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夜間授乳はいつまで続く? 夜中に母乳(ミルク)が必要な期間の目安や負担を減らす方法

新生児から生後しばらくの赤ちゃんは、夜間授乳が必要です。成長とともに夜中の授乳回数は減ってきますが、いつまで続ければいいのか分からない人も多いはず。また、夜中に何度も起こされるので、寝不足で辛く感じることもあるでしょう。

この記事では、赤ちゃんの成長には欠かせない夜間授乳について、やめるタイミングの目安や、なるべく楽に乗り切れる方法などを紹介します。これから赤ちゃんを迎える人にも、今現在夜間授乳中の人にも役立つ情報なので、ぜひ参考にしてください。

夜間授乳とは?

大人が本来睡眠をとる時間帯の授乳を、夜間授乳と言います。生後間もない赤ちゃんは胃が小さいため一度に飲める量が限られ、2~3時間おきの授乳が必要なのが一般的です。

低月齢の赤ちゃんは体内時計が整っておらず昼夜の区別もありません。夜中も空腹を訴えて泣き出すので、夜間授乳が必要になってくるのです。

夜間授乳はいつまで必要? 卒乳の目安は?

夜間授乳は生後すぐから始まり、いつまで必要かは個人差が大きいのですが、赤ちゃんが空腹で目覚めることなく朝まで寝るようになれば不要になります。

母乳分泌の観点からは、夜間授乳にはメリットがあります。授乳回数が多いほど分泌量が増えますし、日中よりも夜間の方が分泌を促す作用が大きいと考えられています。

夜間授乳をいつまで続けるのか、おおよその目安を確認しておきましょう。

生後3ヶ月~生後4ヶ月

生後3~生後4ヶ月頃には、赤ちゃんの胃も多少は大きくなるので一度に飲める量が増えます。夜中にある程度まとめて寝るようになり、夜間授乳の間隔が空いてくることもあるでしょう。ただ、まだまだ一度にたくさん飲めない赤ちゃんも多いので、生後3~4ヶ月頃までは夜間授乳が必須と言えます。

この頃は、基本的に頻回授乳なので「泣いたら吸わせる」という対応で大丈夫です。4ヶ月を過ぎたら、夜間の授乳感覚を3時間以上空けられるように、日中にしっかり授乳することを意識してください。

生後5ヶ月~生後6ヶ月

生後5~生後6ヶ月頃は1回に飲める量がさらに増え、離乳食も始まります。しかし離乳食をしっかり食べられるようになるまでは、夜間授乳が必要な場合もあります。

生後6ヶ月頃でも夜間授乳が多い場合は日中の授乳回数が少なくなり、昼夜逆転してしまうこともあります。日中の授乳回数を増やす、ミルクを足すなどして、夜間授乳の間隔を空けるようにしましょう。

生後7ヶ月~生後8ヶ月

離乳食をしっかり食べられるようになる生後7~生後8ヶ月頃は、自然と夜間の授乳が減る赤ちゃんも多くなります。徐々に間隔が空いているなら、赤ちゃんのペースに合わせましょう。空腹以外の理由で夜中に泣き出す赤ちゃんを寝かしつけるために授乳をすることもあるでしょう。夜中に起きるのが辛い場合は、夜間は卒乳するのも選択肢のひとつです。

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夜間授乳の負担を楽にするポイント

授乳のために夜中に何回も起こされると心身ともに辛いですし、寝不足で疲れもたまりがちです。赤ちゃんが朝まで続けて眠れるようになるまでの期間限定ではありますが、数ヶ月続くので特にママの負担は大きくなります。

なるべく楽に夜間授乳する方法を紹介するので、参考にしてください。

生活リズムを赤ちゃんと合わせる

1回目の夜間授乳を終えたタイミングでママも一緒に眠るようにすると、多少負担が減りますよ。低月齢の赤ちゃんは、だいたい3時間毎に授乳が必要です。

たとえば夜8時に授乳をして寝かしつけたら、次に起きるのは夜11時頃です。そこで授乳をしたらママも布団に入りましょう。「寝ている最中に起こされる」ことが1回減るので少しは楽に感じるでしょう。

母乳とミルクを併用する

夜中に何度も起こされて疲弊している母乳育児のママの場合、ミルクに切り替えることも検討しましょう。一般的に、母乳よりもミルクの方が腹持ちがいいからです。就寝前の授乳をミルクに置き換えるだけでも、夜中に起きる回数が減る可能性があります。

また、夜間授乳をミルクにすればママ以外の人に交代してもらうこともできます。たとえ週に1日でもママがゆっくり眠れる日があると負担はグッと軽くなるでしょう。

夜間断乳をする

赤ちゃんが離乳食をしっかり食べて体重も順調に増えているようなら、夜間断乳も選択肢に上がります。夜のおっぱいがなくなると赤ちゃんは不安や寂しさを感じるかもしれません。優しく説明してあげる、これまで以上にスキンシップをとるなどして安心させてあげましょう。

注意点は、突然授乳回数が減ると乳腺炎のリスクがあることです。適度に搾乳をして少しずつ慣らしていきましょう。

夜中に添い乳はしてもいい?

赤ちゃんに添い寝するような体勢で授乳する「添い乳」は、横になったままで楽に授乳できる方法です。

ただし、夜間授乳では添い乳はあまりおすすめできません。ママがウトウトして赤ちゃんに覆いかぶさったり、布団やクッションがかかったりして窒息の危険性があるからです。添い乳は、ママがしっかりと目が覚めている時だけにしておくのが安全でしょう。

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赤ちゃんの成長やママの体調に合わせて、夜間授乳を進めよう

夜間授乳は赤ちゃんとママの絆を深めたり、母乳の分泌がよくなったりするというメリットもありますが、満足に睡眠が取れない状況は辛いと感じることもあるでしょう。完全母乳であればミルクを取り入れて腹持ちを良くさせたり、パパや他の家族に交代してもらったり、きちんと成長しているなら夜間断乳を進めたり、少しでも負担を軽くする方法を選んでくださいね。

授乳に関わることでは個人差も大きいので、なにより赤ちゃんの成長とママの体調を第一に考え、ゆったりとした気落ちで夜間授乳の期間を乗り切りましょう。

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