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ベビーベッドの布団の敷き方と必要なセット|洗濯頻度や方法、水通しの必要性も解説

ベビーベッドの布団の敷き方や洗濯方法、水通しの必要性を解説

ベビーベッドで赤ちゃんを寝かせるならベビー布団が必要ですが、どのようなアイテムを用意し、どのような順番で敷いたらいいのでしょうか。

この記事では、ベビー布団の揃え方や季節ごとの温度調整、お手入れや水通しについて解説しています。ベビー布団に関する疑問を解決して、赤ちゃんが快適に眠れる環境を整えてあげてくださいね。

赤ちゃん用の寝具やベビー布団セット、何が必要?

赤ちゃん用の寝具は何を揃えればいいのでしょうか。一通りのアイテムがセットになっている「ベビー布団セット」を購入するのもひとつの手です。ただしセット内容はメーカーによって違ってきますし、人によっては不要なアイテムが入っていることもあるので、必ずしもセットを購入する必要はありません。

これから解説する基本的なアイテムをまずは揃えて、必要に応じて買い足していっても十分でしょう。

敷くもの

敷布団

赤ちゃんの未熟な首や背骨をしっかり支えてくれる、固めの敷き布団を選びましょう。身体が沈み込む柔らかめの敷布団は、うつ伏せになった時に窒息の危険もあるので十分注意してください。

防水シーツ

赤ちゃんの汗やおねしょ、吐き戻しなどの汚れから敷布団を守るために防水シーツは必須です。

キルトパッド

赤ちゃんの汗やおねしょ、吐き戻しなどの水分を吸収してくれるのがキルトパッドです。防水シーツと組み合わせて使うことで、敷布団を汚れから守れます。

フィッティングシーツ

フィッティングシーツ(フィットシーツ)は、敷布団、防水シーツ、キルトパッドにまとめてかけるゴムのついたシーツです。それぞれのアイテムがずれないようにしてくれます。赤ちゃんに直接触れるので、肌触りの良いものを選びましょう。

掛けるもの

掛け布団

掛け布団は夏以外の3シーズン、春秋冬に使用します。赤ちゃん用の掛け布団であれば、保温性・吸湿性・通気性に優れた軽い素材でできています。丸洗いできるタイプが、お手入れしやすくおすすめです。

掛カバー

掛け布団にかける掛けカバーは、赤ちゃんに直接触れるものなので、吸汗性に優れた綿素材がよいでしょう。

枕類

赤ちゃんの首は未発達なので、負担がかからない低いものを選びましょう。ただ、新生児のうちは必ずしも枕が必要ではありません。

枕カバー

枕カバーも吸汗性に優れたものがおすすめです。吐き戻しやよだれで頻繁に汚れるので、薄手のタオルでも十分です。

ベビー布団の敷き方と手順

ここまで、ベビー布団の必要なアイテムを説明してきましたが、赤ちゃんを寝かせる時は各アイテムを正しい敷き方でセットしましょう。

基本的な敷く順番は決まっています。下から敷布団、防水シーツ、キルトパッドの順番に重ね、それらを包むようにフィットシーツをかけてください。シーツの上にさらにバスタオルを敷けば、汚れた時にすぐに交換できるので便利です。

赤ちゃんが触って顔にバスタオルが掛かってしまうようなら、ゴムで布団にとめておきましょう。

詳しくはコチラ

季節や気候にあわせて布団を調整しよう

赤ちゃんは自分で布団をかけたり脱いだりできませんし、言葉で伝えることもできません。暑すぎたり寒すぎたりしないように、季節や気候によって掛けるものを調整して、快適な睡眠環境を保ってあげましょう。

春・秋のベビー布団のコーディネート

春と秋は「敷布団+掛け布団+毛布」を用意しましょう。昼夜の気温差が大きい季節なので、掛け布団に毛布をプラスしてこまめに温度調整をしてください。

夏のベビー布団のコーディネート

夏は「敷布団+肌布団(タオルケット類)」を用意しましょう。汗ばんでいるようなら、タオルケットやガーゼケットをお腹にかけるだけでも十分です。反対に、エアコンで手足が冷えているようであれば肌布団をかけるなど、体調や室温に応じて調節してあげましょう。

冬のベビー布団のコーディネート

冬は「敷布団+掛布団+肌布団+毛布」を用意しましょう。掛け布団の下に、肌布団や毛布をプラスして寒い冬も暖かく眠れるようにします。ただし、暖房が十分に効いていて汗をかいてしまうと風邪の原因にもなります。暑くなりすぎないように、掛けるものを減らして調整してください。

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ベビー布団のお手入れの仕方

大切な赤ちゃんが寝るベビー布団、いつも清潔にしていたいですよね。ここからは、ベビー布団の洗濯方法や洗濯の頻度を解説します。

赤ちゃん用寝具のお手入れ頻度

赤ちゃん用布団のお手入れの頻度は、アイテムやお手入れ方法によって変わってきます。

カバー・シーツの洗濯

フィットシーツ、掛けカバー、枕カバーなど、赤ちゃんの肌に直接触れているものは、できれば毎日洗濯するのが理想です。毎日が難しい場合でも、2日に1回は洗濯するようにしましょう。

ベビー布団を干す

赤ちゃんはたくさん汗をかくので、思いのほか布団は湿気を含んでいます。ダニやカビの繁殖を防ぐためにも、数日に1回は布団を干しましょう。曇りや雨の日は避けて、晴れた日に干してください。布団乾燥機を使うのも効果的です。

ベビー布団の丸洗い

丸洗いできる布団は、ワンシーズンに1回、つまり3ヶ月に1回は洗いましょう。家庭で丸洗いできるものとできないものがあるので、洗濯表示をよく確認してください。

ベビー布団に掃除機をかける

1週間に1回は布団に掃除機をかけてダニを除去しましょう。布団用の掃除機を使うか、なければ普通の掃除機に布団用ノズルをつけて使いましょう。

ベビー布団の洗濯方法

ベビー寝具のうち掛け布団は、家庭で洗濯できるものも多くあります。自宅のベビー布団が洗えるのかどうか、必ず洗濯表示を確認しましょう。

洗濯機を使う場合

ベビー掛け布団を洗濯機で洗う方法です。

  1. ベビー掛け布団のファスナーを全て閉めます。
  2. 洗濯ネットにベビー掛け布団を入れ、洗濯機に入れます。
  3. 規定量のベビー用洗剤を洗濯機に入れます。
  4. 洗濯機の「押し洗いモード」や「毛布モード」で洗濯スタート。
  5. 洗濯が完了したら、陰干しします。

濡れた状態の布団を天日干しすると、生地がいたんだり型崩れしたりするので、必ず陰干ししましょう。

手洗いの場合

ベビー掛け布団を手洗いする方法です。

  1. ベビー掛け布団を折りたたみます。
  2. 浴槽の中に規定量のベビー用洗剤を入れて洗濯液を作ります。
  3. 浴槽の中でベビー布団を優しく押し洗いして、洗濯液を行き渡らせます。
  4. 30~40分ほど浸け置きします。
  5. シャワーで洗濯液をしっかりとすすぎます。
  6. 洗濯機で脱水します。
  7. 陰干しします。

ベビー布団のお手入れならクリーニングもおすすめ

ベビー寝具の中でも、掛け布団と違って敷布団はほとんどが固い素材でできています。赤ちゃんの姿勢をサポートしたり、うつ伏せ寝の窒息を防止したりするためです。形がしっかりしている敷布団を家庭で洗濯するのは困難なので、プロに任せるのがおすすめです。近くのクリーニング店に相談してみましょう。

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ベビー布団の水通しは必要?

赤ちゃんの肌着や衣類は、一度「水通し」してから着せる方が多いのではないでしょうか。水通しとは、買ったばかりの製品を使用する前に洗っておくことです。ベビー布団も水通しをしてから使う方が安心です。

水通しの目的は2つあります。1つは、有害なホルムアルデヒドを除去すること。赤ちゃん用の商品は、法律でホルムアルデヒドの含有量が規制されていますが、保管中に大人の衣類などから付着することもあります。アレルギーや発疹の原因になるホルムアルデヒドは水通しで取り除きましょう。

水通しのもう1つの目的は、吸湿性と肌触りを良くすることです。水通しをすると、糊が抜けて生地が柔らかくなるので肌触りが優しくなります。同時に吸湿性が良くなり、汗などを吸収しやすくなるメリットもあります。

ベビー布団を水通しするタイミング

ベビー布団の水通しは、いつまですればいいのでしょうか。人によってさまざまですが、「生後24ヶ月まで」というのがひとつの目安です。その理由は、厚生労働省がホルムアルデヒド含有量の厳しい基準を設けているベビー用品の対象が、生後24ヶ月までの赤ちゃん用の商品だからです。

ベビー布団を水通しする方法

ベビー布団の水通しは、洗剤は使わずに水だけで洗いましょう。また、大人のものとは分けることもポイントです。洗濯機で水通しする場合は、洗濯ネットに入れたベビー布団を「毛布コース」や「ドライコース」ですすぎまで行います。長時間の脱水はベビー布団の中綿を傷めることがあるので、その後の脱水は、1分程度にとどめましょう。

ベビー布団を手洗いで水通しする場合は、水かぬるま湯を溜めた浴槽で丁寧に揉み洗いした後、固く絞ってください。洗濯機でも手洗いでも、水通し後は陰干しで中までしっかり乾かしましょう。

汗っかきな赤ちゃんのために清潔な睡眠環境を準備

汗っかきで、おねしょや吐き戻しもある赤ちゃん。長時間過ごすベビー布団が清潔で快適であることが、健やかな成長には大切です。ベビーベッドを選ぶのと一緒のタイミングでベビー布団セットも準備して、快適な睡眠環境を整えてあげましょう。

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