赤ちゃんとのお出かけにあったら便利なアイテム、抱っこ紐とベビーカー。実際に購入をするとなると、どちらが必要なのでしょうか。
本記事では抱っこ紐とベビーカー、それぞれのメリットやデメリット、使い分けの方法などを紹介します。赤ちゃんとのお出かけする時期の目安や注意点もお伝えするので、初めて子育てされる方に必見の情報です。
赤ちゃんとの外出はいつからできる?
赤ちゃんとの外出は、一般的に1カ月健診が無事に終了してから少しずつといったところですね。生後1ヶ月は、まだまだ首も座らず寝ている時間も多いのでお出かけといっても必要最小限にしましょう。
また、3ヶ月くらいから予防接種もスタートするので、感染症の免疫ができてから少し長い時間のお出かけをしていくようになります。あくまでも赤ちゃん中心に考え、天気のいい日に人混みを避けて、短い時間の外出としましょう。
赤ちゃんとお出かけするときに気を付けること
赤ちゃんとお出かけをするときに注意するポイントを説明します。
人混みや混雑する時間帯を避ける
身体の抵抗力がまだまだ低い赤ちゃんにとって人混みはリスクの高い場所。お出かけをするときには、人の多いところは避け、混雑していると予想できる時間帯は避けましょう。
温度管理をしっかりとする
暑い夏や、寒い冬は赤ちゃんにとっても負担になります。夏であれば涼しい午前中、冬はお昼の少し暖かくなる時間を選んであげましょう。また、体温調節もうまくできないので服の着せすぎや極端な薄着は避けて常に赤ちゃんの状態を確認してあげてください。
なるべく短時間の外出にする
初めての場所に出かけるのは、大人でも気疲れしてしまいますよね。赤ちゃんにとっては、産まれてから毎日が初めてのことばかりです。成長にとって刺激も大切ですが、疲れてしまわないようにお出かけはできる限り短い時間にしてあげてください。
生活リズムを崩さないように注意する
赤ちゃんのお世話をしていると、毎日のルーティンはほぼ出来上がってきます。お散歩をする時間を取るのであれば、朝起こしてミルクを飲んで朝寝が終わってから10分、15分。帰宅したら、ミルクを飲んでお昼寝をさせてあげる、といった形で毎日の生活リズムを整えてあげましょう。リズムを作ることで、赤ちゃんもお母さんも負担が減ります。
お出かけはベビーカー? 抱っこ紐? それぞれのメリット
お出かけをするときにベビーカーと抱っこ紐、どちらが便利なのかそれぞれのメリットについてお話しさせていただきます。
ベビーカーのメリット
赤ちゃんを寝かせたままお出かけできるベビーカーは、何よりお母さんの身体が楽です。いくら軽い赤ちゃんだといっても、4~5kgの重さがあります。その赤ちゃんをずっと抱っこして出歩くのは腕も腰も大変。たくさんの荷物も、赤ちゃんも乗せて移動ができるベビーカーは非常に便利です。
抱っこ紐のメリット
抱っこ紐の良いところは、常に赤ちゃんの様子を確認できるところです。対面の抱っこであれば、寝ていても、起きていても常に顔をみることができるので少しの変化にも気づきやすくなります。
ベビーカーと抱っこ紐、どっちが多く使われている?
ベビーカーと抱っこ紐、使われているのはどちらが多いのでしょうか。大手ベビー用品を取り扱っている企業が150人にアンケートを取った結果、ベビーカーのみ、抱っこ紐のみ、両方必要、と分類したなかで、50%の人が「両方必要」と答えています。
続いて、抱っこ紐、ベビーカーとなります。お出かけのとき実際に利用した頻度の調査でも、両方使った人が45%、続いて抱っこ紐、ベビーカーの順になっています。
抱っこ紐とベビーカー両方使うと便利! おすすめの使い分け方法
実際に両方必要と答えた方は、どんな使い方をしているのでしょうか。パターンによって、どちらが便利なのかご紹介します。
赤ちゃんがグズったとき
ベビーカーに乗せていた赤ちゃんがぐずぐずし始めたら、すぐに抱っこ紐に切り替え。それで泣き止むことも十分にあります。もし抱っこ紐を持っていなかった場合は、ベビーカーを片手で押しながら、片手で赤ちゃんを抱っこしなくてはいけません。
年の近い兄弟・姉妹がいるとき
年の近い兄弟がいる場合、一人で歩ける年齢だとしても途中で「抱っこ!」「疲れた!」と言い出すことも必ずあります。そんなときに、上の子をベビーカーに乗せて赤ちゃんを抱っこ紐に切り替えることができます。
赤ちゃんと大人1人での外出
一見すると抱っこ紐のみで対応できそうですが、そうはいきません。赤ちゃんの荷物だけでも大荷物ですが、さらに買い物などに出かけた場合は帰りの荷物も増えますよね。
抱っこ紐に赤ちゃん、お世話用の荷物、買い物した物となると身体一つで持てる荷物は限られてしまいます。抱っこ紐で赤ちゃんと移動する場合は、ベビーカーは荷物を乗せるカートとして使えます。両方あるだけで、かなりの差になりますよね。
購入前のお試しレンタルもおすすめ!
抱っこ紐とベビーカー、両方あると便利なことは理解してもらえたと思います。それでは、両方購入しようと思っても、抱っこ紐でも2~4万円、ベビーカーも新生児から使えるものだと3~10万円とかなりの金額になります。さらに使える期間も短く、ベビーカーにおいては保管場所にも困ります。
使い終わったあとの処分のことも考えるとなかなか手が出しにくい点もありますよね。そんなときには、レンタルサービスを利用してみましょう。ベビーカーにもいろんなブランドがあり、形もさまざまです。気に入って購入したとしても、大きすぎたり重すぎたり、または赤ちゃんとの相性がイマイチだったりと後悔してもどうにもならないことになりかねません。
レンタルサービスを利用することで、赤ちゃんや生活スタイルにあったベビーカーを試すことができますし、使い終わったら返却するだけですので処分費用もかかりません。ベビーカー選びに迷ったら購入以外にレンタルもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。