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自転車に取り付けるチャイルドシートのおすすめの選び方|前乗せ・後ろ乗せはどちらが人気?

子供を安全に自転車に乗せるためにはチャイルドシートが欠かせません。しかし、自転車用チャイルドシートはどれも似たようなデザインで、違いがわかりにくいもの。何を基準に選んだらいいのか悩んでしまいます。

今回は自転車用チャイルドシートの特徴や選び方について紹介していきます。

子供を自転車に乗せるときはチャイルドシートやヘルメットは必要?

自転車の2人乗りは原則禁止されています。しかし道路交通法によると、安全基準を満たす自転車であれば6歳未満の幼児を自転車の前と後ろの座席に乗せることが認められています。

つまり安全基準を満たしたチャイルドシートを使用すれば、子供を自転車に乗せてもいいということですね。

また、道路交通法の第63条では、子供を自転車に乗せる際に保護者は乗車用ヘルメットを被らせるよう努めなければならないと決められています。住んでいる地域によって道路交通規則は少し変わりますが、基本的に子供を自転車に乗せるときはチャイルドシートとヘルメットが必要だということになります。

前後で子供を2人乗せられるのは幼児2人同乗適合基準車

前と後ろに子供を2人乗せたい場合は、幼児2人が同乗できる特別な構造または装置を有する自転車(幼児2人同乗適合基準車)を使用する必要があります。この基準を満たしていないと道路交通法違反にあたる可能性があるため、注意してください。

詳しくはコチラ

前乗せ・後ろ乗せチャイルドシートの違い

自転車用のチャイルドシートには、ママやパパの前に子供を乗せる「前乗せタイプ」と、荷台に乗せる「後ろ乗せタイプ」があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

前乗せチャイルドシート

自転車を漕ぐママやパパの前に設置するチャイルドシート。子供の様子を常にチェックできるため、きちんと座っていられるか心配な1~4歳の低年齢の子供におすすめです。

ここからさらに2種類のタイプに分けられます。

ハンドル一体型

自転車のハンドルとチャイルドシートが一体となったタイプ。自転車のカゴがある部分に設置されています。

子供の体重が前輪にかかるため、フラつきにくく安定したハンドル操作が可能になります。チャイルドシートに膝が当たりにくいので、身長の高いパパでも漕ぎやすいメリットがあります。もともと自転車に装着された状態で売られているため、後から付けることはできません。

ハンドル吊り下げ型

漕ぎ手とハンドルの間に設置するタイプ。自転車のカゴを専有されないのがメリットです。これまで使っていた自転車や、後ろ乗せチャイルドシートが設置された自転車に後付けすることが可能。

チャイルドシートのみ購入できるため、ハンドル一体型より費用が安く済みます。ただし安定性はやや劣るので慣れるまでは注意が必要です。

後ろ乗せチャイルドシート

自転車の荷台部分に設置するのが後ろ乗せチャイルドシート。対象年齢が1~6歳未満と幅広いため、長く使用することができますよ。兄弟姉妹がいる家庭にもおすすめです。前方の視界が良好なので、小柄なママでも安心でしょう。

ハンドル操作もしやすく安定感があります。デメリットは子供の様子が確認しづらいこと。乗車中は定期的に声掛けをしてあげましょう。

自転車チャイルドシートのおすすめの選び方

自転車チャイルドシートを選ぶ際、気を付けたいポイントがいくつかあります。前乗せ・後ろ乗せ特有の注意点もあるので、購入する前にしっかり確認しておきましょう。

安全性の高いものを選ぶ

自転車は一歩間違うと重大な事故に繋がりかねません。子供を危険から守るためにも、安全性の高い製品を選びましょう。

ヘッドレスト

ヘッドレストは万が一事故を受けた場合、転倒や衝突などの衝撃から頭部や首元を守ることができます。ヘッドレスなしの製品より価格は高くなりますが、より安全性を求めるのならヘッドレスト付きがおすすめです。

5点式ベルト

チャイルドシートは主に3点式ベルトと5点式ベルトがありますが、両肩と両腰、股下からしっかりホールドしてくれる5点式ベルトがいいでしょう。着脱に時間はかかりますが、動いてしまいやすい子供や眠ったときでも安心です。

足置きステップ

足置きステップは高さを調節できるものがベスト。子供の成長に合わせて位置を変えられるため、大きくなっても無理のない体勢をキープできます。

SGマーク認定

製品安全協会が定めた安全に関するルールや検査に合格した製品には「SGマーク」が付いています。これの付いたチャイルドシートは一定基準の安全性が認められているため、ぜひSGマークの付いたものを選んでくださいね。

前乗せチャイルドシート選びのポイント

子供を自分の前に乗せる前乗せチャイルドシートを選ぶときは、どんなところをチェックしたらいいのでしょうか。

運転手の膝があたらないサイズか

特に身長の高いパパやママに気を付けてほしいのが、チャイルドシートに膝がぶつからないかどうか。ハンドル吊り下げ型の場合は子供との距離が近くなるため要注意です。実際にどれくらいの距離感なのか、販売店で試乗してみるのをおすすめします。

ハンドルがチャイルドシートを取り付けられる形状か

ハンドル吊り下げ型を後から購入する場合、ハンドルの形状によっては装着できない可能性もあります。今使っている自転車に取り付けられるかを確認してから購入するのを忘れずに。

後ろ乗せチャイルドシート選びのポイント

後ろ乗せチャイルドシートにも気を付けたいポイントがいくつかあります。購入前に必ず確認しておいてくださいね。

駐輪スペースに収まるサイズか

ヘッドレスト付きのチャイルドシートはハンドルやサドルよりも高さが出ます。そのため、立体駐輪場を使用している場合、チャイルドシートを取り付けると高さが収まらなくなってしまうことも。場合によってはヘッドレストなしのチャイルドシートを検討する必要もあるでしょう。

リアキャリアがチャイルドシートを取り付けられる耐荷重か

後ろ乗せチャイルドシートを取り付けるには、自転車のリアキャリアに「クラス27」の耐荷重が必要になります。この場合、チャイルドシートと子供の体重が合わせて27kg以下になるように注意しましょう。

 

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チャイルドシートは子供を自転車に乗せるときの必須アイテムです。小回りが利いて移動しやすい自転車は育児の強い味方です。安全性をしっかり確保したうえで子供を乗せるようにしてくださいね。

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