大手ベビー用品メーカーであるアップリカ(Aprica)のベビーカーは、赤ちゃんが快適に過ごせるよう快適性・安全性などを考え抜いて作られています。それだけにタイプや機能の異なるたくさんの製品が展開されていますが、どれを選んでいいか分からない人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、アップリカのベビーカーの特徴や選び方、おすすめの機種などを解説するので、ベビーカー選びの参考にしてくださいね。
アップリカ(Aprica)のベビーカーの特徴
アップリカの製品は、赤ちゃんの心と体を研究する「赤ちゃん医学」と育児と工学技術が融合した「育児工学」に基づいて作られています。
赤ちゃんの自然な姿勢を保つ「メディカル成長マモール」や、股関節脱臼に配慮した「ダブル台形シート」などの独自機能を搭載したベビーカーは、より良い育児環境を目指すアップリカの姿勢の表れと言えるでしょう。また、操作のしやすさや素早く装着できるベルトなど、ママ・パパの使いやすさもよく考えられています。
アップリカのベビーカーの選び方
アップリカのベビーカーを選ぶ際には、次の4つのポイントに注目してください。
使用する赤ちゃんの対象月齢で選ぶ
まずは、ベビーカーを使い始める月齢で選べる型が変わってきます。日本のベビーカーはSG基準による分類で、生後1ヶ月から使える「A型」、腰がすわる生後7ヶ月から使える「B型」に分けられます。
A型ベビーカーは、生後間もない赤ちゃんを守るために丈夫で安定した作りのため、大きく重くなる傾向にあります。一方のB型ベビーカーは、機能を絞ったシンプルな作りのためコンパクトで軽く、A型に比べると価格も安いものが主流です。
乗せる赤ちゃんの月齢や重視したい特徴に合わせて、A型・B型どちらにするか選びましょう。
ベビーカーのタイプで選ぶ
ベビーカーには、対面・背面が切り替えられる両対面式と、切り替えなしの背面式があります。
両対面式は、赤ちゃんの気分や成長に合わせて対面・背面を切り替えられますが、対面時に押しにくい、小回りが利かないといったデメリットもあります。背面式はコンパクトで軽量な設計のものが多く、持ち運びもラクです。
そのほかに、車輪の数でもタイプが分かれます。日本のベビーカーは4輪タイプが主流ですが、アップリカは3輪タイプも販売している貴重な存在。3輪ベビーカーは見た目がおしゃれで走行性も抜群というメリットと、大きくて重くなりがちというデメリットを備えています。
ベビーカーの重さで選ぶ
階段の昇り降りや、電車・バスでの移動が多い場合には、軽いベビーカーを選ぶのがおすすめです。A型であれば5kg前後の軽量タイプ、B型であれば3kg台の商品を目安にしましょう。
アップリカ独自の機能で選ぶ
アップリカのベビーカーにはさまざまな独自機能が搭載されています。赤ちゃんの自然な姿勢をサポートする「メディカル成長マモール」や「ダブル台形シート」、通気性を良くする「Wサーモメディカルシステム」、走行時の衝撃を抑える「すくすくッション設計」は、赤ちゃんの自然な姿勢や快適性をサポートしてくれます。
ほとんどの機種が、座面の高さが50cm以上のハイシートなので、赤ちゃんを地面の熱やホコリから遠ざけてくれます。また、磁石の力で素早く締められる「イージーベルト」や車輪が溝にはまるのを防ぐ「ダブルタイヤ」は、ママ・パパの操作を助けてくれますよ。欲しい機能が搭載されている機種を選びましょう。
アップリカの人気おすすめベビーカー
ここからは、アップリカの中でもおすすめのベビーカーを紹介します。
多機能・両対面タイプ|オプティア クッション グレイス
基本の振動吸収設計に加えて独自のクッションとシートサスペンションを搭載し、高いレベルの振動吸収を実現した両対面式ベビーカーです。対面時でもスイスイ進めるオート4輪機能で、操作時のストレスも軽減。赤ちゃんにもママ・パパにも優しい設計ですよ。
軽量・両対面タイプ|カルーンエアー AC
両対面式なのに3.9kgと超軽量で、ラクに持ち運べるA型ベビーカー。生後1ヶ月からの小さな赤ちゃんを連れて、電車やバスでのお出かけが多いなら要チェックです。座席の背面には「Wサーモメディカルシステム」を採用しているので暑い日でも安心ですね。
軽量・両対面タイプ|ラクーナ クッション AE
充実の機能と5kg台という軽さを両立した、両対面タイプのベビーカー。独自の「オメガクッション」で衝撃吸収性を高め、「メディカル成長マモール」で赤ちゃんの姿勢をサポートするなど、安全性と快適性を追求しています。
三輪タイプ|スムーヴプレシャス
日本メーカーでは珍しい三輪ベビーカーは、軽い押し心地でスイスイ進みます。もちろん衝撃吸収設計で赤ちゃんもご機嫌。ハンドルブレーキ搭載で、下り坂でもスピードが出過ぎることなく速度を調整しながら進めるのは安心ですね。見た目がおしゃれな点も人気の理由です。
B形・軽量タイプ|マジカルエアー AG
重さ3.2kgの超軽量タイプで、フットワークの軽いB型ベビーカーです。片手で持ち上げられるので、階段の昇り降りもラクラク。公共交通機関の利用が多いなら有力な選択肢のひとつです。メッシュウィンドウを採用し、背面式でも赤ちゃんの様子をこまめに確認できるので安心ですね。
お試しレンタルで人気シリーズの機能を比較するのもおすすめ
アップリカのベビーカーは、赤ちゃんの安全や快適はもちろん、ママ・パパの使いやすさにもこだわったラインナップが魅力です。生活スタイルや住環境に合った機種を選んで、赤ちゃんとの外出を楽しんでくださいね。
ベビー用品のレンタルサービスを提供しているAQレントでは、今回記事内で紹介したおすすめの機種も用意しています。どれにしようか迷っている人は、お試しレンタルで比較するのも賢い選択です。ベビーカーやベビーベッドのような大型で使用期間の短い赤ちゃん用品は、初期費用を抑えられたり処分の手間を省けたりする点で、購入よりもレンタルの方がお得な場合もあります。ぜひ一度、チェックしてみてください。