赤ちゃんが日中に過ごす部屋のレイアウト・インテリア｜リビングを寝室にする際の注意点も解説

赤ちゃんが産まれたら、どこでどのように過ごせばよいか悩みますね。赤ちゃんのいる生活は、それまでとはがらりと変わります。赤ちゃんと過ごすリビングはどのようなレイアウトがいいのでしょうか。

日中に赤ちゃんをどこに寝かせれば良いか、寝室ではベビーベッドを利用するべきかなども気になりますよね。赤ちゃんの居場所はベビーベッド、布団、ハイローラックなどさまざま選択肢があります。床には何を敷いたら良いか悩むこともあるでしょう。

今回は赤ちゃんの安全面に配慮し、ママパパにも快適なリビング作りのポイントと、赤ちゃんとの過ごし方をご紹介します。自身の家庭にあったレイアウトや方法を考える参考にしてみてください。

リビングを寝室にする場合も！ 赤ちゃんが日中に過ごす部屋のレイアウトのコツと注意点

1日の多くを赤ちゃんと過ごすことになるリビングなどの部屋は、安全面を最優先に考えて家具を配置しましょう。赤ちゃんは必ず目の届く場所に寝かせてください。寝ている場所の近い壁に時計やポスターをはると、頭上に落ちてくる危険性があります。

また、地震対策をしていない背の高い家具は、近くに置かないようにしてください。寝室とリビング両方に赤ちゃんが寝る場所をつくるのが大変であれば、リビングを寝室として使用しても良いですね。

赤ちゃん・新生児が快適に過ごせる環境に

赤ちゃんが快適に過ごすために、寝かせる場所は直接エアコンの風が当たらない場所を選びます。また、窓際など直射日光が当たる場所も避けてください。

新生児期は寝ていることが多く、日中明るいままでも大丈夫です。成長して昼夜の区別がついてくるとお昼寝をするようになります。お昼寝はできれば静かで暗めな環境が良いため寝室が理想です。リビングでお昼寝をする場合は、暗い方が適しているのでカーテンはなるべく遮光できるタイプが良いでしょう。

収納や家具はお世話しやすい位置に

新生児期は、寝る、授乳、おむつ交換の繰り返しです。赤ちゃんとの生活にあわせて、ママパパが動きやすい導線をつくっておきましょう。授乳グッズとおむつ用品は近くに置いておくと移動が少なく負担が減ります。

おむつ用品はオープンになっていてすぐ取り出せるところに収納するとストレスなく過ごせます。ミルクが必要な場合は、これらをキッチンの近くに配置すると便利です。

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リビングで赤ちゃんの居場所を作るのに便利なベビー用品

赤ちゃんの安全を守るために家具の配置だけでなく、ベビー用品も活用しましょう。

ベビーベッド

ベビーベッドは、つかまり立ちを始めるまでの時期は安心して赤ちゃんを寝かせておけます。特に、幼いきょうだいやペットのいるご家庭では赤ちゃんから目を離している時にも安心です。立ったままおむつ替えや着替えなどのお世話ができるため、負担も軽くなります。

リビングと寝室の両方に置くのも良いですが、つかまり立ちを始めると転落の危険もあるため使える期間は短くなります。そのうえ高額で処分も大変なので、ベビーベッドはレンタルがおすすめです。

ベビー布団

高さがないので、転落の危険がありません。小さい布団のためスペースもとられず、成長したら寝る時以外はしまっておけます。広くない部屋でも圧迫感がなく使いやすいでしょう。

ただし、お世話するときは床に座らなくてはならないため、お世話の多い新生児期はママパパの座ったり立ったりする動作が多くなり、ベビーベッドに比べると負担は増えます。また寝返りをすると布団から落ちてしまい、ハイハイを始めたら布団の外に出てしまうため、寝ている時以外は赤ちゃんの居場所にはなりません。

ハイローチェア・バウンサー

ちょっとしたお昼寝、家事をする間などの赤ちゃんの居場所としては便利です。家事をしているママパパのそばに移動させて使うこともできます。スイング機能でゆらゆら揺れるためご機嫌になり、そのまま寝てしまうこともあるので嬉しいですね。

しかし、シートベルトしておりスペースも狭いため、寝返りはうてません。長時間の使用は避けましょう。

プレイジム・プレイマット

動けるようになってきたら、動く場所と遊ぶ場所をつくってあげましょう。フローリングは硬く、転んだ時に危険です。ハイハイやずりばいをする赤ちゃんにとっては床が冷たいのも気になります。

そんな時は、プレイジムやプレイマットがおすすめです。マットの上で動いたり遊んだりしてくれていればママパパも安心して過ごせます。プレイマットは丸洗いできるものもあって衛生的です。そのままお昼寝してしまっても良いように厚めタイプを選ぶのが良いでしょう。

ベビーゲートやベビーサークルなどの安全対策も忘れずに

赤ちゃんが動き出すと、家には危険がいっぱいです。動くものにつかまってしまったり、割れ物にさわってしまったりします。ハサミや包丁なども赤ちゃんは危険なものだとは認識できません。

キッチンや勝手口、階段など入って欲しくない場所にはベビーゲートを利用してください。また小さいうちは、リビングが広いのであれば遊ぶ場所をベビーサークルで囲っても良いでしょう。

プランターやテレビなど倒れたら危ないものを、ベビーサークルで囲うというのもひとつの方法です。これなら赤ちゃんの動くスペースを広くとることができます。

ソファーは、のぼれても上手におりることができず落ちてしまうことがあります。ソファーをローソファーにしたり、サークルの中にいれたりして赤ちゃんの活動スペースとは別のエリアに置く方法もあります。

またテーブルの角にぶつかったり、コンセントに指を入れて感電してしまったりと危険がたくさんあります。テーブルなどの角、引き出し、コンセントはガードして安全対策をとりましょう。

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ママパパも赤ちゃんも快適に過ごせる部屋づくりがポイント

部屋の間取りや家族構成、赤ちゃんの成長などによって、赤ちゃんスペースの作り方は異なります。赤ちゃんの安全と快適さを重視し、家庭に合った部屋作りを行いましょう。

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