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一人暮らしの住所変更ガイド|引っ越し前後の手続きや住民票を異動する必要性を解説

一人暮らしの住所変更の手続きや住民票異動の必要性について解説

一人暮らしを始めるときは、賃貸契約や住民票の異動、運転免許証やクレジットカードの住所変更など、さまざまな手続きが必要になります。手続きをしないでいると生活に支障が出る可能性があるため注意してください。

この記事では、一人暮らしの引っ越し前・引っ越し後に必要な手続きについて解説。また住民票を異動させる必要があるのか、そのデメリットもあわせて紹介します。

引っ越し前後で確認! 一人暮らしに必要な手続き

一人暮らしの引っ越し前後に必要な水道光熱費やクレジットカード、運転免許証などの手続き。数が多いためスケジューリングを行い、計画的に進めることが大切です。ここでは、引っ越し前・引っ越し後に必要な手続きを紹介します。

引っ越し前

賃貸物件の契約

引っ越し先となる賃貸物件の契約手続きが必要です。身分証明書や住民票などの必要書類を準備し、契約手続きを行いましょう。不明点があれば、些細なことでも不動産会社に質問して疑問を解決してください。

転出届の提出

引っ越しで、市区町村を出る場合は転出届の提出が必要です。手続きは引っ越しの2週間前から可能です。早めに転出届を提出して、転出証明書を受け取っておきましょう。引っ越し先の市区町村に転入届を提出する際に、転出証明書が必要になります。

インフラ(電気・ガス・水道)の申請

一人暮らしをする場合は、電気、ガス、水道の契約手続きが必要です。契約手続きをすることで電気やガス、水道が使えるようになります。入居日の1週間前までには手続きを済ませておきましょう。また、ガスの開栓は立ち会いが必要です。

インターネット回線の契約

一人暮らしの引っ越し先で光回線などを利用する場合は、プロバイダの契約手続きや工事が必要です。入居日からインターネットを使いたい場合は、早めに手続きをしておきましょう。

郵便物の転送サービスの申請

郵便物の転送サービスの申請をすることで、元の住所に届く郵便物を引っ越し先に転送できるようになります。手続きは郵便局やインターネットで行うことが可能です。転送サービス開始までに時間がかかることもありますので、入居日1週間前までには手続きを済ませておきましょう。

詳しくはコチラ

引っ越し後

ここからは、実家から一人暮らしの物件に引っ越し後の手続きについて見ていきましょう。

インフラ(電気・ガス・水道)の確認

一人暮らしの家に引っ越した後は、電気、ガス、水道が使えるか確認しましょう。ブレーカーを上げたり、ガスコンロを使用したりするなどして確認し、問題があれば事業者に連絡してください。

転入届・転居届の提出

一人暮らしの物件に引っ越しをした後は、転入届や転居届の提出を行います。引っ越し先が同じ市区町村の場合は転居届、異なる場合は転入届を提出して住民票を異動します。手続きには転出証明書や身分証明書が必要です。

運転免許証の住所変更

引っ越しをした場合は、運転免許証の住所変更手続きも必要です。手続きは警察署で可能です。運転免許証と引っ越し先の住所が確認できる書類を準備しましょう。

年金・保険の住所変更

年金や保険の住所変更手続きも行いましょう。国民年金第1号被保険者は市区役所または町村役場、第3号被保険者は事業主に変更届を提出します。ただし、年金はマイナンバーと基礎年金番号が紐付けできている場合、住所変更手続きは不要です。

保険については契約している保険会社に連絡をしましょう。

パスポートの住所変更

パスポートは住所が記載事項ではないため、各種機関で住所変更手続きをする必要はありません。ただし、最終ページの所持人記入欄に前住所が記載されているため、二重線で訂正し、引っ越し先の住所を記載することを推奨しています。

本籍が変わり、都道府県をまたぐ場合は住所変更手続きが必要です。

銀行口座の住所変更

引っ越し後は銀行口座の住所変更手続きも行いましょう。住所変更をしなくても口座は利用できますが、銀行からの大切な案内が届かなくなる可能性があります。銀行の窓口で手続きが可能です。

クレジットカードの住所変更

引っ越しをしたらクレジットカードの住所変更手続きも行いましょう。住所変更手続きをしないと、クレジットカード会社から重要な案内が届かなくなる可能性があります。カード会社からの信用を失う恐れもあるため、忘れないように手続きしてください。

ショッピングサイト(通販サイト)の住所変更

ネットショッピングを利用している場合は、ショッピングサイトの住所変更手続きが必要です。住所変更をすることで、引っ越し先の一人暮らしの家に荷物が届くようになります。各サイトにログインして、変更手続きを行いましょう。

印鑑登録

印鑑登録の住所変更手続きは、市区町村の役所窓口で可能です。手続きの際は、本人確認書類と登録する印鑑を用意しましょう。

自転車の防犯登録

防犯登録の住所変更は、自転車店やホームセンターなどで手続きが可能です。防犯登録は都道府県ごとに管理されているため、引っ越しで都道府県が変わる場合は防犯登録の抹消と再登録が必要です。同じ都道府県の場合は住所変更だけで済みます。

勤務先・学校の住所変更

アルバイトなどの勤務先や学校に住所が変わった旨を伝えましょう。重要な案内が届かなくなるので、早めに伝えるようにしてください。

詳しくはコチラ

必要な手続き一覧

一人暮らしの家に引っ越し前後に必要な手続きは、以下のとおりです。

引っ越し1ヶ月前


賃貸物件の契約
住所変更など手続きが必要なものをリスト化

引っ越し(1~2週間前)


役所に転出届の提出
電気・ガス・水道の申し込み
インターネット回線の契約
郵便物の転送サービスの申し込み

ポイント


電気・ガス・水道の確認

引っ越し後(2週間以内)


住民票の異動(転入届・転居届の提出)
運転免許証の住所変更手続き
パスポートの住所変更手続き
銀行口座の住所変更手続き
年金・保険の住所変更手続き
クレジットカードの住所変更手続き
ショッピングサイトの住所変更手続き
印鑑登録
自転車の防犯登録住所変更
勤務先や学校の住所変更 など

引っ越したときに住民票は異動しないとだめ?

住民票を異動して困ることはそうありませんが、異動しないと困ることは多いです。生活に支障が出るのを回避するためにも、住民票は異動させたほうが良いでしょう。転居前の役所に転出届を提出し、転居後14日以内に転居先の役所に転出証明書と転入届を提出するだけで住民票の異動は完了します。

住民票を異動させないことのデメリット

住民票を異動させない場合は、運転免許証更新や住宅手当、本人確認が必要な郵送物、選挙など、さまざまなことに支障が出る可能性があります。

ここでは、住民票を異動させないことのデメリットについて見ていきましょう。

運転免許証の住所変更ができない

住民票を異動させないと、運転免許証の更新ができない可能性があります。運転免許証の更新案内は住民票の住所に届きます。更新が必要なことを知らずに期限を迎えて、運転免許証が失効される恐れもあるので注意が必要です。

また、更新手続きは住民票に記載された住所の地域でしかできません。更新のために元の居住地まで戻らないといけなくなるので不便です。

住宅手当が適用されないことがある

企業の住宅手当を受ける場合は、住民票などを提出するのが一般的です。引っ越し先の住所と住民票の住所が異なる場合は、住宅手当を受け取れない可能性があります。

本人確認が必要な郵便物の一部を受け取れない

本人確認が必要な郵便物は住民票に記載された住所に届きます。しかし、そこに本人がいない場合は郵便物を受け取ることができません。

選挙に参加できない

選挙権は住民票の住所に適用されるため、旧住所で選挙に参加することになります。住民票を異動していないと新しい住所の選挙には参加できません。

一人暮らしに必要な手続きをチェック! スムーズな住所変更を

引っ越し前後には多くの手続きが必要です。ぎりぎりになって動くのではなく、計画的に進めることが大切です。スケジュールを立て、一つひとつ手続きを終わらせていきましょう。

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また、一人暮らしをするときは、必要な家電の準備も検討しなくてはなりません。家電の購入で迷ったら、家電レンタルもおすすめです。定額料金で好きな家電を利用することができるため、レンタル期間によっては新品を購入するより費用がかからずにすみます。購入する時も事前にレンタルを利用すれば、気軽に機能を試すことができますよ。

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