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ベビーベッドにマットレスは必要? メリットや使用・洗濯方法、おすすめの選び方を紹介

ベビーベッドのマットレスの必要性やメリット、おすすめの選び方を紹介

大人がベッドにマットレスを敷くのと同じように、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせるのならマットレスが必要です。ベビーベッドに直接布団を敷くだけじゃダメなの? と疑問に思う方もいるでしょうが、さまざまな理由があるのです。

この記事では、ベビーベッドにもマットレスが必要な理由と、ベビーベッド用マットレスの種類や選び方を解説します。

ベビーベッドにマットレスが必要な理由

どうしてベビーベッドにマットレスが必要なのでしょうか? ベビーベッド用のマットレスを使うと赤ちゃんの睡眠環境がよくなる、赤ちゃんの成長にプラスに働く、というメリットがあるのです。

ベビー布団とマットレスで通気性を良くする

ベビーベッドに布団とあわせてマットレスを使うと、通気性が良くなるメリットがあります。赤ちゃんは大人と比べて汗っかき。さらに1日のほとんどを寝て過ごします。湿気を含んだ布団をベビーベッドに直接敷いて使い続けると、カビやダニの温床になってしまいます。

内部に湿気をためこまないマットレスを使うことで通気性が改善し、カビやダニが発生しにくくなります。

マットレスを使えば体圧が分散される

身体が沈み込みすぎる柔らかいマットレスは、赤ちゃんの成長を妨げるだけでなく、うつ伏せの姿勢で鼻と口が塞がれるため窒息の危険すらあります。

ベビーベッド用のマットレスは、適度な反発力があり体圧を分散してくれます。赤ちゃんの身体にかかる負担が均一になり、理想的な寝姿勢を保ちやすくなります。マットレスは成長途上にある赤ちゃんの成長をサポートしてくれるのです。

ベビーベッド用のマットレスはいつまで使える?

ベビーベッド用のマットレスはいつまで使えるのか、という疑問をお持ちの方も多いでしょう。一般的に、ベビーベッドを卒業するのはつかまり立ちをし始める生後8ヶ月ごろが目安です。ベビーベッド以外で使わないのなら、マットレスが必要なのはその時期までといえるでしょう。

ただし、ベビーベッド用のマットレスは床に直接置いて使うこともできるので、リビングなどでお昼寝用のスペースとして活用できます。前述した通気性の改善、体圧分散効果というマットレスのメリットを考えると、ベビーベッド卒業後もマットレスを使うことは、赤ちゃんの健康や成長にとっておすすめです。

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ベビーベッド用のマットレスの使い方(シーツ・布団)

ベビーベッド用マットレスに、シーツやキルトパッド、布団を組み合わせて使うとより快適に眠ることができます。その場合、どんな順番でセットすればいいのかを解説します。

まず、キルトパッドのみを併用するときは、下からマットレス、キルトパッド、フィットシーツという順番でセットしてください。マットレス自体を洗うことができない場合は、マットレスとキルトパッドの間に防水シーツを挟むと、吐き戻しやお漏らしでマットレス内部まで汚れるのを防げます。

次に、キルトパッドと布団を併用する場合は、下からマットレス、敷布団、防水シーツ、キルトパッド、シーツという順番でセットしましょう。布団は丸洗いしにくいので、防水シーツを挟むことをおすすめします。

ベビーベッド用のマットレスの洗濯方法

ベビーベッドで使うマットレスは、吐き戻しやお漏らしなど汚れる要素が満載です。お手入れの方法は気になるところですよね。カバー付きのマットレスであれば、カバーは水洗いできることがほとんどです。

マットレス本体が洗えるかどうかは商品によってさまざまです。シャワーでさっと流すことができるもの、浴槽に水をためて押し洗いできるものなど商品によって違います。洗濯表示をしっかりと確認して、指定された方法でお手入れをしてください。

ベビーベッド用のマットレスの選び方

ベビーベッド用マットレスはたくさんの種類が販売されていて、どれを選んでいいか迷ってしまうかもしれません。ここからは、ベビーベッド用マットレスの選び方を解説していきます。ポイントになるのは「サイズ」「硬さ(素材)」「手入れのしやすさ」「機能性」の4つです。

ベビーベッドのサイズに合うマットレスを選ぶ

最初にチェックして欲しいのは、マットレスがベビーベッドに合うサイズかどうかです。マットレスがベビーベッドの内寸より大きいと、マットレスが置けなかったり柵が閉まらなかったりします。

逆にマットレスがベビーベッドの内寸より小さいと、柵とマットレスの間にできた隙間に赤ちゃんの体が挟まってしまいます。ケガや窒息の原因にもなるので、十分に注意したいところです。

ベビーベッドの一般的な内寸は、標準サイズで70×120cm、ミニサイズで90×60 cmですが、それ以外にもさまざまな規格が存在します。ベビーベッドの内寸をしっかり測ってぴったりサイズのマットレスを選びましょう。

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ベビーベッド用マットレスの硬さや素材で選ぶ

ベビーベッド用マットレスは、基本的に赤ちゃんの身体が沈み込みすぎない硬めのものを選びましょう。身体が沈み込む柔らかいマットレスはうつ伏せになったとき顔が沈み、鼻と口が塞がれて危険です。

高反発ウレタンマットレス

高反発のウレタンマットレスは赤ちゃんにおすすめの素材です。高反発素材は体圧が分散できるので赤ちゃんの身体に負担がかかりにくく、正しい姿勢をサポートしてくれます。また、ウレタン素材は軽いというメリットがあります。ベビーベッドに出し入れしやすいのでお手入れも楽にできますし、持ち運びもしやすくなります。

スプリング式マットレス

スプリング式マットレスは、内部がスプリング構造になっている商品です。ほどよい硬さと反発があるものは赤ちゃんにおすすめです。ウレタン素材に比べると重いことがデメリットですが、しっかりとした厚さがあるので底つき感がない快適な寝心地を実現できるでしょう。

お手入れのしやすさや洗濯できるかもチェック

大人に比べて汗っかきで、吐き戻しやお漏らしもある赤ちゃん。ベビーベッド用のマットレスはお手入れしやすいものがおすすめです。最近は、カバーだけではなくマットレス本体も簡単に水洗いできる商品もあるので、比較しながら最適なものを選びましょう。

赤ちゃんが快適に眠れる機能で選ぶ

赤ちゃんの肌は少しの刺激や汗、蒸れにも反応して、かぶれや荒れにつながることがあります。ベビーベッド用のマットレスは、赤ちゃんが快適に眠れる、次のような機能を備えているものがおすすめです。

防ダニ・アレルギー対策

湿気が溜まりがちなことに加えて、適度な温度が保たれているベビーベッドのマットレスは、ダニにとって好都合な環境です。ベビーベッドで使うマットレスは、防ダニ加工のものを選ぶといつでも清潔な睡眠環境を保てます。

そのほかに、アレルギーや発疹の原因となるホルムアルデヒド対策についてもチェックしましょう。赤ちゃん製品へのホルムアルデヒドの使用量は法律で厳しく規制されていますが、ゼロというわけではありません。「ホルムアルデヒド不検出」と明示されている商品を選ぶとより安心です。

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通気性

ベビーベッド用のマットレスは通気性も重視して選びましょう。 通気性の高いマットレスであれば、汗っかきの赤ちゃんでも蒸れずに快適に眠れます。マットレス自体の通気性に加えて、カバーの素材も吸湿性のある綿素材や、湿気が逃げやすいメッシュ生地を使っているものならより効果的です。

収納性・折り畳み式

折り畳み式のベビーベッド用マットレスは、ママひとりでも扱いやすいというメリットがあります。湿気が気になったらこまめに干せますし、寝室からリビングに移動させたい時も気軽に運べます。帰省や旅行に持って行くこともできるでしょう。

また、コンパクトになるので収納する時も場所を取りません。次の子のためにしまっておきたい場合などには、うれしいポイントですね。

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ベビーベッドと一緒にマットレスも、快適な睡眠環境を整えよう

赤ちゃんはとってもデリケート。ベビーベッドでマットレスを使うと、通気性の改善、睡眠中の姿勢サポートなどメリットがいっぱいです。ベビーベッドを使うなら、ぜひ一緒にマットレスも準備して、快適な睡眠環境を整えてあげてくださいね。

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