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赤ちゃんの寝かしつけのコツ|寝る前の準備や眠くなるツボ、マッサージ方法を紹介

2022年4月19日

赤ちゃんの寝かしつけのコツや寝る前の準備、眠くなるマッサージ方法を紹介

赤ちゃんが寝てくれない、夜中に起きて泣き出してしまうとお悩みのママパパは決して少なくありません。赤ちゃんの睡眠時間が足りていないのではないか、健康に影響が出るのではないかと不安に思うことも多いでしょう。

今回は赤ちゃんの寝かしつけに効果的なマッサージの方法やおすすめのベビーベッドを紹介します。寝る準備のポイントや寝つきが悪い原因、赤ちゃんの平均睡眠時間もあわせて解説するので、マッサージと一緒に快適な睡眠環境を整えてあげましょう。

赤ちゃんがなかなか寝てくれない理由は?

赤ちゃんの寝つきが悪い原因について、それぞれ具体例を挙げて説明していきます。

生活リズムが不安定なため

赤ちゃんの寝つきが悪い原因としてあげられるのが、生活リズムが不安定ということです。1日中明かりのついた部屋にいることで、赤ちゃんは昼と夜の区別がつかなくなってしまいます。

睡眠環境が整っていない

赤ちゃんが眠りやすい環境を作ってあげるのも大切です。例えば、夏場は暑くてもクーラーのかけすぎていると、睡眠の質が悪くなりなかなか寝つけません。直接クーラーや扇風機の風が当たらないようにし、室温は25~27度くらいを保つようにしましょう。

冬場の場合、室温は20~22度前後が最適です。また、乾燥しないように加湿器を置いたり濡れタオルを寝ている部屋にかけたりするなどの工夫が必要です。

寝る前の習慣に問題がある

赤ちゃんは、すぐに寝られる子もいれば、なかなか寝付けない子と様々です。寝る前にテレビや携帯の動画を見ている生活環境の場合は、画面の明るさが寝られない原因になっていることがあります。寝る前の習慣を見直すことも必要です。

詳しくはコチラ

月齢別赤ちゃんの平均睡眠時間

赤ちゃんにとって睡眠は成長ホルモンを分泌する大切な時間です。また、睡眠時間やリズムは成長とともに変化します。赤ちゃんの健やかな成長のために、適切な睡眠時間を把握したうえで、快適な睡眠環境を整えてあげましょう。

ここからは、赤ちゃんの平均睡眠時間を月齢別に紹介します。

新生児期~生後1ヶ月

新生児期~生後1ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間は、1日あたり16~18時間です。つまり、生まれたばかりの赤ちゃんは、1日の大半を眠って過ごします。

この時期の睡眠パターンは赤ちゃんによって大きく異なるものです。昼間によく寝て夜中はあまり寝てくれない赤ちゃんもいれば、昼間はあまり寝ずに夜中にぐっすり寝る赤ちゃんもいます。こういった睡眠パターンは生まれ持った特性による部分が大きいため、変えられないケースがほとんどです。

無理に睡眠パターンを矯正するのではなく、赤ちゃんが食後に2~4時間寝られるようなサイクルを整えてあげるのが理想的です。

生後2ヶ月~生後3ヶ月

生後2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間は、1日あたり15~17時間です。この時期になると、昼と夜の区別がつき始め、日中に寝る回数が減って夜中にぐっすりと寝てくれることが多くなります。

1回の睡眠時間も若干長くなり始め、連続して3~4時間くらい寝ることもあります。なかには夜中に6~8時間くらい続けて寝てくれる赤ちゃんもいますが、やはり個人差が大きいので無理に睡眠パターンを矯正する必要はありません。

睡眠のリズムが整うまでは、まだまだ時間が掛かるため、夜泣きをするのは当たり前の時期であることを知っておきましょう。

生後4ヶ月~生後6ヶ月

生後4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間は、1日あたり14~16時間です。この頃から、夜中にまとめて寝てくれることが多くなります。

1~2時間程度のお昼寝を1日に3回程度しますが、日中は起きている時間が長くなるので、さまざまなものに興味を持ち始めます。お昼寝の時間には個人差があるため、そこまで神経質になる必要はありませんが、夜中の睡眠時間は10時間以上確保してあげるのが理想的です。

眠りの浅い赤ちゃんであれば、小さな物音などでも目を覚ましてしまうので、睡眠を邪魔しないような環境を整えてあげることも大切です。

生後7ヶ月~1歳

生後7ヶ月~1歳の赤ちゃんの平均睡眠時間は、1日あたり12~14時間です。この時期になると、昼と夜の生活リズムが大人に近づき始めます。

生後半年を過ぎたころからお昼寝回数も減り始めます。赤ちゃんによって差はあるものの、生後7ヶ月~9ヶ月頃は1~2時間のお昼寝が2回くらいに、生後10ヶ月~1歳頃は1~2時間のお昼寝を1回くらいになるケースが多いです。

ただし、その日の体調や起きている間の活動量によっても、お昼寝の回数や時間が増えたり減ったりします。お昼寝のパターンが安定しないからといって、基本的に心配する必要はありません。

1歳以降

生後1歳以降の平均睡眠時間は、1日あたり11~14時間です。1歳を過ぎた頃から、日中の活動量が大きく増えるため、夜中にまとまった睡眠を取れるケースがほとんどです。夜中に10時間以上の睡眠時間を確保して、午後の時間帯に2時間程度のお昼寝をさせてあげるのが良いでしょう。

保育園などに通わせている場合は、新しい環境に刺激を受けて夜泣きが出ることもあります。子どもにとっては無理のないことなので「夜泣きで睡眠時間が足りていない」と焦ることなく、睡眠ペースを少しずつ整えてあげることが大切です。

ベビーマッサージをすることで得られる効果

赤ちゃんの寝つきが良くなる手助けをしてくれるのが、ベビーマッサージです。ベビーマッサージは、赤ちゃんの皮膚に触れることで筋肉をリラックスさせます。また、親と触れ合うことで精神的リラックスを与えられます。

ここからは赤ちゃんが眠くなるツボやマッサージのコツを紹介します。

足のツボ

失眠(しつみん)

失眠は、不眠症のツボで、かかとの中心にあるツボを指します。赤ちゃんを布団に寝かせたら、両方の足を手のひらで優しく包み込み、親指の腹で軽くなでるようにゆっくり押してあげます。

湧泉(ゆうせん)

土踏まずの中心の少し上あたりにあるツボです。両方の親指の先で、ゆっくりと力を入れながら5秒間押してゆっくりと力を緩めます。これを10セットくらい行うと効果的です。

三陰交(さんいんこう)

くるぶしのこぶから、指4本分ほど上に位置する場所です。ゆっくりと力を入れて5秒ほどツボを押し、これを3回くらい繰り返します。このツボは、血行促進、冷え性改善、ストレス・不安解消などの効果が期待されるため、ママにもおすすめです。

足三里(あしさんり)

膝の皿の下の外側のくぼみから、赤ちゃんの指4本分の下あたりにあります。ママの中指をツボの周辺に当てて、長めに触ってあげるのがおすすめです。

手のツボ

合谷(ごうこく)

親指と人差し指の間の骨が合わさるところのくぼみあたりにあります。強く押さずに優しく触ってあげましょう。

顔のツボ

安眠(あんみん)

耳たぶの後ろ側に出っ張った骨があります。その骨から、少し後ろに下がったあたりにあります。リラックス効果があり、穏やかな睡眠に導いてくれます。安眠のツボは、赤ちゃんを抱っこしながらでも触ってあげることも良いです。優しくなでてあげましょう。

身体のツボ

鳩尾(きゅうび)

みぞおちを指します。左右の肋骨が合わさっている部分の少し下にあります。みぞおちを意識しながら、ママの中指で赤ちゃんのお腹全体をなでるイメージです。鳩尾は、夜泣きにもおすすめのツボです。夜中、赤ちゃんが泣き止まない時もそっと触ってあげましょう。

ただし、みぞおちは絶対に強く押さないでください。また、授乳や食後だと吐き戻しの原因になってしまうため、少し時間をおいてから行うようにしましょう。

丹田(たんでん)

おへそから赤ちゃんの指4本分下がった場所にあります。全身の気力が集まったところと言われ、情緒を安定させてくれます。デリケートな場所のため、手の平全体で優しくなでてあげましょう。少し長めに押して温めるというイメージで行うと良いです。

マッサージ以外に赤ちゃんを寝かしつける方法

マッサージ以外に赤ちゃんを寝かしつける方法をご紹介します。寝る前は、部屋の照明を消すように心がけましょう。ママやパパの生活音のみが聞こえるようにし、静かな環境を作ってあげてください。

背中をさすったり、トントンしてあげたりすることで、安心してスムーズに入眠できます。トントンのリズムは、赤ちゃんがお腹の中にいた時の心音と似ているため、安心感に満たされて眠くなると言われています。

このとき、子守り歌や赤ちゃんが落ち着く音楽を流すとさらに効果的です。赤ちゃんを寝かしつけるためのクラシックやオルゴールも発売されているため、利用してみましょう。

詳しくはコチラ

マッサージするときに気を付けること

赤ちゃんをマッサージする際、いくつか注意点があります。安全にマッサージを行い、効果を高めるためにも確認してから試しましょう。

マッサージオイルやローションを使う

マッサージをする部位やマッサージの仕方によっては、赤ちゃんの肌に負担がかかることがあります。そのため、マッサージローションを使うのが良いでしょう。ローションは冷たいので、手で温めてから使用することをおすすめします。

手指を温めておく

冷たい手で触れると、赤ちゃんは驚いてしまいます。マッサージする前は手を温めておきましょう。

寝やすい環境にする

スマートフォンやテレビを見ながら行うのではなく、赤ちゃんにしっかり意識を向けてゆったりとした気持ちで行うのが大切です。スマートフォンは電源を切ったり、マナーモードにしたりして音が鳴らないように気をつけましょう。

衛生的で安全! 睡眠環境を整えるならベビーベッドがおすすめ

ベビーベッドは、赤ちゃんをほこりから守る働きもあります。床に布団を敷いて赤ちゃんを寝かせるとほこりを多く吸い込んでしまう可能性があります。ベビーベッドに寝かせることで、花粉やダニなどのアレルギーを防ぐ助けにもなります。

また、兄姉がいる場合、良かれと思って赤ちゃんにおもちゃや食べ物をあげてしまうことが、誤飲や誤食につながることもあります。ベビーベッドに寝かせていれば、そういった危険から守ることもできます。

AQトレントで人気おすすめのベビーベッドを紹介!

ここからはAQトレントで人気おすすめのベビーベッドを紹介します。

Aprica(アップリカ)|ココネルエアーAB

ApricaのココネルエアーABは、赤ちゃんが快適に寝られるように、通気性に優れた「やわらかマット」と「安心メッシュガード」を採用したベビーベッドです。

折りたたみ時のサイズが幅260mm×奥行260mm×高さ951mmとコンパクトなことも特徴です。実家や旅行先に持って行けるのは、ママパパはもちろん赤ちゃんにとっても大きなメリットでしょう。また、キャスター付きで移動も楽なので、ベッド下の掃除に手間取ることもありません。

さらに、ベビーベッドとして使用しなくなった後も、ベビーサークルとして使えるのも嬉しいポイント。実家や旅行先でもいつもと同じ環境で寝させてあげたい方におすすめのベビーベッドです。

farska(ファルスカ)|コンパクトベッドフィット

farskaのコンパクトベッドフィットは、お布団とベッドが一体になった新しいタイプのベビー寝具です。コンパクトベッドフィット1つあれば、ベビー布団を別で購入する必要はありません。

折りたたみ時のサイズは幅600mm×奥行240mm×高さ450mmと非常にコンパクト。家の中でも外出先でもサッと持ち運べ、赤ちゃん睡眠スペースを用意してあげることができます。

肌触りの良い敷きパッドと弾力性に優れたマットレスを採用しているため寝心地も快適。厚手のマットレスはおむつ交換の時にも活躍してくれるでしょう。どこへでもお手軽に持ち運べ、オールシーズン使えるおすすめのベビーベッドです。

大和屋|そいねーるⅢ

大和屋のそいねーるⅢは、大人用ベッドに隙間なくつなげて「添い寝」ができるベビーベッドです。床からベッドに合わせて21段階(12~70cm)の高さ調整ができ、足を取り外せば布団とも連結可能。どのような寝具であっても、赤ちゃんと添い寝してあげられる新しいタイプのベビーベッドです。

赤ちゃんとママパパがそれぞれのパーソナルスペースを確保でき、それぞれに快適な寝具を使えるのは、そいねーるⅢならではのメリットでしょう。出産後のライフスタイルに合わせて使いこなせる、おすすめのオールマイティタイプのベビーベッドです。

マッサージは赤ちゃんとの大切なスキンシップのひとつ

赤ちゃんが寝てくれないと、ママパパも安心して寝られず睡眠不足になってしまいます。環境を見直し、マッサージをして赤ちゃんが気持ちよく眠れるようにしてあげましょう。最後に紹介したベビーベッドは安心して眠れるスペースを確保するだけではなく、おむつ替えのようなお世話をラクにしてくれるメリットもあります。

しかしベビーベッドは使用期間が短いので、できれば費用を抑えたいですよね。またサイズも大きいので使わないときの収納や不要になったときの処分も大変です。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。

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