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新生児~生後1ヶ月までの体重の増え方|体重の量り方や増えないときの原因と対処法も解説

待ちに待った赤ちゃんとの生活が始まると、幸せな気持ちとともに不安な気持ちもうまれてきます。ちょっとした変化が気になったり、母乳育児が上手くいかず悩んだり。思い描いていた生活とは少し違ったというママパパもいるのではないでしょうか。

その中でも一番気になるのは、赤ちゃんが元気に成長しているかということでしょう。赤ちゃんの成長を自宅で確認する方法の1つは、体重の変化を知ることです。新生児期は、どれくらい体重が増えるのでしょうか。

今回は、新生児の体重の増え方の目安となる値や量り方についてご説明します。

生後1ヶ月までにどれだけ増える? 新生児の体重の増え方

新生児とは、生後28日までの赤ちゃんのことを言います。新生児はまだ体の機能が不安定です。そのため、体重の増加は成長の目安になります。この新生児期に、体重はどれくらい増えるのでしょうか。

適切な体重増加の目安として発達曲線があります。これは、母子手帳にのっているので確認してみましょう。帯の中には94%の赤ちゃんの値が入るので、自分の赤ちゃんの体重が帯の中に入っていればおおむね適切に増加しているとわかります。体重の推移をみることで、栄養が足りているか、順調に成長できているかを確認できます。

体重増加の平均

1日の体重増加の目安は25~50gと言われています。しかし個人差がありますし、日によって変動もあります。平均して1日30g、結果的に1ヶ月1kg増えていればよいとされています。成長曲線から大きく逸脱していないか、あまり一喜一憂せずに1週間ほどのまとまった期間で判断してください。

体重減少の平均

新生児は、いままで羊水の中にいたため、体の中に必要以上の水分があります。それを生まれた後に、尿や便、汗、皮膚からの蒸発などで失っていきます。生後2~3日は、赤ちゃんが飲むよりも失う水分が多いため体重が減っていきます。これを生理的体重減少と言います。生後1週間ほどで出生時の体重に戻ります。

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新生児の体重の量り方

新生児の体重を量るには、量り方やタイミングが重要です。

体重を量るタイミング

できるだけタイミングはいつも同じ時間帯に量ってください。授乳直後に量ると、その時に飲んだ量で体重が変わってくるので避けましょう。体重は通常、おむつをかえた後の状態で量ります。少しずつの変化になるため、おむつや洋服の重さはあらかじめ量っておき、赤ちゃんの体重から引きます。

ベビースケール(赤ちゃん用体重計)とは

新生児期の体重の変化は、少しずつになるため通常の体重計では変化がわかりません。ベビースケールでは、商品によって1gごとに量れるものもあります。新生児は細かく量れるベビースケールがおすすめです。

ある程度大きくなれば、ママパパが抱っこして通常の体重計に乗り、ママパパの体重を引くことで赤ちゃんの体重を量ることができます。ベビースケールは短期間しか使用しないので、レンタルで済ませるのも良い選択でしょう。

赤ちゃんの体重が増えないときの原因

赤ちゃんの体重が増えないと不安になりますよね。個人差があるとは言っても気になるものです。赤ちゃんの体重が増えない原因としては、どんなことがあるのでしょうか。

授乳回数が少ない

赤ちゃんは基本的には寝て過ごします。お腹が空くとすぐに起きる赤ちゃんもいれば、寝ている赤ちゃんもいます。よく寝る赤ちゃんの場合、起きた時だけ授乳していると授乳回数が少なくなる場合があります。まだ1回に飲む量が少ない新生児の場合には、授乳回数が少ないとトータルで飲む量も減ってしまいます。

赤ちゃんの運動量が多い

よく動く赤ちゃんは、消費カロリーが多いため体重が増えにくいことが考えられます。また、よく尿や便がでる赤ちゃんの場合も、体重が増えにくいことがあります。嘔吐や下痢などがなければ、少し様子をみましょう。

母乳・ミルクの量が足りていない

すぐに泣き授乳の間隔が1時間程度であったり、おっぱいから離れたがらなかったりする場合には母乳不足が考えられます。母乳不足の原因は、母乳自体が不足している、または赤ちゃんが上手に吸えていないことが考えられます。ミルクの場合は月齢で量が決まっているため、決められた量を守り、あげすぎないようにしましょう。

何らかの病気の疑いも

低体重で生まれた赤ちゃんは吸う力が弱い傾向にあります。また、消化器系が未発達で体重が増加しにくい場合もあります。低体重児以外にも、赤ちゃんがかかる疾患はあります。成長曲線から大きく逸脱する、または他に気になる症状があり心配な場合には、一度受診してみてください。

赤ちゃんの体重が増えないときの対処法

赤ちゃんの体重が増えない場合には、そのままにしておくと栄養不足になる可能性があります。原因を考えて、対処しましょう。

授乳リズムを改善する

基本的には、母乳であれば赤ちゃんが欲しがるタイミングであげましょう。しかし、体重が増えておらず、3時間以上欲しがらない場合には、赤ちゃんを起こして授乳してください。

混合育児にする

母乳が不足していると感じたら、ミルクを足しましょう。最初に母乳をあげてから、最後に足りない分をミルクで補います。母乳は吸われることで出るようになってきます。ミルクだけの時が多くなると母乳が出なくなってくるため、できれば少しでも毎回母乳もあげてください。

母乳が増えてきたり、赤ちゃんが上手に吸えたりできるようになるとミルクがいらなくなることもあります。赤ちゃんの吸い方が上手にならない、ミルクを足す量がわからないなど、自分だけでは難しい場合には、母乳外来に行くとアドバイスをもらえます。

月齢別ベビー用品レンタルガイド

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成長には個人差あり。心配な場合は小児科に相談してみよう

赤ちゃんの体重が増えないと、母乳が出ていないのか、もしかして病気なのかなど心配になりますよね。そんな時は、一人で悩まずに相談しましょう。1日に何度も体重計とにらめっこせずにある程度の期間で判断すること、個人差があるため気にしすぎないことを心にとめておいてください。基本的には、赤ちゃんが元気であれば大丈夫です。赤ちゃんもママパパも笑顔で過ごすことが大切ですね。

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