赤ちゃんの睡眠環境を快適にするために必要なベビーベッド。購入するときは安全性や品質はもちろん、使いやすさにもこだわったベビーベッドを選びたいですよね。
今回は子育ての負担を軽くしてくれる移動式ベビーベッドについて、特徴やメリットを紹介します。
移動・持ち運びに便利なベビーベッドの機能
移動・持ち運びに便利なベビーベッドの機能は主に2つあります。1つは移動に便利なキャスター付き、もう1つは持ち運びに便利な折りたたみ式です。ここではそれぞれの機能を詳しくご紹介していきます。
キャスター付き
まずは移動しやすいキャスター付きのベビーベッドです。ベビーベッドをお部屋間で移動する使い方を想定している方におすすめです。
キャスターがついていれば赤ちゃんが眠っていてもそのまま移動することができ、持ち上げなくてもラクに移動可能。また、ベビーベッドの下をお掃除するときにも便利ですよ。
折りたたみ式
折りたたみ式のベビーベッドは、組み立てや片づけがサッと簡単にできます。大きめのベビーベッドの場合、一度組み立てるとドアや廊下を通って他のお部屋に移動させることが難しくなりますが、折りたたみ機能があれば簡単にたたんで移動できます。
また、収納バッグ付きで持ち運びを想定したコンパクトなベビーベッドの場合、帰省や旅行にも持っていけて便利です。
移動式ベビーベッドがおすすめの理由
移動・持ち運びに便利なベビーベッドの機能として、キャスター付きと折りたたみ式の2つを紹介しました。具体的にどのような理由で移動式ベビーベッドがおすすめなのか詳しく説明していきますね。
寝室・リビング間の移動がラクチン
夜間は寝室、昼間はリビングで使いたいという場合は、移動がラクチンなベビーベッドがおすすめです。移動や折りたたみが簡単にできないと、ベビーベッドは寝室に常設することになりがちです。その場合、昼間の赤ちゃんの居場所を別に考える必要があります。
床に置いたベビー布団に赤ちゃんを寝かせるか、ベビーベッドとは別にベビーラックなどを用意しなければなりません。昼間もベビーベッドに寝かせてあげたいなら、移動式ベビーベッドがおすすめです。
赤ちゃんを目の届く場所に移動できる
赤ちゃんが眠っている間にさっと家事を済ませてしまいたい。そんなとき、ベビーベッドごと移動できたら赤ちゃんの様子が見えるので安心できますよね。赤ちゃんが起きているときも、ベビーベッドからママの姿が見えると赤ちゃんも安心できます。
また、休憩するときに、赤ちゃんをずっと抱っこしていなくても大丈夫です。赤ちゃんはベビーベッドに寝かせてそばで見守り、パパママもリラックスして体を休めましょう。
帰省や旅行のときに持ち運べる
帰省や旅行を考えている方、移動先には赤ちゃんを安心して寝かせてあげる場所はありますか? 移動式ベビーベッド、なかでも収納バッグがついてコンパクトに折りたためるベッドは帰省や旅行の移動を想定して作られており、ラクに持ち運べます。帰省や旅行中も、赤ちゃん専用のスペースに寝かせることができると安心です。
移動しやすさ以外もチェック! ベビーベッドの選び方
先ほどご紹介したキャスター式や折りたたみ式といった移動のしやすい機能以外にも、ベビーベッドを選ぶポイントがいくつかあります。ここでは安全性、サイズ、高さの3つのポイントに注目したベビーベッドの選び方を詳しくご紹介していきますね。
安全性で選ぶ
日本国内で流通しているベビーベッドには安全基準を満たしていることの証として「PSCマーク」と「SGマーク」の表示が義務付けられています。
インターネット上にはこのマークが表示されていない、つまり安全基準が明確でない製品を販売しているサイトも存在しているので注意が必要です。大切な赤ちゃんを守るために、必ず安全性が保証されている商品を選ぶようにしましょう。
サイズで選ぶ
ベビーベッドのサイズは一般的に内寸120×70cmのレギュラーサイズと、内寸90×60cmのミニサイズがあります。
レギュラーサイズのベビーベッドは最長2歳くらいまで使用でき、赤ちゃんが寝返りを始めてからや、大きくなってからもゆったりと過ごすことができます。ミニサイズは限られたスペースにも置けるコンパクトさが魅力ですが、赤ちゃんが寝返りを始めると窮屈に感じることがあります。
ベビーベッドを置くスペースに合わせてサイズを選ぶようにしましょう。
高さで選ぶ
ベビーベッドの高さはハイタイプとロータイプがあります。
ハイタイプのベビーベッドは床板の高さが床から約70cmあり、パパママが腰に負担の少ない姿勢で赤ちゃんのお世話をすることができます。また、床板の下に収納がついているものは、おむつやお着替えを入れておけるので、便利で省スペースです。上のお子さんやペットがいるご家庭では不慮の事故を防ぐことができるハイタイプがおすすめです。
ロータイプのベビーベッドは床板の高さが床から45cm以下で、大人のベッドに並べて添い寝をすることができ、圧迫感が少ないことがメリットですが、お世話の際に腰痛になりやすく、上のお子さんやペットがいたずらしてしまう可能性もあります。ご家庭の状況に合わせて高さを選ぶようにしましょう。
使用期間の短いベビーベッドはレンタルがおすすめ
先ほどご紹介したように、ミニサイズのコンパクトなベビーベッドは寝返りを始めるころになると手狭に感じることがあります。しかし、新生児期や月齢の低い赤ちゃんには安全性や衛生面も考えると、ぜひベビーベッドを用意してあげたいですね。短期間の利用であれば、購入の他にもレンタルという選択肢もあることをご存じでしょうか。購入するよりも費用を抑えられ、浮いた費用を他のベビー用品に充てることができます。
また、赤ちゃんによってはせっかくベビーベッドを用意したのに寝てくれなかったということも。レンタルであれば、もし赤ちゃんにベビーベッドが合わなくても返却可能なため、試しに使ってみたいという方にもおすすめです。
ベビーベッドはレンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。