赤ちゃんとのお出かけに便利なB型ベビーカー。A型ベビーカーからの買い換えやセカンドベビーカーとして、2台目に持つ方も多いのがB型です。
本記事ではこれからB型ベビーカーを購入される方向けに、選び方のコツやおすすめモデルを紹介します。
B型ベビーカーとA型ベビーカーの違いは？
ベビーカーには大きく分けて「A型」「B型」の2種類があり、使用期間や機能なども異なっています。ここからはA型ベビーカー、B型ベビーカーそれぞれの特徴について解説をしていきます。
A型ベビーカーの特徴
A型ベビーカーは生後1ヶ月から最長3歳ごろまで利用可能です。小さい赤ちゃんでも安心して利用できるように多くの機能が搭載されています。
B型ベビーカーの特徴
B型ベビーカーは、赤ちゃんの腰がすわった生後7ヶ月から最長3歳ごろまで使用できるタイプです。A型よりも機能は控えめで、その分だけ軽量・低価格になる傾向にあります。一般的にセカンドベビーカーとして購入されるケースが多いです。
B型ベビーカー選びで見落としがちなリクライニング機能
ベビーカーのA型、B型は、製品安全協会が定めた「SG基準」で区分されており、前述したとおり使用スタートの時期や機能面にいろいろな違いがあります。
背もたれの角度にも大きな違いがあり、A型では150度以上に倒せるのが条件で、ほぼフラット状態まで倒せる製品もたくさんあります。対するB型ベビーカーは背もたれが100度以上になっていればOK。リクライニング機能がついていない製品も認められるなど、条件がゆるやかです。
もちろんリクライニング機能が必須でなくても、ベビーカーで赤ちゃんが眠ってしまうと、急に倒れて起きてしまい怪我をすることも考えられます。リクライニング機能付きのB型ベビーカーは費用が高くなるかもしれませんが、赤ちゃんの安全を第一に考えるのが良いでしょう。
B型ベビーカーの選び方
B型ベビーカーはA型より低価格で購入できますが、実際に購入する際はどのような基準で選べばいいか分かりませんよね。ここからは、B型ベビーカーの選び方について詳しく解説をしていきます。
軽量さ
お出かけの際に赤ちゃんが歩けるようになってくると、ベビーカーに乗らずに抱っこをせがんできたりしますよ。そんな場合に赤ちゃんを抱っこしたままでも、片手で運べるベビーカーがおすすめです。
購入前には重さも十分にチェックし、持ち歩きを考えた軽量設計（重さ5kg程度までが目安）で作られているかも確認しておきましょう。
走行性・安全性
ベビーカーで出かければ、でこぼこの道を通ったり、勾配のきつい坂道を通ったりしますので走行性・安全性も重要なポイントです。軽量のベビーカーは持ち運びに最適ですが、つまずいたりするとベビーカーごと転倒してしまう可能性もあります。軽量でも衝撃や振動を吸収するものを選びましょう。
また、走行性にこだわるのであればタイヤにも注目してください。ダブルタイヤに比べて3輪・シングルタイヤのベビーカーは小回りがききます。
収納性
軽量のB型ベビーカーは持ち運びにはとても便利ですが、コンパクトすぎると収納力が落ちてしまいます。赤ちゃんと一緒に出かけてスーパーで買い物するときなど、ベビーカーの収納性が高いと役立つ場面はあります。購入時には収納性・大きさなどをしっかりと確認しましょう。
人気ブランドおすすめB型ベビーカー5選
最近では多くのB型ベビーカーが開発・販売されており、機能やデザインも種類により大きく異なっています。ここからは人気ブランドのおすすめのベビーカー5選を紹介していきます。
Combi（コンビ）│F2 Limited AF
美しいデザインと、押しやすさが特徴的なベビーカーが「F2 Limited AF」です。ワンハンドグリップで片手操作が可能で、狭い場所や人混みでも簡単に操作ができ、機動性に優れています。シートの素材も赤ちゃんの高い体温を想定し、優れた通気性を持つメッシュシートを使用しているので、快適に過ごすことができます。
さらに調整が簡単で大きめな「ビッグサンシェード」が、紫外線や直射日光から赤ちゃんを守ってくれます。
Aprica（アップリカ）│マジカルエアー AE
生後7ヶ月頃から使用できる超軽量の3.2kg設計のベビーカーが「マジカルエアー AE」です。軽量素材で作られているため片手でも簡単に運ぶことができます。コンパクトに折り畳めるので、収納で場所を取ることもありません。
シートも丸洗いできる脱着型になっており、赤ちゃんが汗をかいたり、食べ物をこぼしたりしてもすぐに洗えて衛生面でも優れています。荷物がたくさん入る「ビッグバスケット」も搭載しています。
Pigeon（ピジョン）│ビングルBB2
3.9kgと軽量で、シングルタイヤを活用して抜群の小回りを可能にしているベビーカーが「ビングルBB2」です。ビングルBB2はシート全体がメッシュベースで作られているため通気性に優れ、暑い日でも赤ちゃんが快適に過ごすことができます。
Richel（リッチェル）│カルガルー
便利な機能をたくさん詰めこんだベビーカーが「カルガル―」です。赤ちゃんを抱っこしたままでも片手で簡単に開閉可能な「ワンタッチ開閉機能」などを搭載。折りたたみ時も自立しますので、収納も簡単です。姿勢を崩さず片手で押せる「ハイポジション一体型ハンドル」も搭載されている、機能的なベビーカーと言えます。
cybex（サイベックス）│リベル
コンパクトさを重視したベビーカーが「リベル」です。折りたたんでしまえば、自転車のかごにも収まるサイズになり、どこでも持ち運びができるのが最大の特徴と言えます。コンパクトですが抜群の走行性を誇り、前輪にサスペンションを搭載して段差なども簡単に乗り越えていきます。
体重25kgまでは使用可能で、頑丈さも備えたベビーカーです。
B型ベビーカーは赤ちゃんの乗り心地にもこだわろう
軽さやお手頃な価格というメリットがあるB型ベビーカー。走行性やデザインなど、メーカーによって機能や種類もさまざまなので、自分にあったものを選びたいですよね。上手にベビーカーを選ぶには、お試しレンタルがおすすめです。実際に赤ちゃんを乗せて、リクライニング機能などの使用感を確認してから購入すれば後悔することもないでしょう。
また、ベビーカーは成長するまでの一時的なものにすぎません。使用期間が限られているので、できるだけ費用を抑えたいものですよね。使わないときの収納や、不要になった時の処分も大変です。
レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。本記事を参考にしていただき、便利なレンタルサービスを子育てに役立ててください。
