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部屋干しで洗濯物を早く乾かす裏ワザ! 時短テクやアイテム別の干し方を大公開

2022年1月6日

部屋干しで洗濯物を早く乾かす時短テクやアイテム別の干し方を大公開

一人暮らしの方にとって、洗濯物は屋外より室内に干したほうが、天候に左右されず、防犯対策にもなる利点があります。しかし誤った方法で部屋干しすると、十分に乾かないどころか雑菌の繁殖を促してしまい、洗濯したにもかかわらず嫌な臭いが発生することになってしまいます。

濡れた服を正しく早く乾かすことで、生地も傷みにくく、より大事に長く着ていくことができます。本記事では部屋干しについて、今すぐできる簡単な工夫や身近なものを活用するだけで洗濯物を早く乾かす、乾燥時間の時短テクを紹介します。

洗濯物を早く乾かすポイントは湿度と風通し

洗濯物が早く乾く環境は、空気中の水分量が少ない、低湿度の環境です。気温が高かったり湿度が低く乾燥したりしていると、濡れた服の水分が空気中に逃げやすいのです。

また部屋干しと外干しの大きな違いに、閉じられた空間(密閉空間)であるかどうかという点が挙げられます。窓やドアが開いていない屋内では、空気の流れが停滞します。濡れた洗濯物に含まれる水分により、湿気のある空気がとどまってしまうことで、洗濯物が乾きづらい空間ができるのです。

部屋干しで洗濯物が乾きづらい原因

一度に洗濯する量が多い

まずは干す前の洗濯をする段階ですが、洗濯物をため込んで、一度に洗濯してしまうのは望ましくありません。量が多いと、汚れが十分に落ちなかったり、干す場所が狭くなったりして、残った汚れと水分が部屋干し臭の原因となるからです。

洗濯槽の洗浄を定期的にしていない

洗濯槽の外側は見えない部分ですが、洗濯物の汚れが付着したり、常に濡れていたりすると雑菌が繁殖します。洗濯槽の汚れは洗濯物に移るので、1~2ヶ月に1回程度、専用クリーナーで洗浄するようにしましょう。

乾きにくい場所で室内干ししている

室内の乾きにくい場所、具体的にはカーテンレールや壁際、部屋の隅などです。洗濯物の量が一般家庭に比べて少ない一人暮らしの生活では、部屋に洗濯物を干すスペースが少ないこともあり、カーテンレールに掛けて干している方も多いのではないでしょうか。

窓の近くは風が吹き込んだり日当たりで乾きやすい印象を持つかもしれませんが、外気と内気の差で湿度が上がりやすい場所です。さらにカーテンと洗濯物が接して乾きにくいといった、部屋干しに向かない条件が揃っています。

洗濯物を早く乾かすコツ

濡れた服を干す場所の工夫

室内に洗濯物を干すとき、カーテンレールや壁際のようなものを掛けやすい場所があるところへ掛けてしまいがちです。しかし効率よく乾かすためには、室内でも湿気がたまりにくい、空気が比較的循環しやすい場所を選んで干しましょう。

壁際や部屋の隅からはやや離し、床からもできるだけ離れた天井に近いところなら、室内でも空気が通りやすいので、濡れた服が乾きやすくなります。

衣類の干し方の工夫

間隔を空けて干したり、太いハンガーを使用して濡れた生地の間に空気が通るようにします。また1本の竿に干すとき、両端は丈の長いもの、中央は短いものにして、干した服の裾がアーチ型になるように配置すると、空気がこもりづらくなり早く乾かすことができます。

【アイテム別】すぐ乾く干し方とコツ

シャツ類・フード付きパーカー

ワイシャツやポロシャツなど袖のある服は、通常のハンガーではなくピンチハンガーを使い、上下逆さに吊るすと早く乾かすことができます。服の前後や袖など、生地の間に空間を作ることで早く乾かすことができるのです。

同様にフード付きのパーカーも、フード部分が背中の部分と重なってしまい乾きにくい要因となりがちですが、ハンガーをもう1本使用し、フードが重ならないようにすることで解消できます。

ボトムス

パンツやジーンズ、スカートなどのボトムスは、ウエスト周りが筒状になるようピンチハンガーで複数個所を留め、吊るして乾かします。シャツ類と同じく、生地が触れ合わないことで空気の通りができ、乾燥を早められます。

バスタオルやシーツなどサイズが大きい布製品

バスタオルやシーツなど大判の洗濯物を干すときは、ピンチハンガーを使うと便利です。ピンチハンガーの隅から、布製品の長辺をジャバラに折る形で、ジグザグに干していきます。また、干す場所が広い場合は、物干しへのかけ方を四角形ではなく、対角線で三角形に折って干すと、一番下の角部分に水分が落ちるので乾きやすくなります。

洗濯時の脱水時間・方法を工夫する

洗濯をするとき、あらかじめ脱水の時間を長く設定したり回数を多くしたりすれば、その分乾燥にかかる時間も短くできます。ただし、生地や縫製にダメージを与える可能性もあるため、洗濯する前に洗濯表示タグを確認しておきましょう。

脱水の時間や回数を変えずに洗濯物の水分量を減らす方法には、すすぎの排水後、乾いたバスタオルを洗濯槽に入れてから脱水をする方法があります。乾いたタオルが水分を吸収するので、脱水時間を短くしたいときにも使えます。

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家電を使って乾燥させる

エアコン・扇風機・サーキュレーター

室温や体感温度の調節機能を持った扇風機や暖房などの空調家電は、送風により屋内で空気の流れを作ることができます。またサーキュレーターは温度の調節機能は持っていませんが、空気を循環させて、エアコンの温風や冷風を部屋の隅々に行き渡らせる機能に特化しています。

ほかにも洋服を1着だけすぐに乾かしたい場合はドライヤーを利用する方法もあります。しかし、ドライヤーはもともと熱に強い毛髪を乾かすための家電であり、本来の用途からは外れるため、衣服に用いるときは生地の傷みや繊維の縮みを起こす場合もあることを考慮しなければなりません。

除湿器・衣類乾燥機

空調家電よりも洗濯物を乾かすために使える家電が、湿気を除去する機能に特化した除湿器や乾燥機です。布製品を乾かす家電衣類乾燥機・布団乾燥機や、屋内の湿度調整ができる除湿器は、洗濯物をより早く乾かすことに効果的です。

大切な衣類を長く着れるように早く乾く方法を試してみよう

洗濯物を早く乾かすことは、雑菌やカビなどの汚れ、あるいは繊維の伸縮から生地の状態を守ることにつながります。良い状態をできるだけ保ち、「今持っている衣服を長く大切に着る」ことは、衣料業界でも「サステナブルファッション」として近年取り組まれている環境保護活動のひとつです。

いずれ着なくなったときでも捨ててしまうことなく、必要な人へ提供できるような状態にしておくことで「サステナブル」=持続可能な社会へ参画する第一歩にもなります。

ものを大事に使うなら、処分不要の家電レンタル

衣服と同じように、洗濯機などの家電製品も長く大事に使いたいものです。家電レンタルサービス「AQレント」なら、新品・中古を選んでレンタルでき、使わなくなったら返却するだけ。毎月定額料金を支払うだけで利用できるので購入と比べて初期費用を抑えることができ、処分や修理の手間がかかりません。

不要になってもゴミとしての処分はせず、また必要な人が使えるようにできる家電レンタルサービス。利用者にとってお得であると同時に、これからの環境保全にも役立てるサービスです。

自分のライフスタイルに合った家電を選ぶために、家電レンタルの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

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