チャイルドシート

新生児から使うベビーシート、乳児・幼児兼用チャイルドシートの違いとおすすめの選び方

新生児用ベビーシートと乳児・幼児兼用チャイルドシートの違いやおすすめの選び方

赤ちゃんを迎えるにあたって準備するものが盛りだくさんですよね。なかでも、すぐに必要になるのはチャイルドシートです。出産後、赤ちゃんと一緒に退院し、自宅まで車で移動を考えている場合は早めに購入・設置しておくほうがいいでしょう。

しかしチャイルドシートといっても種類がたくさんあり、価格もさまざまです。今回は初めてチャイルドシートの購入を考えている方向けに、新生児期から使えるベビーシートなどの種類や選び方をお届けします。

ベビーシートとは

ベビーシートとは、子供を車に乗せるために必要なチャイルドシートの分類の1つです。

チャイルドシートのなかに、新生児から使うことができる「ベビーシート」、幼児期からの「チャイルドシート」、小学生から使う「ジュニアシート」があります。ベビーシートは、万が一の事故や危険から新生児・乳児の命を守る大切なものです。

チャイルドシートは細かく言えば幼児期に使うものを指しますが、上記3タイプすべてを総称してチャイルドシートと呼ぶことも多く、混乱しないよう気をつけてください。この記事でも子供用のカーシートをまとめて「チャイルドシート」と表記している場合があります。

ベビーシートはいつからいつまで使える?

ベビーシートの対象年齢は、新生児から生後9ヶ月ごろ、長くても15ヶ月までとなります。1人でお座りができるころで腰がすわっている、さらに体重が10kg、身長が70cmを超えるようであれば、そろそろ卒業を考えていいでしょう。

新生児から使用可能なチャイルドシートの種類

新生児から使うことができるチャイルドシートの中にも、いくつか種類があります。

新生児・乳児用ベビーシート

新生児から1歳すぎまで使えます。たったの1年と感じるかもしれませんが、2人目以降を考えている方であれば、上の子が使い終わるころには下の子にゆずることができるでしょう。

乳児・幼児兼用チャイルドシート

新生児から4歳くらいまで使えるのが、乳児。幼児兼用チャイルドシートです。長い期間使用できるので、人気で主流の商品です。

座席固定式

座席に固定してシートを取り付けるタイプです。価格が安く、軽量なのが魅力ですが、シートが動かないので、子供を乗せるときに大人が横抱きにして乗せおろしをします。これが意外に大変でストレスを感じることも多いようです。

座席回転式

座席固定式に比べて価格が高く、重いものが多いです。ただしシートが回転するので、乗せおろしも楽で後部座席の左右どちらからも乗せることができます。あまり力を必要としないのでママでも安心です。

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ベビーシートの選び方とおすすめ

ベビーシートを選ぶときには、シートと赤ちゃんの体格がしっかりと合っていることを確認しましょう。ここからは購入する際に気を付けてほしいポイントを説明します。

赤ちゃんの月齢・年齢にあったモデルを選ぶ

メーカーの公式サイトでは商品ごとに対象年齢も記載されています。長く使いたいからといって最初から大きめサイズや、対象年齢に合っていないものを購入することはNGです。万が一のときにシートが大きすぎると、無防備な赤ちゃんはシートから飛び出てしまいます。

安全性の高いシートを選ぶ

衝突事故や急なブレーキなど、衝撃から赤ちゃんの頭を守ってくれるデザインを選びましょう。ベルトなどもしっかりと固定できるバックルがついているかも重要なポイントです。

車への固定方法・装着方法で選ぶ

ベビーシートを車の座席に取り付ける方式には、2種類があります。

ISOFIX固定式

ISOFIX(アイソフィックス)と呼ばれるマウントは、欧州安全基準認証も取得しています。これは世界基準のベビーシート用安全規格です。ベビーシートを選ぶときには「ISOFIX対応」と表示されているものであれば、簡単かつ安全に取り付けをすることが可能です。

日本では2012年7月から、販売する車にISOFIX対応が義務づけられています。

シートベルト固定式

車についているシートベルトに通して、シートを固定する旧来のタイプです。安全ではありますが、急ブレーキなどのときにチャイルドシートが少しずれてからロックがかかるので衝撃があります。また、ISOFIXと比べると取り付けミスが起こりやすい欠点もあります。

赤ちゃんを乗せたまま移動できるトラベルシステムもおすすめ

ベビーカーとチャイルドシート、ベビーキャリーなど、1台で3役のトラベルシステムベビーカーもあります。赤ちゃんを乗せたままどこにでも移動できるので、寝てしまった赤ちゃんを起こしたくない場合も便利です。

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チャイルドシートを使うときに注意すべきポイント

実際に、チャイルドシートを使うときに注意してほしいポイントは以下になります。

後部座席で使用する

たまにチャイルドシートを助手席に付けている人を見かけますが、助手席へのチャイルドシートの装着は避けた方がいいでしょう。万が一のときに、フロントガラスを破って飛び出てしまったり、衝突の衝撃でエアバッグが開いたりしたときに赤ちゃんへの危険はものすごいものになります。必ず後部座席で使用しましょう。

後ろ向き・前向きの期間を確認する

チャイルドシートには進行方向に向かって取り付ける前向きと、反対方向につける後ろ向きがあります。あらかじめ後ろ向き・前向きで使える期間を確認して使用しましょう。

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メーカー公式サイトや取扱説明書にそって正しく使おう

メーカーの案内通りに使用するのは当然ですよね。使い方や対象月齢などを必ず確認して、正しく使用するようにしてください。もしもの時に正しく使っていないと保証が受けられない場合もあります。

詳しくはコチラ

使用頻度が少ないチャイルドシートはレンタルがお得

ベビーシートやチャイルドシートは使用期間が限られています。また、頻繁に車での移動をすることがない家庭もあります。そういった時には、レンタルサービスがおすすめです。ベビーシートの使用期間は比較的短いので、新生児・乳児用はレンタルにして、長く使うチャイルドシートは購入するという選択もありですね。

使いやすい1台を選んで安全なドライブを

今回はいろいろなタイプのベビーシートをご案内してきました。使いやすさは人それぞれなので、実際にお店で商品を見て説明を聞いて決めてください。使いやすいシートを選んで、子供と安全快適なドライブを楽しみましょう。

年齢や体格で買い換えが必要なチャイルドシートはその都度買い替えるとコストも高くなります。レンタルサービスを活用すれば、買い換えにかかるコストや管理の手間を減らすことができて便利ですよ。

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