炊飯器

一人暮らしにおすすめの炊飯器は? サイズ・機能で決める選び方やメーカーの特徴は?

2022年2月9日

一人暮らし用炊飯器の選び方やおすすめメーカーの特長を紹介

毎日の食事に欠かせない炊飯器。一人暮らしをしていて料理が苦手な方でもご飯を炊いて、スーパーやコンビニの総菜と食べるだけでも十分食費の節約につながります。また仕事で忙しくて自炊がなかなかできない方でも、多めに炊いて冷凍しておくと、いつでも美味しいお米を食べることができます。

今回はお米を炊くときに便利な炊飯器について、選ぶときに気をつけたいポイントや一人暮らしにおすすめの炊飯器メーカーなどを紹介します。

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一人暮らしの炊飯器、おすすめの選び方

一人暮らしの自炊の味方、炊飯器。外食が多い方でもあると便利なアイテムですが、どのような基準で選べばいいのでしょうか。安いからといって用途に合っていないものを選ぶと初期費用や電気代など無駄な出費につながります。ここではおすすめの選び方をご紹介しますので、買う際の参考にしてみてください。

サイズや容量で選ぶ

一人暮らしの場合は3合炊きのような小型・コンパクトなものがおすすめです。ただし、自炊中心の方・お米を多く食べる方は一度にご飯を多く炊けるよう大きめの容量を選んでみましょう。

加熱方式の種類で選ぶ

炊飯器でお米を炊く方法は数種類あります。自分の好きな炊き方に合った加熱方式を確認しながら、それぞれの特徴を見てみましょう。価格も加熱方式によって異なりますので、予算を確認しながら選んでください。

圧力IH式炊飯器

圧力IH式は、IH式炊飯器でかつ圧力もかけながら炊く炊飯器です。ふっくらもちもちとお米を炊けるのが特徴です。コスト的には最も高い炊飯器ですが、ご飯の炊き上がりにこだわりたい人にはおすすめです。

IH式炊飯器

IH式は、磁力で釜自体を発熱させてお米を炊きます。美味しくふっくら炊けて、購入しやすい価格です。

マイコン式炊飯器

マイコン式は、炊飯器の底面部分のヒーターで下から釜に熱を加えて加熱するのが特徴です。最も価格が安く、一人暮らしで使っている方は多いです。

内釜の種類で選ぶ

炊飯器は加熱方式だけでなく、内釜の素材によってもお米の炊き具合が異なります。ここでは代表的な素材をいくつかご紹介します。

鉄釜

鉄釜の炊飯器は、発熱性・熱伝導率が高く、短時間でご飯が炊けます。また、IH式の炊飯器と相性が良いです。象印や日立などの炊飯器によく使われています。

炭釜

炭釜は、素早く発熱し、ムラなく全体を発熱させることができるのが特徴です。主に三菱や東芝のIH炊飯器に使われています。

土鍋釜

土鍋で炊いたご飯は美味しいとよく言われますが、遠赤外線効果で最初にじっくりと炊き、お米の内部まで加熱する理想の炊き方です。タイガーの炊飯器は土鍋に近い炊き方でご飯を炊き上げることができます。

銅釜

銅釜は、熱伝導率が高く、釜全体に熱が行き渡り、ムラを抑えられます。鉄釜に比べると熱伝導率が少し劣りますが、多層釜のコーティングにもよく使われていてパナソニック、アイリスオーヤマなどが使用しています。

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機能で選ぶ

炊飯器は、機能性で選ぶことも大切です。最近の炊飯器にはさまざまな機能が付いていますので、自分に合った機能で選ぶといいでしょう。また一人暮らしの場合、仕事から帰ってご飯を炊くこともあるので早炊きなどの機能があるものもおすすめです。

保温機能

保温機能は多くの炊飯器に付いています。しかし長く保温しているとご飯の味が落ちますので、保温しても美味しさが保てる真空タイプの炊飯器がおすすめです。

蒸気抑制機能・蒸気カット機能

炊飯中の蒸気が気になる場合は、蒸気抑制機能、蒸気カット付きのモデルを選ぶといいでしょう。

お米の炊き分け機能

お米の銘柄によって炊き分けることができる炊飯器もあります。こだわりの銘柄米を食べる人にはおすすめです。また、玄米や無洗米などが炊ける炊飯器もあります。

調理コース機能

最近では炊飯器でパンやケーキ、料理を作るメニューが付いたものもあります。さまざまな料理を作ってみたい人は、調理コースがあるものを選んでみるのもおすすめです。

エコ炊き機能

炊飯に「エコ炊飯」や「エコ炊き」機能が付いているものもあります。火力を抑えて省電力で炊くことができ、節約効果を期待できます。

お手入れのしやすさで選ぶ

一人暮らしならお米を炊いた後の片付けも必要です。内釜が取り外せることはもちろん、女性の場合は重さも気になります。

また内蓋やカートリッジなど、分解して洗浄が必要なパーツが多いとお手入れが大変です。シンプルな構造で洗いやすいようになっているものを選ぶと家事の手間を減らすことができます。

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人気のメーカーの特徴

次に炊飯器を発売している代表的なメーカーとその特徴を紹介します。デザイン性の高いものからコスパ抜群のものまでさまざまです。機能もメーカーで異なりますので、ぜひチェックしてみてください。

アイリスオーヤマ

低価格で一人暮らしにおすすめの3合炊きの炊飯器も多く発売されていますので、選びやすいでしょう。また、銘柄炊きなどの機能も備わっています。

シャープ

シャープは、種類は多くありませんが匠の火加減を強みにしていて、シンプルなパネル操作のスッキリしたデザインの3合炊きがあります。特に厚さ2mmの黒厚釜が魅力です。

象印

象印は、多くの炊飯器を販売しています。「極め炊き」や「炎舞炊き」があります。3合の圧力IHで比較的リーズナブルな炊飯器も選べておすすめです。

タイガー

タイガーは、土鍋圧力IHの3.5合炊きがあります。土鍋の炊き方にこだわりたい人にはおすすめです。

東芝

東芝は、炎匠炊きの真空圧力IHで炊けるのが魅力です。保温していても真空を保つために美味しいご飯が食べられます。3.5合の圧力IHは、真空ではありませんがコンパクトで一人暮らしにおすすめです。

パナソニック

パナソニックは、3合炊き、3.5合炊きがあります。圧力を切り替えて対流を作りながら炊く可変圧力IHジャー(おどり炊き)が有名です。

バーミキュラ

バーミキュラの炊飯器は、ライスポットミニが3合炊きでおすすめです。バーミキュラの鋳物ホーロー鍋とポットヒーターを組み合わせた炊飯器です。高額ですが、調理にも使えて便利です。

バルミューダ

バルミューダの炊飯器は外釜と内釜の2つの釜があり中空になっています。そこに水を入れて加熱することで蒸気の力で炊き上げます。まさにお釜のような珍しい炊飯器となっています。

日立

日立の炊飯器は、5.5合炊きなどの大きなタイプが多くなっています。2合炊きのIHで炊くおひつのような形をしたおひつ御膳もあります。

三菱

三菱の炊飯器は、3.5合炊きの本炭釜や備長炭炭炊釜などの四角のスタイリッシュな炊飯器が特徴です。圧力をかけずに炭釜で大火力で炊く炊飯器です。

美味しいごはんを炊くなら、こだわりの炊飯器で

美味しいご飯を食べるならお米の種類も重要ですが、炊飯器もこだわりたいところ。毎日の食事だからこそ自分に合ったものをしっかり選ぶようにしましょう。使い勝手を試したい、性能の良いものを安く使いたいという方は、家電レンタルもおすすめです。

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