赤ちゃんとのお出かけに便利な抱っこ紐は、お家のなかで家事や仕事をするときも役立つアイテム。今回は、抱っこ紐はいつまで使うものなのか、赤ちゃんに抱っこ紐を使わなくなる卒業の理由などを紹介します。
抱っこ紐は子育ての必需品
赤ちゃんのお出かけに欠かせない抱っこ紐。生後2~3ヶ月の赤ちゃんからだんだんと体重が増えるので、外出時に抱っこ紐を使う頻度が多くなります。お出かけのときだけではなく、家の中でも使う方も少なくないでしょう。
抱っこ紐が必要な理由
それでは抱っこ紐はどのようなときに必要なのでしょうか。ここではあると便利なシーンの代表例をいくつか紹介します。
赤ちゃんをあやすため
赤ちゃんが泣いてしまったとき普通の抱っこでは泣き止まなかったのに、抱っこ紐を使うことで泣き止む場合があります。抱っこ紐は赤ちゃんとの密着度が高いので安心して眠ることができるのです。また、ママパパの両手も空くため、身体を揺らしながら赤ちゃんの背中をトントンしてあげることができるのも魅力です。
赤ちゃんを寝かしつけるため
ベッドですんなり寝てくれる赤ちゃんもいますが、泣いてしまうことも多いのではないでしょうか。そんな時に活躍するのが抱っこ紐です。とくに装着が簡単なスリングタイプやベビーラップなどは密着感が高く、赤ちゃんが安心しやすいのですんなり寝てくれることにもつながります。赤ちゃんが眠った後にベッドに寝かせるのもスムーズに行えるためおすすめです。
お出かけ中にベビーカーの使用が難しいとき
お出かけするときにベビーカーだと動きづらい場面は、よくあるのではないでしょうか。そんな時にも重宝するのが抱っこ紐です。レジャー施設によってはベビーカーで入れないところもあります。ベビーカーで移動する時も、抱っこ紐を1つは持っておいた方がいざというときに便利でしょう。
子育てしながら家事や仕事をするとき
抱っこ紐があることで両手を空けられ、赤ちゃんを抱っこした状態で家事や仕事をこなすことができます。慣れない育児と家事の両立はとても難しいですよね。そんな時、重宝するのが抱っこ紐なのです。
抱っこ紐はいつまで使う? 何歳までが目安?
抱っこは何歳まで使うものなのか、どのくらい重くなったら使えなくなってしまうのか、初めて子育てする方は不安ですよね。ここでは抱っこ紐を卒業する理由として多いものを紹介します。抱っこ紐をこれから準備する方は使う期間も確認しておきましょう。
抱っこ紐を使わなくなった理由・卒業のきっかけ
一般的に1歳から2歳くらいまでの間で抱っこ紐を卒業する赤ちゃんが多いようです。それでは、卒業するきっかけは何なのでしょうか。よく聞かれる例をいくつか紹介します。
腰や肩への負担がつらくなったため
2歳ごろになると子どもの体重は10㎏を超えてきます。どんなに頑丈な抱っこ紐でも、ママパパの身体への負担が大きくなるので、そのタイミングで卒業する人が多いようです。
子どもが自分で歩くようになったため
歩けるようになった赤ちゃんは、お出かけの時の自分から歩きたがることが増えてきます。このように、成長と共に抱っこ紐の出番が減ることも卒業する理由のひとつです。
持ち運ぶときにかさばるため
抱っこ紐の使用頻度が減ってくると、おむつや赤ちゃん用品がほかにも多くある中で抱っこ紐も荷物として運ぶのが負担に感じられるようになり、それをきっかけに抱っこ紐を持たないよう卒業する方もいます。
装着やベルトの調整に手間がかかるため
抱っこをしても赤ちゃん気分はすぐ変わるものです。せっかく抱っこしてウエストベルトを装着したのに突然「歩く!」と言い出すことも。装着したりばずしたりといった手間が面倒になって、抱っこ紐を使わなくなるケースもあります。
抱っこ紐での抱っこを子どもが嫌がるようになったため
抱っこ紐はどうしても夏は暑く蒸れやすいです。そのため赤ちゃんが抱っこ紐で抱っこされるのを嫌がることもあります。動きたい盛りになってくる頃に、思い切って抱っこ紐を卒業するのは良いのかもしれません。
抱っこ紐をやめた後の外出はどうする?
抱っこ紐を卒業した後は、子どもが自分で歩く、ベビーカーに乗るなどの移動方法があります。ベビーカーを嫌う子どももいるためそのまま抱っこをすることもありますが、長時間の抱っこは大変です。歩く練習を増やして脚力を鍛えたり、ベビーカーを嫌いにならない工夫をしてみたりするのもひとつの手です。
また抱っこ紐を卒業するといっても、お出かけの日に抱っこ紐をいきなり持たずに外出すると、途中で「やっぱり必要だな」と思う状況になることもあります。使う頻度を少しずつ減らしてから、卒業するようにしましょう。
こんな時に便利! 卒業後でも抱っこ紐を使ったシーン
あまり抱っこ紐を使わなくなった後でも、あると便利な場面があります。ベビーカーは多くの荷物をかけることができますが、嫌がる赤ちゃんもいます。そんな時に抱っこ紐があると遠出にも役立ちます。ここでは、卒業した後も便利な抱っこ紐の活用シーンを紹介していきます。
歩き疲れた子どもを抱っこするとき
歩くことに慣れた子どもでも、歩き疲れて抱っこしてほしくなる時もあります。普通に抱っこするのもいいですが、長時間の場合は抱っこ紐がないと負担が多くなってしまいます。さらに普通の抱っこだと両手がふさがるため、荷物も持てなくなってしまいます。そういったときはコンパクトに収納できる抱っこ紐を持ち運びましょう。
年上の子がいる家族
上の子がいる場合は、手をつないた状態で赤ちゃんを抱っこする必要があります。そうしたとき、普通の抱っこだと両手がふさがることになり、上の子から目を離してしまったり迷子になったりする可能性があります。抱っこ紐を活用すれば、上の子も下の子も安全にお出かけすることが可能ですよ。
雨や雪などで天候が悪い日
雨の日や天候の悪い日は、子どもが濡れたり転んだりする恐れがあります。レインカバーと一緒に抱っこ紐を使えば、傘を持ちながら子どもを雨風から守ることができます。
抱っこ紐選びは使いたい期間も重要なポイント
抱っこ紐を使う期間は家庭環境や生活スタイルによって異なります。大切な赤ちゃんのスキンシップの手段なので、赤ちゃんの成長やママパパの身体のことを考慮して考えてみましょう。
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