赤ちゃんが離乳食で食事をするようになるとベビーチェアが必要となります。椅子の種類や機能もいろいろあり、成長にあわせて買い替えが必要なものから、長く使い続けられるものまでさまざまです。本記事ではベビーチェアを使う期間や種類ごとの特徴、選び方のコツを紹介します。
ベビーチェアの使用開始時期はいつから?
ベビーチェアの使用開始時期は一般的に6ヶ月くらいからと言われています。赤ちゃんの安全性を考慮し、腰がすわって1人でしっかり座れるようになってからの利用を心がけましょう。
もし、安定して座れる前に利用すれば、身体に負担がかかったり、椅子ごと赤ちゃんが転倒して怪我をしたりすることもあるので絶対に止めておきましょう。
お座りできる時期は個人差がある
赤ちゃんがベビーチェアを使用してお座りできる時期は、大まかに言えば6~10ヶ月頃です。しかし個人差があるので、それぞれの成長に合わせてベビーチェアを購入するのがおすすめです。
また赤ちゃんの中には、どうしても大人の膝に座りたがる子もいます。身体だけでなく性格的な面からも、1人でお座りできる時期には個人差が大きいことが伺えます。
腰が据わる前はママパパの膝上で離乳食
赤ちゃんの腰が据わらない時期は、ママパパの膝上で離乳食を食べさせましょう。また、ベビーソファやハイローチェアを利用すれば、赤ちゃんと対面して食べさせることができて便利です。
ベビーソファの中には、首がすわる前から使えるものもありますが、赤ちゃんのサイズ次第では使えない場合も。最初はママパパの膝上で食べさせるのがおすすめです。
ベビーチェアを使うメリット
ベビーチェアを利用すれば赤ちゃんは離乳食を食べやすくなるので、ママパパにとっても便利な子育てアイテムの1つです。ここからは、ベビーチェアを使うメリットについて詳しく解説をしていきます。
姿勢を安定させられる
ベビーチェアは、頭が重く前傾姿勢気味の赤ちゃんの身体をしっかり支えてくれるので、身体への負担を軽減できます。また、ベビーチェアには赤ちゃんの姿勢をまっすぐに支えてくれる背もたれがあり、背丈に合わせて調整できるのも便利です。
さらには、赤ちゃんがチェアから落ちるのを防ぐための転倒防止ベルトやバーなどが設置されているものも販売されています。
赤ちゃんの移動を防ぐ
家事などをこなしながら赤ちゃんを見張り続けるのは困難ですが、ベビーチェアを利用すれば安定して座りますので、移動を防ぐことができます。また、赤ちゃんが予想しないところへ移動して段差でケガをしたり、いつの間にか目の届かない場所に行ったりするリスクも軽減できます。
ベビーチェアの種類を紹介
ベビーチェアにはさまざまな種類のものがあり、サイズや機能も大きく異なっています。使用目的や期間によって選び方も違いますので、ここからはベビーチェアの種類を紹介していきましょう。
ハイチェア
他のベビーチェアに比べて高めに設計されているのがハイチェアです。ハイチェアは一般的にダイニングテーブルの使用が多く見受けられるベビーチェアです。赤ちゃんの成長に合わせて高さを調整でき、長期間使っていけます。
また、ほとんどのハイチェアは赤ちゃんの姿勢を安定させることができるため、食事にも集中できて便利です。
ローチェア
背が低く、床に重心が近いため安定感のあるチェアがローチェアです。ローチェアを利用すれば、もし赤ちゃんが落ちても床に近いので大けがをする心配がありません。低い場所での使用になるため、大人がかがんだり床に座ったりして赤ちゃんに食事をさせている家庭、ローテーブルで食事をしている家庭などにおすすめです。
テーブルチェア
テーブルチェアは持ち運びが簡単で、いろいろな場所に設置できるのがメリットです。専用のバーでテーブルの天板を挟むようにして取り付け・固定しますので、椅子を支える脚がありません。まるで宙に浮いているようにも見えるので心配になるかもしれませんが、耐荷重を確認して使用すれば安心です。
ベビーチェアの選び方
ベビーチェアは、赤ちゃんやママパパにとっても便利な子育てアイテムですが、実際に購入時はどのような基準で選べばいいか迷ってしまいます。ここからは、ベビーチェアの選び方について詳しく解説をしていきましょう。
使う目的や場所
実際にベビーチェアを使うのはどんな場合かを購入前に想定することも重要です。たとえば、赤ちゃんに離乳食を食べさせているシーンや、現在使用しているテーブルのサイズ・形状なども考慮して選んでいきましょう。
使いたい期間
ベビーチェアは、種類によって使用期間が大きく異なってきます。赤ちゃん期のみ使用したいのか、ある程度大きくなっても利用したいのかなどの条件に合わせたものを選びましょう。
機能や安全性
ベビーチェアの大きな役割は、赤ちゃんの身体をしっかり支え、転倒などによるケガを未然に防ぐことです。ベビーチェアで安定した姿勢を維持できていても、どうしても心配な方には固定ガードや落下防止ベルト付きのものがおすすめです。
他にも離乳食を置くことができるミニテーブル付きのものや、コンパクトで持ち運びやすい軽量タイプなど、さまざまな機能のものがあります。
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赤ちゃんが毎日使うベビーチェアを居心地のいい環境に
本記事では、ベビーチェアの種類やおすすめについて詳しく紹介しました。赤ちゃんの安全や片付け・お手入れのしやすさなど、使うシーンにあわせてぴったりのものを探してみましょう。
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