赤ちゃんの安全な遊び場所として、設置すると便利なアイテムがベビーサークルです。ベビーベッドやベビーゲートと同じく、赤ちゃんの安全を確保するために役に立ちます。
今回は、ベビーサークルを使うメリットや選び方、おすすめのベビーサークルについて紹介します。
ベビーサークルのメリット
ベビーサークルは、柵などで囲って赤ちゃんの安全を守るためのアイテムです。ハイハイなどを始めて行動が活発になってきた頃が設置タイミングの目安です。
家の中には、コンセントやゴミ箱、電源コード、テーブルの角など、赤ちゃんにとって危険な場所がたくさんあります。しかし大人がずっと付きっきりで監視しているのは不可能ですよね。
ママやパパが家事などでどうしても目を離さなければならないとき、ベビーサークルの中で赤ちゃんを遊ばせておけば、安心して家事に専念することができます。トイレや料理中、宅配便の対応時などにも役立ってくれることでしょう。
また、おもちゃが散らかってもベビーサークルの中だけで済むので、お片付けも楽になりますよ。
ベビーサークルはいつからいつまで必要?
ベビーサークルを使い始める目安は、赤ちゃんがハイハイやズリバイを始めたタイミングです。ただし寝返りでコロコロと移動してしまう赤ちゃんは、壁や家具にぶつかる危険があるので、早めに用意するのがおすすめです。
使用をやめるタイミングについては、赤ちゃん自身がある程度「危ない」「安全」の判断が付くようになった頃と考えていいでしょう。また、自力でベビーサークルから出られるようになってしまった場合も、本来の役目を果たせなくなってしまうので、卒業の目安となります。
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ベビーサークルの種類
ベビーサークルは、木製・プラスチック製・メッシュ製・マット付きの4つのタイプがあります。それぞれの特徴を比較して、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
木製ベビーサークル
木製タイプは作りがしっかりしていて、安定感があります。部屋のインテリアとの相性もよく、和室・洋室問わずどんな部屋にも馴染みます。他の素材のものと比べると重量があるので、頻繁な移動には不向きですが、決まった場所に設置する使い方におすすめです。
プラスチック製ベビーサークル
プラスチック製は、軽量でリーズナブル。ポップなカラーからシックな色合いのものまで、バリエーションが豊富に選べます。パネルにおもちゃがついている製品もあり、赤ちゃんが飽きずに遊べるのも嬉しいポイントです。
また、軽いので楽に移動させることができ、汚れが気になるときはサッと拭き取れるので掃除やメンテナンスも簡単です。
メッシュタイプベビーサークル
メッシュタイプのベビーサークルは、軽量でひとりでも移動が簡単にできるので、お掃除などをするときにも楽に動かせます。
折りたたみ式のものも多く発売されており、使わないときはコンパクトにしまっておけるため、集合住宅に住んでいる人や場所を有効活用したい人におすすめ。またメッシュは素材がとても柔らかいので、怪我の心配が少ないのもメリットです。
マットタイプベビーサークル・サークルマット
マットタイプはベビーサークルとして使えるほか、広げてプレイマットとしても使うこともできます。そのまま寝転んでママと一緒にお昼寝もでき、何役にも使えます。
全体が厚いクッションでできているので、赤ちゃんが転んでしまっても怪我のリスクを減らせます。足音を小さくする防音効果も期待できるのも、マンションやアパート暮らしの人には嬉しいポイントです。
ベビーサークルの選び方
ベビーサークルには、素材もサイズもさまざまなものがあります。選ぶときにチェックしておきたいポイントを4つ紹介します。
素材で選ぶ
ベビーサークルは先にも解説したように、木製・プラスチック製、メッシュ素材、マット型という4種類の素材があります。
- 木製: 頑丈で長く使える
- プラスチック製: お手入れが簡単
- メッシュ素材: 狭い場所や持ち運びに便利
- マット型: 赤ちゃんへの衝撃を抑える
それぞれの特徴から、自分のライフスタイルに合った素材を選んでくださいね。
折りたためるベビーサークルなら狭い部屋でもOK
メッシュタイプやプラスチック製のものは折りたためるタイプも多く、アパートやマンション住まいなど部屋のスペースが限られている人におすすめです。掃除の時や急な来客時にも、サッと折りたたんで片付けられるのは助かりますね。
さらに、軽量コンパクトで持ち運びできるポータブルタイプも発売されており、別の部屋や外に持ち出したい人、毎日ではなく必要なときだけ使いたい場合に便利です。
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サイズの大きいタイプは赤ちゃんがのびのび遊べる
ベビーサークルのサイズは、設置場所の広さに合わせて決めることが大切です。狭すぎると赤ちゃんが窮屈に感じますし、広すぎると大人の邪魔になってしまいます。
もし事前にサイズが決められなければ、パネルを増やしたり外したりして、サイズを変えられる製品がおすすめです。必要に応じて拡張すれば、赤ちゃんをのびのびと遊ばせることができるでしょう。
安全機能もチェック
赤ちゃんがベビーサークルを安全に使えるように、安全機能もしっかりとチェックしましょう。
外側から赤ちゃんの様子を見られるタイプが安心
ベビーサークルを安全に使うために、赤ちゃんが危ない行動をしていないかを外側から確認できるタイプがおすすめです。少し離れたところからでもサークルの中の様子を確認できると、料理などで離れている時でも安心できます。
柵に適度な隙間があるものや、中が透けて見えるメッシュタイプのものを選びましょう。
出入りの方法(ドア・ファスナー)
ベビーサークルの出入りは、またいで中に入るタイプと、ドアのついたタイプがあります。
ロック式のドアが付いたものは、またがずに出入りできるため身長が低い人でも負担になりません。さらに子供が中から開けたり、何らかの衝撃で勝手に開いてしまったりする心配もなく安心です。
メッシュ素材のものは、またぐタイプと、外側から開けられるファスナーが付いたタイプがあります。またぐタイプは赤ちゃんを抱っこして中に入らなければならないので、小柄な人や体力に自信のない人は高さをよく確認するようにしましょう。ファスナー式のドアが付いているものは、赤ちゃんが自分からくぐって中に入れるので便利です。
安全基準「SGマーク」
「SGマーク」は、製品安全協会が定めた日本の安全基準を満たした製品につけられるマークです。判断基準のひとつの目安として、このSGマークもあわせてチェックすると安心です。
赤ちゃん大喜び! おすすめのベビーサークル
木製・プラスチック製・メッシュタイプ・マットタイプ、それぞれのおすすめベビーサークルを紹介します。
木製ベビーサークルのおすすめ
タンスのゲン|ベビーサークル
工具不要で組み立てられ、ママひとりでも簡単に設置可能です。4~8枚のパネルを組み合わせ、正方形・長方形・L字型とシーンや広さに応じて形を自在に変えて使用できます。
高さがSG基準に基づいた56cmに設定されており、大人は乗り越えやすく子どもは乗り越えられない適度な高さです。使われている塗料も食品衛生法に基づいたものを使用しており、赤ちゃんが舐めても安心です。
プラスチック製ベビーサークルのおすすめ
日本育児|ミュージカルキッズランドDX
ポップなカラーのパネルに、24曲の童謡や電話などが搭載され、赤ちゃんが楽しめる機能が満載のサークルです。おもちゃパネルの下段には、ハイハイや寝返りを促す仕掛けもされています。
お手入れは簡単で、汚れたときは湿らせた布で軽く拭くだけでOK。急な来客時や掃除の時には、サッとたたんで収納することもできます。
KATOJI(カトージ)|ベビーサークル 2ドア コロコロランド
2つのドアと知育パネル1枚、そして5枚のジョイントパネルを組み合わせて「正方形」「丸型」「L字型」と部屋に合わせて自由に組み立てることができます。工具は不要。上下二ヶ所の穴を合わせて差し込むだけで、簡単に組み立てられます。
パネルの底面には滑り止めの吸盤が付いているので、赤ちゃんがつかまり立ちをしても倒れにくく安心です。
メッシュタイプベビーサークルのおすすめ
日本育児|洗えてたためるポータブルベビーサークル
立てて収納できる折りたたみ式のベビーサークルで、折りたたみ時は横幅約33cmまでコンパクトになります。本体重量も3.8kgと軽量で、収納袋も付属しているので旅行や帰省で持ち運ぶ人にも便利ですね。
カバーは簡単に取り外して丸洗いできるので、いつでも衛生的に使えます。マットはふんわり柔らかで、赤ちゃんが快適に過ごしやすくなっています。
マットタイプベビーサークルのおすすめ
Caraz(カラズ)|サークルマット
赤ちゃんの成長に合わせて長く使えるサークルマットです。生後0~6ヶ月はベビーベッドとして、フラットにすればプレイマットとして、生後8ヶ月頃からはベビーサークルとして形を変えて使うことができます。
また、クッション性の高いマットが衝撃を吸収してくれるので、周辺や階下への騒音防止にも最適です。そして2歳を過ぎてからも滑り台や迷路を作るなど、さまざまな遊びの場として活躍してくれるでしょう。
短期間使うベビーサークルはレンタルで処分もラクラク
ベビーサークルは活発な赤ちゃんを安全に守ってくれます。ひとりで家事や育児をこなすママにも心強い味方となってくれるでしょう。
今回はベビーサークルを使うメリットや、種類、選び方、そしておすすめのベビーサークルについて紹介しました。どんな使い方をしたいか、置く場所の広さ、使用期間などをよくイメージして選んでみてください。
ベビー用品は使用期間が短いので、できれば費用を抑えたいですよね。また大型のアイテムも多く、使わないときの収納や不要になったときの処分も大変です。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。