赤ちゃんとのお出かけに便利なアイテムであるベビーカー。最近では性能が良いだけでなく、デザイン性の高いおしゃれなものが多くのブランドから発売されています。
今回はお出かけがより楽しいものになるおしゃれなベビーカーについて、選ぶときのポイントやおすすめモデルをご紹介します。おしゃれに敏感なママは必見の記事です。
長く使うベビーカーはおしゃれなデザインがおすすめ
赤ちゃんとのお出かけに欠かせないベビーカー。せっかくならママの気分もあがるおしゃれなものを使って、毎日の育児を楽しく過ごしたいですね。
今はさまざまなブランドからおしゃれなベビーカーが発売されています。長ければ何年間も使うアイテムだからこそ、こだわっておしゃれな物を選びましょう。
おしゃれポイント1： 三輪タイプやハイシート
スタイリッシュな見た目でおすすめなのは、三輪タイプのベビーカーです。四輪タイプと比べて操作性と走行性が良いのが特徴。欧米で人気のあるデザインで、スマートでスポーティな印象のものが多く出ています。
ハイシートタイプのベビーカーもおしゃれでおすすめです。座面が高いので、背の高いパパでもかがまずにシートに乗せることができます。そして心配な地面からの熱の影響や、アスファルトの有害物質から赤ちゃんを守ってくれて安心です。スタイリッシュなだけでなく機能面も充実しています。
おしゃれポイント2： ママの服に合う色や柄
おしゃれなベビーカーといったら、やはり色や柄にもこだわって選びたいですよね。ベビーカーの中には、傘やシート部分のカラーや柄のラインナップが豊富なメーカーも多くあります。
ママの好みやファッションに合わせて選ぶのもよし、2人目以降も長く使うことを考えて飽きの来ない無地のシンプルなデザインを選ぶもよし。自分だけのお気に入りのデザインを見つけましょう。
おしゃれポイント3： 日本製・海外ブランドの特徴もチェック
日本製のベビーカーは比較的コンパクトで軽量化されているので、街中を走行しやすい反面、昔ながらのデザインが多くなっています。
海外製のものはビビッドなカラーや珍しい形など、日本ではあまり見かけないおしゃれなデザインのものがたくさん存在します。座面がゆったりしているのも特徴です。
おしゃれさ以外もポイント！ ベビーカーの選び方
ベビーカーはデザイン性も大切ですが、それ以上に気にかけたいのは機能面です。お出かけ時に赤ちゃんやママパパにとってストレスにならないように、機能面をしっかりチェックして、快適に使える物を選びましょう。
対象月齢やベビーカーのタイプで選ぶ
ベビーカーは大きく「A型」と「B型」にわかれます。それぞれのタイプによって機能や使用できる月齢が異なるので、しっかりと違いを把握して赤ちゃんに合ったベビーカーを選ぶと良いでしょう。
A型ベビーカー： 両対面式がおすすめ
A型ベビーカーは生後1ヶ月頃から使用することができます。ほぼ水平の150度以上までリクライニングし、シートのクッション性が高いのが特徴です。
両対面式なら、低月齢のうちは対面にして赤ちゃんの顔を見ながら使用できます。少し大きくなって外の世界に興味を持ち始めたら、背中側から押す背面式に切り替えて使用することで、赤ちゃんにさまざまな景色を見せながら移動できますよ。
B型ベビーカー： 軽量なものを選ぼう
B型ベビーカーは腰がしっかり据わった7ヶ月頃から使用することができます。背中側から押す背面式が多く、A型と比べて軽量でコンパクトです。収納や持ち運びに便利なので、セカンドベビーカーとして購入する方もいます。
AB型ベビーカー： 長く使えるA型B型兼用タイプ
A型ベビーカーの中で軽くてコンパクトになるものを「AB型」と呼びます。軽くて走行性が良く、コンパクトにたためるのが特徴です。生後1ヶ月頃から3～4歳になるまで使用できます。
A型・B型と乗り継がずに1台で済ませたい人におすすめです。とはいえA型より機能面でやや劣ったり、B型ほどの軽さが無かったりして、どっちつかずで物足りなさを感じることもあるかもしれません。
バギー： コスパ重視のママパパに人気
B型ベビーカーの中でも簡易的なつくりの「バギー」は、とにかく軽くてコンパクトな点がメリット。アンブレラ型収納やショルダーが付いていたりして、持ち運びにとても便利です。
安ければ2,000円前後で購入できるものもあるので、セカンドカー・サードカーとして、旅行やお出かけの時に車に常備しておくと子どもが歩き疲れてしまった時にも安心ですね。
2人乗りベビーカー・双子用ベビーカー
双子や、年子のきょうだいには2人乗りベビーカーという選択肢もあります。一度に2人の子どもを乗せて移動できるので便利です。2人乗りには横型と縦型があり、中でも横型は低月齢から使用できることが多く、双子におすすめです。
ただし2人乗りは大きくて幅をとるので、公共交通機関や狭い道では困難を感じることもあるでしょう。たたんでもあまり小さくならないので、車に積んだり持って運んだりするのは大変です。
お出かけするときの移動手段で選ぶ
電車やバスでの移動が多い場合は、片手でワンタッチ開閉できるものが便利。乗車するときに、抱っこや荷物を持っていても、ベビーカーをストレスなく折りたたむことができます。
自家用車には、「トラベルシステム」も便利です。トラベルシステムはチャイルドシート、キャリー、バウンサーなど多目的に使えるシートです。取り外し可能なシートを対応のベビーカーにドッキングさせることで、寝ている赤ちゃんを起こさずに運ぶことができます。
徒歩での移動には、走行性能の良いシングルタイヤがおすすめです。ダブルタイヤより安定性があって、線路などにはまりにくいというメリットがあります。
ベビーカーの重さもポイント
ベビーカーは軽いものを選ぶのがおすすめです。特に海外製のA型は10kg越えのものもあり、階段などの移動が大変になってしまいます。ただし軽すぎるベビーカーも走行性や安全性に欠けるので、用途にあわせたバランスの良い製品を選びましょう。
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走行性・安定性の高いベビーカーを選ぼう
ベビーカーはタイヤの数によって走行性や安定性が変わります。何を重視するか、機能を押さえて選びましょう。
四輪ベビーカーはタイヤが小さめな設計で小回りが利くので、人混みや細い道でも操作がしやすくカーブも安定して移動することができます。
三輪ベビーカーは大きめに設計されたタイヤで、坂道や未舗装のガタガタ道でも走行しやすくなっています。メーカーによっては自転車のようなエアタイヤを採用しており、凹凸のある道でもスムーズに走行することができます。ただし三輪ベビーカーは比較的重量があるので、重さが気になる人は注意が必要です。
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シート下のカゴ容量が大きいものを選ぶ
赤ちゃんとのお出かけの時は、大きなマザーズバッグなど荷物が多くなりがちです。たくさんの荷物をベビーカーのハンドルにかけるのは、転倒の恐れがあり危険。そこで活用したいのが座面下の収納スペースです。マザーズバッグがすっぽり入るくらいのサイズを選ぶと良いでしょう。
軽量なB型ベビーカーの中には収納が全くないものもあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
日差しやホコリから赤ちゃんを守るサンシェード
サンシェードは赤ちゃんを日差しから守ってくれるものです。しっかり足元まで覆ってくれるものを選べば、夏の強い日差しでも安心でしょう。日かげを作ることで、地面に近い位置にいる赤ちゃんでも快適に過ごしやすくなります。
幌にのぞき窓がついている製品を選べば、眠っている赤ちゃんの様子を見ることができるので、ママパパも不安が減らせますね。
折りたたみ時のコンパクト性も確認
ベビーカーは折りたたみやすさも大事なポイント。特に出先では赤ちゃんを抱っこしながら片手で開閉しなければならない場面も多くなります。ワンタッチで折りたたみができるものを選べば、ストレスなく使用できますね。また折りたたんだ時に自立するものを選べば、玄関などに置いておく時にも場所をとらず便利です。
安全基準「SGマーク」は必ずチェック
「SGマーク」は製品安全協会の厳しい基準を満たした製品にのみ付けられるマークです。リクライニングの角度や、開閉時の安全性などの安全基準が設けられています。安心してベビーカーを使用するために、このSGマークがついている商品かどうかを必ずチェックしましょう。
海外製のベビーカーにおいては、各国の安全基準が適用されています。海外製のベビーカーを検討している場合は、こちらもあわせてチェックするようにしましょう。値段ばかり重視しすぎて、安全基準を満たしていない格安品を買ってしまわないよう注意してください。
おしゃれベビーカーのおすすめ人気モデル
ここまでにベビーカーの種類と、ベビーカーを選ぶ際のポイントについてお伝えしてきました。ここからは、おしゃれなベビーカーのおすすめ人気モデルをご紹介していきます。
Aprica（アップリカ）｜スムーヴ プレシャス
アップリカは日本のベビー用品ブランドです。段差のある場所も楽々押せる22cmの大径タイヤで移動も楽チン。スタイリッシュなデザインの三輪ベビーカーで、ハンドル操作も軽く狭いところでもすいすい進めます。
座面の高さが地面から57cmあるハイシートなので、アスファルトの熱や有害物質から赤ちゃんを遠ざけられて安心。24.5Lの大容量バスケットが装備されていて収納力も十分あります。
Combi（コンビ）｜AttO type-S
61cmのハイシートを搭載したシリーズ。高さのある座面で、夏の暑さやホコリから赤ちゃんを守ります。赤ちゃんとの距離が近くなるのも安心ですね。またエッグショックという、超・衝撃吸収素材が搭載されていて、赤ちゃんの頭を振動や衝撃から守ってくれます。
押しやすさと快適性を追求しており、片手でも回れる操作性で楽に移動できます。収納カゴが38Lと大容量なのも助かりますね。
Combi（コンビ）｜スルーラー エッグショック LH
片手でたためる三輪ベビーカー。頭部には衝撃吸収のエッグショックが搭載されているので、生まれたての頭をしっかりと守ってくれます。三輪タイプなのに7.8kgと軽量で、ワンタッチで開閉できるので利便性も抜群。ママにも持ち運びしやすい三輪ベビーカーです。
ワイドシートと高剛性車体で1ヶ月～4歳頃まで幅広い年齢のお子さんに対応しており、長く使うことができるでしょう。
AirBuggy（エアバギー）｜COCO BRAKE EX FROM BIRTH・ココ ブレーキ EX フロムバース
日本のブランドのエアバギーのおしゃれな三輪ベビーカー。カラーのラインナップが豊富です。手元で速度をコントロールできるハンドブレーキがついているので、坂道でも安心して押すことができますね。エアチューブタイヤで乗り心地が良く、悪路も楽に移動できます。
CYBEX（サイベックス）｜Libelle・リベル
軽量でリーズナブル。とてもコンパクトなB型ベビーカーです。2ステップで簡単に折りたたむことができ、自転車のカゴにも入るくらいコンパクトになります。生後6ヶ月から4歳頃まで使用できます。コンパクトながら走行性と安定性もしっかりしている安心設計です。
CYBEX（サイベックス）｜MIOS・ミオス
スタイリッシュでラグジュアリーな洗練されたデザインのベビーカーです。日本人の生活を考慮して作られており、狭い道や駅の改札も楽々通過することができます。折りたたみ後も自立するので、収納スペースも取りません。機能性と安全性、そしてデザイン性を兼ね備えたベビーカーといえるでしょう。対面式と背面式の切り替えが楽にできて、生後1ヶ月～4歳頃まで使用することができます。
CYBEX（サイベックス）｜MELIO CARBON・メリオ カーボン
持って軽い、押して軽い、ずっと軽いの「3カル」がコンセプト。サイベックス史上最軽量の5.8kgのモデルです。
生後1ヶ月から3歳頃まで使える両対面式シートで、どちらの向きからでもシート方向を切り替えることなく折りたためます。座面下の収納は38L、積載重量5kgと大容量。お子さんとのお出かけの強い味方です。
Bugaboo（バガブー）｜BEE6・ビー6
しっかりした作りで、一般的なベビーカーよりタイヤが大きくできていて小回りもスムーズです。振動や衝撃を吸収してくれるので、赤ちゃんの乗り心地も良くなっています。片手で簡単に折りたたむことができ、階段の上り下りも楽々。折りたたんだ後は自立するので、立てた状態で場所を取らずに収納できます。サンキャノピーやシートファブリックを使えば生後1日目から使用でき、体重22kgまで長く使っていけます。
Bugaboo（バガブー）｜アント
機能もデザイン性も万能な超コンパクトなベビーカーです。両対面式で0ヶ月の生まれたての赤ちゃんから4歳頃まで長く活用することができます。ホイールに搭載された高性能サスペンションのおかげで、押し心地もなめらか。小さいながら頼りになる1台でしょう。
折りたたむと超コンパクトになるので、収納場所が狭い場合や車のトランクに載せておくのにも場所を取りません。
BABYZEN（ベビーゼン）｜YOYO²・ヨーヨー
フランス生まれのベビーカーで、カラバリが豊富なのも魅力のひとつ。生後6ヶ月から48ヶ月まで対応のB型ベビーカーです。
コンパクトに三つ折りにたたむと、トートバッグのように肩掛けして持ち運ぶことができます。折りたたみ後も一瞬で開けるので、電車移動や旅行のお供にも。子どもが歩くようになったけれどまだベビーカーが必要という人のセカンドカーにもおすすめです。
Stokke（ストッケ）｜エクスプローリー X
高級感のあるデザインのハイスペックなモデルで、海外セレブも愛用する上質なベビーカー。70cmまで上がるハイシートでママとの距離が近いので、赤ちゃんも安心して過ごせます。高さ調節可能なシートなので、テーブルの高さに合わせてハイチェアとしても使用可能です。生まれた直後から48ヶ月まで使うことができます。
Quinny（クイニー）｜Yezz・ジャズ
個性的なフォルムが斬新でおしゃれ。そして見た目だけでなく、ハンモックのようなシートが赤ちゃんを優しく包み込んでくれます。
三輪ベビーカーながら5.6kgと軽量で、コンパクトに折りたたみ立てて収納することも可能です。付属のストラップを使用すれば、肩にかけて持ち運ぶことができます。生後6ヶ月から使用可能です。
スタイリッシュなベビーカーで、毎日のお出かけがもっと楽しくなる
大切な赤ちゃんを乗せるベビーカーは安全面や操作性、そして快適に過ごせるかを慎重に選びたいものですね。オシャレなデザインのベビーカーがあれば、ママの気分も上がって赤ちゃんとのお出かけが何倍も楽しくなることでしょう。
海外ブランドで発売されているベビーカーはデザイン性や性能が高い分、値段も高めな傾向があります。限られた期間しか使用しないベビー用品は、できれば費用を抑えたいですよね。また使わないときの収納や、不要になったときに処分をするのも大変です。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できて、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。
