一人暮らしにアイロンは必要か迷っていませんか? 衣類のしわを取りたくても、豊富な種類の中から使いやすいアイロンを見つけるのは大変です。
自分に合ったアイロンを見つけるために、タイプごとの特徴や選ぶポイントを押さえましょう。
そこで今回は、一人暮らしに合うアイロンの選び方を解説します。おすすめのメーカーやアイロンがけのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしの生活にアイロンは必要? 購入価格の目安はいくら?
アイロンは、一人暮らしの生活にあると便利なアイテムです。購入価格の目安は、シンプルなもので2,000~5,000円前後ですが、メーカーや機能性によっては8,000~10,000円程度するものもあります。
就職活動やバイトの面接時、また仕事先でのお客様からの第一印象を良くするには身だしなみが大切です。シャツやブラウスなどしわの付きやすい衣類を着る場合は、アイロンが手元にあるとサッとしわを取ることができて便利でしょう。
アイロン台は必要?
衣類をプレスしてアイロンがけをする場合に、アイロン台は必要です。好きな場所に置いて使える卓上タイプと、自立するスタンドタイプがあります。
一人暮らしですぐにアイロン台を用意できない場合、ベッドやテーブルなど固い面にバスタオルを敷いて代用することもできますよ。
アイロンのタイプと特徴
アイロンには4つのタイプがあります。それぞれの特徴とあわせて紹介するので、選ぶ際の参考にしてください。
スチームアイロン
スチームアイロンは、本体のタンクに水を入れ、高温のスチームで衣類のしわを伸ばします。種類が豊富で選びやすく、さまざまな衣類で使いたい人におすすめです。
ハンディスチームアイロン
ハンディスチームアイロンは、小型で軽量なものが多く、衣類をハンガーにかけたままでも使うことができるスチームアイロンです。時間のないときでもサッと出して使いやすく置き場所もとらないので、一人暮らしの人には使いやすいのではないでしょうか。
衣類スチーマー
衣類スチーマーは、ハンガーにかけた衣類にスチームを当ててしわを伸ばします。スチームアイロンよりもスチームが強いため、花粉対策や除菌・消臭効果も期待できるのが特徴です。
ドライアイロン
ドライアイロンはスチーム機能が付いていないため、熱とアイロンを当てる力を使ってしわを伸ばします。アイロン面積が広く軽量で、価格が安いのが特徴です。スチームを当てたい場合は霧吹きを用意するとよいでしょう。
一人暮らしに合ったアイロンの選び方
アイロンは、使いやすさや収納性、衣類の種類なども踏まえて選びましょう。ここからは、一人暮らしに合ったアイロンを選ぶポイントを紹介します。
ハンディタイプか置き型かで選ぶ
アイロンには、ハンディタイプと置き型の2種類があります。ハンディタイプは衣類をハンガーにかけたままアイロンがけができるため、場所をとらず手軽に使用できるのが魅力です。
置き型はハンディタイプよりもしっかりと衣類のしわを伸ばすことができます。ただし、一つひとつの衣類を仕上げるのに時間がかかるため、アイロンがけをする時間を確保できるか考えて選びましょう。
コードレスかコード付きかで選ぶ
アイロンの使いやすさは、コードの有無によっても変わります。コードレスはコンセントやコードの位置を気にする必要がない反面、事前に充電しておかなければなりません。
コード付きは使用する場所が限られますが、充電時間を気にせずアイロンがけができます。
かけ面の素材や広さで選ぶ
アイロンのかけ面は、セラミックかフッ素で作られているものがほとんどです。セラミックはアイロンの滑りが良いですが価格は高いものが多く、フッ素は少々滑りが悪くなるものの安く購入できるメリットがあります。
また、かけ面がコンパクトなものは軽くて扱いやすく、かけ面が広いとアイロンがけの時間が短縮できて便利です。
収納性で選ぶ
一人暮らしでは、収納場所をとらないコンパクトなアイロンがおすすめです。携帯用の小さいサイズのアイロンなら、持ち運びしやすく外出先でも使うことができます。
重さで選ぶ
置き型アイロンで衣類のしわをしっかり伸ばしたい場合は、1kg程度のものを選びましょう。重いものを持つのが苦手な人や、ハンガーにかけたままアイロンを使用するなら1kg以下のものがおすすめです。
使う衣類で選ぶ
スーツや制服など、なかなかクリーニングに出せない衣類にアイロンをかける際は、スチームとドライ機能の揃ったものがおすすめです。ニットが普段着のメインなら、スチーム力の強いアイロンを選ぶと衣類のケア以外に除菌や脱臭効果も期待できますよ。
その他の選び方
その他の選び方では、自動で電源を切ってくれる「オート電源オフ」や、衣類をハンガーにかけたまま使用できる「ハンガーショット」機能にも注目してみてはいかがでしょうか。
一人暮らしにおすすめのアイロンメーカー
ここでは、一人暮らしにおすすめのアイロンメーカーを3つ紹介します。
Panasonic(パナソニック)
Panasonic製のアイロンは、種類が多く機能面も充実しています。デザインも豊富なため、自分好みのアイロンを探したい人におすすめです。
T-fal(ティファール)
キッチンツールで有名なT-falは、スチームアイロンと衣類スチーマーの2種類が登場しています。かけ心地の良さや、スチーム力に特化したアイロンが多いのが特徴です。
東芝(TOSHIBA)
東芝製のアイロンは、置き型からコンパクトサイズまで、使いやすさを重視して作られたものが多く登場しています。特に衣類スチーマーでは、置き型と同様にプレスして使用できるのも特徴です。
アイロンがけのポイント
一人暮らしでは、アイロンがけをする時間がとれないことも多いでしょう。アイロンの手間を減らすためには、以下を参考に衣類のしわを少なくすることがポイントです。
- 洗濯するときは洗濯ネットを使用する
- 洗濯物を干すときはしわを伸ばす
この2つを意識するだけでも、衣類のしわが減りアイロンがけが楽になります。シャツやブラウスなど、しわになりやすい衣類で試してみてください。
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アイロンのタイプごとの機能や使い勝手を購入前に試してみたい場合は、家電レンタルもおすすめです。定額料金で好きな家電を利用することができるため、レンタル期間によっては新品を購入するより費用がかからずに済みます。