抱っこ紐・おんぶ紐

抱っこ紐の種類や抱き方に合った選び方|特徴の比較や新生児向けのおすすめも紹介

赤ちゃんとのお出かけに便利な抱っこ紐。抱っこによる身体の負担を軽減してくれるアイテムですが、素材や抱き方などの違いによってさまざまな種類があります。

今回は抱っこ紐の選び方について、タイプや機能別にご紹介。初めての抱っこ紐や、セカンド抱っこ紐を選ぶ際にも注目したいポイントをお伝えします。

抱っこ紐の選び方1: 種類で選ぶ

抱っこ紐は、その構造の違いから以下の5つのタイプに分けることができます。

キャリータイプ

街で見かけることも多いキャリータイプは、機能豊富で安定感に優れた抱っこ紐です。肩ベルトと腰ベルトでしっかりと赤ちゃんを支えるため、ママやパパの身体の負担を軽減してくれます。

縦抱きだけでなく、おんぶや前向き抱っこに対応できるものもあり、人気が高いタイプです。機能性に優れている反面、大きくてかさばるので持ち運びには不向きかもしれません。

スリングタイプ

スリングタイプは、片側の肩から斜めに掛けて赤ちゃんを包み込みます。密着した姿勢になるので赤ちゃんが安心でき、新生児期から使えるものも多いことが特徴です。コンパクトに持ち運べて、寝かしつけや授乳にも便利に使うことができますよ。

赤ちゃんが成長して体重が増えてからは、肩への負担が増してしまうので短時間の利用がおすすめです。

ベビーラップ

ベビーラップは、両肩から布を巻いて赤ちゃんを包み込む抱っこ紐です。スリングタイプよりもさらに密着性が高く、赤ちゃんの体重を肩から背中全体に分散させるため疲れにくいのが特徴です。

丸洗いできて持ち運びも便利ですが、暑い時期には熱がこもりやすくなるので注意しましょう。

おんぶ紐

赤ちゃんを背中の高い位置で固定するおんぶ紐。昔から使われていますが、赤ちゃんがママの肩越しに周りを見渡し、大人の行動を疑似体験できることから、知育に良いと再注目されています。

使用時期は赤ちゃんの首すわり以降で、慣れるまでは着用が難しいですが、家の中で家事をしながら使うには非常に便利なアイテムです。

ヒップシート

腰ベルトに台座が付いたヒップシートは、赤ちゃんが歩き始める頃からの利用に最適です。幅の広い腰ベルトを巻くだけなので着脱が簡単で、肩への負担がありません。赤ちゃんを頻繁に抱いたり降ろしたりする場面で重宝するでしょう。

片手を添える必要があり、長時間の利用は腰への負担がかかりますが、セカンド抱っこ紐としておすすめのタイプです。

抱っこ紐の選び方2: 抱き方で選ぶ

赤ちゃんをどんな抱き方で抱っこするのかによって、使える抱っこ紐の種類も変わってきます。ここからは、抱き方別の特徴とおすすめの抱っこ紐についてご紹介します。

横抱き

横抱きは、赤ちゃんが生まれてすぐから首がすわるまでの基本の抱き方。赤ちゃんを横に寝かせた状態で支えます。スリングタイプの抱っこ紐なら横抱きの姿勢で使うことができるので、生後1ヶ月検診やお宮参りの場面にもおすすめです。

また、近年は横抱きに対応できるベビーキャリーも出ています。

縦抱き

赤ちゃんを対面で縦に抱っこする縦抱きは、ベビーキャリーやベビーラップを使うときの一般的な抱き方です。首の後ろを支える構造になっていれば、首すわり前から使うことも可能。両手が空くので散歩や買い物に便利です。

腰がすわる時期を過ぎたら、ヒップシートでも縦抱きできるようになります。

おんぶ

おんぶはママ・パパの前方がスッキリ空くので、料理や洗濯などの家事がやりやすくなります。ベビーキャリーやベビーラップの機能の1つとしておんぶに対応したものも多いですが、その場合はおんぶした時に赤ちゃんの位置が低くなり、振り向いても赤ちゃんの顔が見えません。

専用のおんぶ紐は赤ちゃんの位置が高く、視界も広がるので安心ですよ。

前向き抱っこ

赤ちゃんがママやパパと同じ方向を向いた状態で抱っこする前向き抱っこ。首も腰もすわった時期からできる姿勢で、前向き抱っこに対応したベビーキャリーやヒップシートを使う必要があります。

赤ちゃんは大人と同じ視線で周囲の景色を楽しむことができるため、好奇心旺盛になってくる時期にぴったりですね。

月齢別ベビー用品レンタルガイド

詳しくはコチラ

抱っこ紐の選び方3: 機能で選ぶ

抱っこ紐を選ぶ時のポイントは、赤ちゃんの月齢や利用シーンなど多岐にわたります。ここからは、抱っこ紐選びの基準となるもののうち、特に重視すべきポイントをお伝えします。

長時間の抱っこの負担が軽減されるもの

赤ちゃんを長時間抱っこし続けていると、その重みが負担となり、肩こりや腰痛を引き起こすこともあります。赤ちゃんの体重を分散させ、なるべく身体に負担がかからない工夫がされた抱っこ紐を選びましょう。

肩や腰のベルトが幅広なつくりのものや、両肩から背中を包み込む形になっているものなど多くのタイプがあります。使う人の体型によっても身体へのフィット感や使い心地が変わるため、購入前に試着して比べられると良いですね。

コンパクトに持ち運びできるサイズ

ベビーカーで出かけていても、外出先で抱っこ紐が活躍する場面は意外とたくさんあります。ぐずる赤ちゃんをあやしたい時や、疲れて寝てしまった上の子をベビーカーに乗せたい時など、抱っこ紐をサッと取り出して使えると便利ですね。

必要な時だけ使えるように携帯したい場合は、かさばらずに小さく収納できるタイプがおすすめです。

簡単に装着できるもの

初めは慣れない抱っこ紐も、使ううちに手早く装着できるように慣れていくでしょう。とはいえ、ひとりでの着脱が難しいものや、装着の手順が多いものなど、使いづらいと感じる抱っこ紐はストレスの原因になります。

自分にとって使いやすい装着方法かどうか不安な場合は、お店で実際に試しながら選びましょう。

夏でも快適でお手入れしやすい素材

赤ちゃんと密着した姿勢になる抱っこ紐の中は、どうしても熱がこもりやすくなります。汗かきな赤ちゃんが少しでも快適に過ごせるよう、通気性の良い素材の抱っこ紐を選びたいですね。

メッシュ生地なら通気性が良く、丸洗いしてもすぐに乾くのでお手入れも簡単でおすすめですよ。

新生児向けも! 人気メーカーのおすすめを紹介

ここからは人気メーカーの抱っこ紐について、その特徴をご紹介していきます。自分にとって使いやすい抱っこ紐選びの参考にしてみてくださいね。

エルゴベビー(エルゴベビー)|OMNI 360 クールエア

愛用者の多いエルゴベビーの「OMNI360クールエア」は、肩ストラップのクッション性が高く、腰サポートもしっかりしていて疲れにくいのが特徴です。

軽くて涼しいメッシュ素材なので赤ちゃんも快適。ヘッド&ネックサポートを起こせば、まだ首のすわらない赤ちゃんにも安全に使うことができます。

この商品の詳細はコチラ >

BabyBjorn(ベビービョルン)|ベビーキャリア MINI

スウェーデン発のブランド、ベビービョルンの「ベビーキャリア MINI」は、12ヶ月までの赤ちゃんを対象に設計されたコンパクトな抱っこ紐です。生まれて間もない小さな赤ちゃんも、後頭部まで優しく包み込むように抱っこできるので安心です。

この商品の詳細はコチラ >

Aprica(アップリカ)|コアラ ウルトラメッシュ EX

アップリカの「コアラ ウルトラメッシュ EX」の最大の特徴は、自然な横抱きの姿勢をキープできる「ママうで抱っこ」機能です。新生児のうちは、赤ちゃんに負担の少ない横抱きができると嬉しいですね。

また、背中に手を回さずに装着できるペダル構造も使いやすさのポイントです。

この商品の詳細はコチラ >

詳しくはコチラ

抱っこ紐のデザインや価格も比較してみよう

抱っこ紐には、その構造の違いからさまざまな種類があることをご紹介しました。赤ちゃんの身体は成長とともにどんどん大きく重くなるため、その成長段階によっても最適なタイプが変わってきます。いつ、どんな場面で使いたいのか、具体的な利用シーンをイメージしながら検討してみましょう。

子育てに役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、ベビー用品のレンタルサービスを提供しています。使用期間が短いベビー用品は初期費用が高くかかるうえ、使用後の保管、処分も手間になりますよね。レンタルなら必要なときだけ利用して、処分の手間も省けるのでおすすめですよ。

\\使う期間が短いからこそ、断然お得なレンタルで//

ベビー用品レンタルはこちらから

レンタルを活用して賢く育児!

-抱っこ紐・おんぶ紐
-