一人暮らし

アパートとマンションの違いは? 定義やメリット・デメリット、家賃について解説

2022年2月10日

アパートとマンションの定義や家賃の違い、メリット・デメリットを解説

新生活の準備で部屋探しをするとき、多くの人がマンションよりアパートを選ぶのではないでしょうか。アパートはマンションより家賃が安いイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか。また設備や構造などに違いはあるのでしょうか。

今回はアパートとマンションの違いやメリット・デメリットを紹介します。どんな人にそれぞれの物件がおすすめなのか、といった情報も紹介していきますので、賃貸物件を選ぶときの参考にしてみてください。

アパートとマンションの違いはなに?

現在はさまざまな場所に建てられているアパート・マンションですが、その違いはどこにあるのでしょうか?

ここからはアパートとマンションの違いについて詳しく解説をしていきます。

アパートとマンションを区別する定義はない

アパートとマンションを区別する明確な基準などはなく、任意で区別をしているのが現状です。そのため、人によってその基準が大きく異なり、木造や鉄筋コンクリート造などの構造で区別する会社や、構造に関係なく建物の階数で区別している会社もあります。

構造の違いで見分けるのが一般的

不動産会社によりその認識はさまざまですが、一般的にアパートとマンションは建物の構造を基準として区別していきます。そのため、物件探しをする場合はこの基準で決めていくことをおすすめします。

柱・壁・床・屋根などの主要構造が木材で構成されている場合は木造、鉄筋とコンクリートを組み合わせた部材である場合は鉄筋コンクリート造と言われるように、一般的にどの材料を主としてできているのかで構造が決まります。

アパートは木造や軽量鉄骨造が多い

一般的にアパートに分類されるのが軽量鉄筋構造や木造の物件です。これらの構造の物件はその工期の短さや材料の安さなどの側面から、建築コストが最低限まで抑えられています。アパートの家賃の安さはこの観点から来ていると言えるでしょう。

また軽量鉄筋の定義は厚みが6mm以下の鋼材のことで、鉄骨造と呼ばれる重量鉄骨とは完全な別物として区別されています。

マンションは鉄骨造や鉄筋コンクリート造が多い

一般的に鉄骨造や鉄筋コンクリート造の物件はマンションとして分類されています。また鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた鉄筋コンクリート造もこの分類の中に含まれます。

特に分譲賃貸の場合は耐火性、耐震性、防音性などの点で優れた機能を持つ鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造が非常に多く、このような点がアパートとの大きな違いと言えるでしょう。

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構造以外の違いは?

アパートとマンションは構造以外にもさまざまな相違点が多いようです。この相違点は物件探しの大きな基準となりますのでぜひ参考にしてください。

ここからはマンションとアパートの構造以外の違いについて詳しく解説していきます。

内装や設備の違い

アパートよりもマンションのほうが内装・設備面で優れており、この点もマンションとアパートを区別するひとつの手段となっています。一般的に設備とは最初から物件に備え付けられているコンロ、エアコンなどのことを指し、内装とは各部屋の壁、床、扉及び装飾品のことを示します。

内装・設備に関してはその物件の築年数、リフォームの有無などによってそのランクなどが変わってくることを覚えておきましょう。これらの観点から、アパートよりもマンションのほうが内装・設備のクオリティが高いと言えます。

家賃の違い

一般的に賃貸ではアパートよりもマンションのほうが家賃は高めです。立地条件、築年数によってマンションよりもアパートのほうが家賃が高い場合もありますが、基本的に同条件であれば家賃はマンションのほうが確実に高いでしょう。

さらにマンションの駐車場代はその家賃と同様に高めに設定されており、管理費などもアパートと比較してかなり高い傾向にあります。

アパートとマンション、それぞれに住むメリット・デメリットを比較

アパートに住むメリット・デメリット

学生や新社会人などの若い方はまだ収入が少ないためマンションではなくアパートを選択する場合が多いようです。ここからはアパートに住むメリット・デメリットを紹介していきましょう。

アパートに住むメリット

アパートに住むメリットとして第一に挙げられるのが家賃の安さです。アパートは建築コストを最低限まで抑えているため低価格での賃貸を実現させています。

また、木造で作られているアパートはその特質として部屋の湿度をコントロールする機能を有しているため、カビが発生しにくいことも大きなメリットと言えるでしょう。

アパートに住むデメリット

アパートは一般的に防音性が低いことから自分の声が隣に聞こえてしまったり、逆に隣の声が自分に聞こえてしまったりすることも頻繁にあり、騒音トラブルなどが多いようです。

またマンションと比べて構造上の問題から冷暖房が効きにくかったり、耐震性・防火性が低かったりすることもデメリットとして挙げられます。

マンションに住むメリット・デメリット

マンションはアパートと比較するとその設備・内装なども充実した造りになっているようですが、実際に住んでみるとデメリットなども多いようです。

ここからはマンションに住むメリットやデメリットなどを紹介していきます。

マンションに住むメリット

先ほども述べたようにマンションはアパートに比べると設備や機能が充実しているのがメリットです。現在はオートロック式のマンションが主流になってきて防犯性も向上し、プライバシーも十分に確保できるのがマンションのメリットと言えるでしょう。

さらにアパートと比べて高額な資材で建築されているため、気密性が高く、冷暖房の効きが良いのもマンションのメリットでしょう。また耐震性なども優れているのも大きなメリットです。

マンションに住むデメリット

マンションは建築時のコストの高さや高額な維持費がかかってしまうため、家賃や管理費が高いことがデメリットです。また通気性が悪く空気がこもりやすいため、カビなどが繁殖しやすいのもデメリットでしょう。

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どんな人がアパート、マンションに向いているのか

アパート、マンションどちらもさまざまな特徴を有していますが、実際にどんな人がアパート、マンションに住むと良いのでしょうか? ここからはアパート、マンションそれぞれに向いている人の特徴などを紹介していきます。

アパートに向いている人の特徴

設備や周りの環境をあまり気にせず、とにかく家賃を安くしたいならアパートがおすすめです。

マンションに向いている人の特徴

近所の騒音が気になったり、完全にプライバシーを守りたい人、充実した設備などを求める人はマンションがおすすめです。さらに管理人さんによる清掃などのサービスの快適性も求める人はマンションがおすすめと言えるでしょう。

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