれば洗濯物が盗まれてしまうリスクも高くなります。
このように洗濯物を干しっぱなしにしておくだけで、大きなトラブルを引き起こしてしまうので十分注意しましょう。
部屋干しや乾燥機を導入しよう
洗濯物を外に干しっぱなしにしておくと、いろんなデメリットが起こりやすいことはわかったけれど、どうしても忘れて干しっぱなしにしてしまう。そんな方も多いでしょう。
ましてや一人暮らしの方であれば、忙しくて洗濯物を取り込むのをついつい忘れがちです。どうしても忙しくて取り込み忘れてしまう方は、部屋干しや洗濯乾燥機を使うことをおすすめします。
部屋干しであれば外に干しっぱなしになることを防げますし、部屋の中なので洗濯物を管理するのが楽になります。ただし部屋干しだと外干しに比べて乾きが遅くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、洗濯乾燥機を使うことです。洗濯乾燥機のメリットはなんといっても、洗濯と乾燥が両方できる点です。わざわざ外に干さなくても洋服を乾かすことができ、洗濯物を干す手間も省くことができて便利です。
このように、「どうしても洗濯物を干しっぱなしにしてしまう!」「洗濯物を干すのが面倒くさい!」と感じている方は部屋干しや洗濯乾燥機の導入を検討してみてください。
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