一人暮らし

賃貸アパート・マンションの家具・家電選びは入居日前の採寸が重要!

2022年1月31日

賃貸アパート・マンションの家具・家電選びに重要な入居前の採寸について解説

一人暮らしで賃貸物件の下見・内見をしようとしているときに必ずやっておきたいことのひとつが「採寸」です。新居が決まってから採寸を行う方も多いですが、事前に家具や家電の配置やコンセントの場所・数を確認しておくと新生活の準備が進めやすくなります。場合によっては新居を契約してからイメージ通りレイアウトできなくて後悔することもあります。

この記事では、家具・家電選びにも関わる部屋の間取りについて、入居日前に採寸することの必要性や、採寸できるタイミング、そのコツを紹介します。お部屋選びの基準にもなるのでこれから物件を探す方もぜひ確認してみてくださいね。

あわせて読みたい

一人暮らしの新生活に必要なもの
一人暮らしに必要なものは? 新生活の準備で注意すべきポイントと必需品チェックリスト

続きを見る

新しい部屋に住む前に採寸が必要な理由

新生活を始める部屋が決まってほっとひと安心。でも、ちょっと待ってください。あなたが入居する部屋の採寸はしっかりできていますか? 新居を決める際には、一般的に不動産業者の方と一緒に賃貸物件の部屋を何軒か内見することが多いでしょう。初めて引越しをする方や、部屋に置く家具を自分で購入したことがない方は、部屋の採寸がいかに大切かを知らずに漫然と内見してしまって、後から後悔することになってしまいます。

みなさんは、部屋の採寸の仕方や、採寸する際に確認すべきポイントをご存じですか。入居前に部屋を採寸することで、購入した家具や家電製品を搬入したり設置したりする際に、家具や家電製品のサイズが設置場所の大きさに合わずに、置くことができないというようなトラブルを未然に防ぐことができます。また、部屋の採寸を内見時に済ませておけば、採寸のために入居前に借りる部屋へ足を運ぶ手間を省くことができます。

部屋の採寸では、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、テレビといった大型家電を設置する場所のサイズや、部屋の広さに合わせてダイニングテーブル、ソファ、机・椅子、ベッドなどの家具を置く場所の大きさだけでなく、窓の大きさ、玄関の幅、クローゼットのサイズ、キッチンの広さなど、ポイントを押さえてしっかり測っておきましょう。

詳しくはコチラ

入居日前に採寸できるタイミング

新生活を開始するための物件探しから契約までの間で、部屋を採寸できるタイミングは多くはありません。採寸することが可能なときにしっかり測ることができるように、採寸のタイミングを知っておきましょう。ここでは、部屋の採寸のタイミングについて解説します。

賃貸物件を下見・内見するとき

不動産業者と一緒に賃貸物件の部屋を初めて下見・内見するときが採寸できるチャンスです。あらかじめ採寸する場所のメモとメジャーを用意しておけば、手際よく採寸をすることができるでしょう。不動産業者は、あなたに複数の物件を見せてくれるはずですので、採寸したメモがどの物件のものかが後からでもわかるように、採寸メモにはアパート・マンションの物件名や住所もあわせて記入しておきましょう。

契約前にもう一度室内を確認するとき

複数の部屋を内見した後で入居を希望する部屋を決めたら、不動産業者に「家具や家電などを置く場所の採寸をさせてほしい」とお願いすれば、快く応じてもらえるでしょう。採寸するときには前述したように採寸する箇所のメモとメジャーを持参することをお忘れなく。

申込み・契約をして入居が決まったとき

入居が決まった段階で部屋の採寸をお願いすることもできます。しかしながら、入居が決まってから入居日までの間に家具や家電製品を購入する時間がとれないこともあるので、できればもっと早い段階で部屋の採寸を済ませておくことをおすすめします。

採寸時に必要なもの

部屋の採寸をするときには、どんなものを用意すればよいでしょう。ここでは、部屋を内見する際に持参するものについて解説します。

メジャー

採寸するためにはメジャーは必須です。部屋の採寸では、部屋の大きさはもちろん、窓、キッチン、浴室、トイレ、洗面所、玄関、廊下などのサイズを測ることができるように、5m~10m程度の長さのメジャーを用意しましょう。

メモ

新居で使う予定のソファやダイニングテーブルなどの家具や、洗濯機や冷蔵庫、テレビなどの大型の家電製品がある場合には、それらのサイズを書いたメモを持参します。そうすれば、採寸するときに家具や家電製品を置く場所がイメージしやすくなります。

ペン

ペンなどの筆記用具は、複数の色が使用できるボールペンやマーカーがおすすめです。部屋の間取りと家具などの配置を色分けして書いておけば、後から見たときにわかりやすくなります。

間取り図

不動産業者にお願いして、内見する部屋の間取り図を入手しておきましょう。部屋の間取り図に、実際に内見したときに採寸したサイズを記入すれば、手書きの間取り図にサイズを書き込むよりも正確に部屋の大きさを把握することができます。

カメラ・スマートフォン

内見の際には、部屋の各場所の写真を撮っておきましょう。人の記憶は曖昧ですから、複数の物件を内見したときに写真を見返せば、物件を比較したりすることができます。写真を撮るポイントとしては、各物件を後から比較しやすいように、玄関、キッチン、クローゼット、トイレ、浴室というように、各物件の同じ用途の場所を撮影しておくとよいでしょう。

採寸すべき場所

内見のときには、部屋のどんなところを採寸すればよいのでしょう。ここでは、採寸すべき場所とそれぞれの採寸すべきポイントを紹介します。

また、部屋の採寸だけではなく、家具や家電製品を部屋まで運ぶ搬入経路の確認も必要です。せっかく買ったお気に入りのソファを部屋に運び入れることができなくなったら悔やんでも悔やみきれません。物件の採寸のポイントをしっかり押さえて後悔しないようにしてくださいね。

各部屋

各部屋の大きさを採寸することは基本です。このときに忘れてはいけないのが、巾木(はばき)や梁(はり)、柱などの出っ張りです。部屋のサイズを縦横の長さだけで採寸してしまうと、実際に家具を配置しようとしたときに「柱に当たって置くことができない」といったことになってしまいます。部屋を採寸する際には、出っ張り部分の細かなでこぼこもしっかり採寸するようにしましょう。

窓、カーテンレール

すでに窓にカーテンが付いている物件であれば不要ですが、カーテンを自分が購入する必要がある場合には、カーテンのサイズを考慮して窓の大きさを採寸するようにしましょう。

カーテンレールが付いている場合には、カーテンレールの長さも忘れずに測っておきます。カーテンが床につかないように、カーテンレールから床までの高さもあわせて確認しておきましょう。

玄関・通路・エレベーター・階段

物件の採寸の際に忘れがちなのが、玄関・通路・エレベーター・階段の採寸です。家具や家電製品を部屋に運び込むことができるか確認する際に必要になりますから、忘れずに確認しておきましょう。たとえば、事前に玄関からの搬入が無理であることがわかっていれば、ベランダや窓から吊り上げて搬入する準備をしておくこともできます。

収納(押入れ、クローゼット)

押入れやクローゼットなどの収納も忘れずに採寸しておきましょう。収納を採寸する際には、収納の扉を開けたときの間口の大きさや、収納の内側のサイズを採寸します。収納内に出っ張りがある場合には、出っ張り部分のでこぼこを含めたサイズを測っておきましょう。収納道具を購入するときには、収納道具の高さや幅、奥行きが収納内の出っ張りなどを考慮した収納の内側のサイズに収まることを確認してくださいね。

キッチン(台所)

キッチン周りに配置する家電製品や小物を購入するときにサイズを確認できるように、ガステーブルやIHヒーターを置くためのコンロ台、調理台、冷蔵庫置き場、電子レンジなどを置くカウンターの大きさ、シンクなどを細かく採寸しておきましょう。

水回り

洗濯機を置くための防水パンのサイズはしっかり採寸してください。洗濯機を購入する際には、採寸した防水パンに合ったサイズの洗濯機を選びましょう。また、洗面台の歯磨きやドライヤーなどの小物を置く場所のサイズ、浴槽、洗い場などのサイズも採寸しておくと、水回りの小物を揃える際に便利です。

詳しくはコチラ

採寸時に確認するポイント

ここでは、部屋の内見時に採寸するときのコツについて紹介します。部屋のサイズや雰囲気に合わせて家具や家電製品を選ぶときにも必要になるほか、物件選びにも役立つ情報として採寸することがポイントです。

チェックリストを用意しておく

内見時に採寸する場所に加えて、確認しておくポイントをあらかじめチェックリストにまとめておきましょう。たとえば、以下のような項目をリストアップしておきます。

  • 洗濯機置き場の排水溝や蛇口の位置や防水パンの大きさ
  • 日当たり(採光)
  • 周辺からの騒音(遮音性)
  • 室内の汚れやカビ
  • 部屋のにおい

コンセントの数と位置を確認する

忘れがちなのがコンセントの数と位置です。内見したときに、間取り図にコンセントの位置や数をメモしておけば家具や家電製品の配置を決めるときに便利です。あわせて以下の項目もチェックしておきましょう。

  • テレビのアンテナ端子
  • 照明器具のコンセント形状
  • インターネットや電話回線

写真はいろんな角度で撮影する

スマートフォンやデジタルカメラで部屋の各場所を撮影する際には、角度を変えて複数枚の写真を撮影しておきましょう。家具や家電製品を選ぶ際に撮影した写真を参考にすれば、配置したところをイメージしやすくなります。

家具・家電を配置する場所のサイズや状態を確認する

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ・オーブンレンジなどの家電製品を配置する場所のサイズには要注意です。これらの家電製品を置くスペースは、壁からの隙間が必要となることがあります。家電製品のカタログなどには設置するためのスペースが記載されていますので、実際に必要な設置スペースを確認することができます。これらの家電製品を購入する際には、設置する場所のスペースをよく確認しましょう。

新生活は始まって困らないよう事前に採寸をしておくことが大事

新生活を不自由なくスタートするために採寸などの準備は丁寧にしましょう。気に入った家具や家電が決まっている場合には、それらが配置できるかも部屋を探すときの基準になります。後で採寸し忘れがないように、この記事で紹介した内容をしっかり実践してみましょう。新生活に必要な家電なら購入以外に家電レンタルがおすすめです。

\\選べる新品・中古//

お得な家電レンタル3点セットはこちら

業界最安値挑戦中! 月額980円~

-一人暮らし
-,