赤ちゃんの睡眠環境を整えるためにベビーベッドを選んでいる際、購入以外にレンタルという選択肢があります。ベビーベッドのように使用期間が短く、また使わないときの収納や処分の手間も気にしなければならないベビー用品は、レンタルのほうが便利でお得な場合が多いようです。
今回は買うかレンタルか、どちらがいいのか? それぞれのメリット・デメリットやレンタルするときのポイントを紹介します。
ベビーベッドの使用期間はいつからいつまで?
ベビーベッドの使用期間は、標準サイズのもので最長2年くらいです。しかし、赤ちゃんが寝返りやつかまり立ちをし始めるとベビーベッドを使わなくなる場合も多いようで、3~6ヶ月頃には添い寝に移行するご家庭も。赤ちゃんの成長するスピードは個人差がありますので、使用期間もそれぞれ異なってきます。
そもそもベビーベッドって必要なの?
ベビーベッドを購入するか、レンタルするか。でもその前に、ベビーベッドって本当に必要なのでしょうか。実はベビーベッドには、赤ちゃんとパパママにとってのメリットがたくさんあります。
赤ちゃんが安心して眠れる空間の確保
赤ちゃんをベビーベッドに寝かせれば、親が覆いかぶさってしまうことによる窒息や大人用のベッドからの転落といった危険がありません。パパママも、赤ちゃんも安心してゆっくり眠ることができます。
子育ての負担を軽減できる
お着替えやおむつ替えといった赤ちゃんのお世話を、高さのあるベビーベッドの上ですることができます。特に産後のママは腰痛などの不調を抱えていることが多いので、負担を軽減できるのは大きなメリットですよね。
清潔な環境をつくる
高さのあるベビーベッドは床のホコリやハウスダストから赤ちゃんを守ってくれます。新生児や月齢の低い赤ちゃんは特に、アレルギーの心配のない清潔な環境で寝かせてあげたいですよね。
上の子やペットとの事故のリスクを減らす
上のお子さんの年齢が近い場合、誤飲・誤食や赤ちゃんを踏んだり、抱っこしようとして落としたりといった心配があります。高さのあるベビーベッドに赤ちゃんを寝かせれば、不慮の事故のリスクを減らすことができます。ペットを飼っている場合も、同様です。
買うか? レンタルか? それぞれのメリットとデメリット
ここではベビーベッドを購入する場合、レンタルする場合、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。自分にはどちらが合うか参考にしてみてください。
購入のメリット
・新品を使うことができる
・気に入ったベビーベッドを選ぶことができる
・2人目、3人目を考えている場合は購入した方がお得
購入のデメリット
・赤ちゃんによっては短期間しか使わないことがある
・使わなくなった場合に保管スペースが必要
・処分の際に手間がかかる
レンタルのメリット
・短期間しか使わなかった場合でも返却することができる
・使わなくなったときに保管スペースが必要ない
・処分の必要がない
レンタルのデメリット
・長期間レンタルするとコストがかかる
・傷が気になる場合がある
・2人目、3人目のときもレンタルするとコストがかかる
・人気のあるベビーベッドは貸し出し中で借りられないことがある
ベビーベッドを借りるときの注意点とレンタルサービスの選び方
レンタルするベビーベッドを選ぶ
レンタルするベビーベッドの種類や使用度によって費用が変わってきます。まずは、どのようなタイプのベビーベッドがいいか、サイズや機能面などから希望のベビーベッドをいくつかピックアップしておくと失敗を避けられ、スムーズにレンタルできますよ。
ベビーベッド選びのポイント
ベビーベッド選びにはいくつかポイントがあります。順番に説明していきます。
サイズ
標準サイズのベビーベッドは120×70センチ、ミニサイズのベビーベッドは90×60センチです。実際にベビーベッドを置く場所を決めて選ぶようにしましょう。ミニタイプの使用期間は標準タイプと比較して短くなりますが、圧迫感がなく、お部屋の移動も楽にできるメリットがあります。
柵の開閉
柵が開閉できると、赤ちゃんをベビーベッドに出し入れするときに高く持ち上げなくてもよいので、パパママの負担が減ります。また、柵を開けてお着替えやおむつ替えスペースとしても使うことができて便利です。
収納機能
ベビーベッドの下に収納スペースがついているものもあります。収納スペースがあると、おむつのストックやお着替えを置くことができますし、赤ちゃんのお世話もスムーズです。
高さ調整
高さ調整ができると、大人のベッドと高さを合わせて添い寝のようにして使うことができます。ハイタイプのベビーベッドは、お着替えやおむつ替えの時にパパママの腰に負担が少ない姿勢でお世話をすることができます。
移動・持ち運びのしやすさ
キャスターがついているベビーベッドを選べば、夜は寝室、昼はリビングへと赤ちゃんのスペースを移動してあげることもできますし、掃除のときにも便利です。
ベビーベッド以外の使い方
床板を下げたり外したりしてベビーサークルとして使えるタイプもあります。ベッドとして使わなくなっても、赤ちゃんを安全に遊ばせるスペースを確保するという使い方もできますね。
サービス内容・料金
ショップによりサービス内容はさまざまです。3ヶ月以上、6ヶ月以上レンタルする場合に割引があるショップや、組み立てサービスがあるショップもあります。1ヶ月のレンタル料金はショップや商品の種類、状態によって異なりますが、通常2千円~1万円程度のようです。
延長料金は割高になっているショップもあるので、レンタル期間が思っていたより長くなる可能性も考えて、総額がいくらになるのか考えて選ぶようにしましょう。
延長・返却ができるか
予定していた期間よりも長く借りたくなる場合に備え、レンタルの延長が可能かどうかも確認しておきましょう。延長可能な場合、一般的には1ヶ月単位で延長ができることが多いようです。返却時はレンタルショップまたは運送会社が引き取りに来ます。
送料や配送対応地域
居住地が配送対応地域外の場合、ベビーベッドを借りることができません。また、配送料や回収料金がレンタル料金に含まれていない場合、送料が高額になることも。レンタルするショップを選ぶ際は、送料や配送対応地域もあわせて確認するようにしましょう。
使い終わったら返却するだけ! ベビーベッドは賢くレンタルがおすすめ
以前は多くのご家庭でベビーベッドが購入されていましたが、現在は必要な期間だけ借りるレンタルを利用するご家庭も増えてきています。
短期間しか使わないベビーベッドはレンタルがおすすめ。購入にかかるコストも安く、収納や処分のことも心配しなくて済みます。AQレントのベビー用品レンタルをうまく活用して、赤ちゃんに必要なものを無理なく準備しましょう。