ベビーベッドは睡眠環境を整えるためだけではなく、ホコリや危険から赤ちゃんを守ることにもつながります。しかし、ベビーベッドはベビー用品の中でも高価で、設置場所をとるので買うか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回はベビーベッドを安く利用でき、使わなくなった後の保管や処分の手間を減らせるレンタルサービスについて解説します。
ベビー用品のレンタルとは
ベビーベッドをはじめとするベビー用品。赤ちゃんの成長は早いので、ベビー用品の使用期間は長くても1~2年くらい、短いと3ヶ月や半年で使えなくなってしまうものも。必要なベビー用品をすべて購入してもよいのですが、費用も高額になりますし、サイズの大きいものは保管場所や処分の手間がかかり困ってしまう家庭も実は多いのです。
レンタルなら使用期間の短いベビー用品、保管や処分に困る大型のベビー用品を必要な期間だけ借りることができ、不要になったら手間なく返却できるので便利です。
ベビーベッドのレンタルがおすすめな理由
赤ちゃんが長い時間を過ごすベビーベッド。実はベビーベッドこそ、レンタルを利用するのがおすすめなのです。ここではベビーベッドのレンタルがおすすめな理由を3つご紹介します。
使いたいときだけ借りるので買うより安い
ベビーベッドはベビー用品の中でも高価なアイテムです。しかし、使用期間は短く、多くのご家庭では1歳頃には使用しなくなってしまいます。設置場所が限られていてミニサイズのベビーベッドを選んだ場合、使用期間はさらに短くなります。
半年や1年という限られた期間だけのレンタルならば、費用は購入するよりも安くなります。子育て期間は他にも必要なベビー用品が多いので、できるだけ節約できると嬉しいですよね。
不要になったら返却するだけで保管スペースをとらない
購入するときには忘れてしまいがちですが、ベビーベッドはサイズが大きく、不要になったときに保管スペースや処分の手間がかかってしまいます。子育て中はとても忙しいので、不要になったら返却するだけの簡単で便利なレンタルサービスがおすすめなのです。
お試しレンタルで赤ちゃんに合うか確認できる
出産前にベビーベッドを用意したものの、赤ちゃんがベビーベッドで寝てくれなかったという場合も少なからずあります。せっかく購入しても無駄になってしまうのが心配な方は、短期間のお試しレンタルで赤ちゃんに合うかどうかを確認することができるのでおすすめです。
ベビーベッドを使うメリット
サイズも大きく高価なベビーベッド。処分も大変だし、用意しなくてもいいのではと迷っている方もいるかもしれませんね。
もし、ベビーベッドを用意しない場合、床にベビー布団を敷いて赤ちゃんを寝かせることになりますが、床から30cmまでの高さというのはホコリやハウスダストが舞いやすく、アレルギーの原因になってしまいます。
また、上のお子さんやペットがいるご家庭では、不慮の事故やイタズラも心配です。高さのあるベビーベッドで赤ちゃんを寝かせることは衛生面、安全面からみても大きなメリットがあるのです。
産後のママや腰痛持ちのパパにもメリットがあり、ベビーベッドを利用すればおむつ替えやお着替えといった赤ちゃんのお世話を腰に負担の少ない体勢ですることができます。
ベビーベッドの選び方
ベビーベッドのメリットが分かったところで、ここではどんなベビーベッドを選んだらよいか3つのポイントを解説していきます。
サイズで選ぶ
まずはサイズです。ベビーベッドは内寸が70×120cmのレギュラーサイズと、内寸が60×90cmのミニサイズの2種類があります。
レギュラーサイズは赤ちゃんが成長しても広々と快適に使用することができ、長期間の利用に向いています。ミニサイズはレギュラーサイズに比べてコンパクトなので、設置場所が狭くても置くことができます。部屋間を移動して使いたい場合にもおすすめです。
安全性で選ぶ
日本国内で販売されているベビーベッドには安全基準を満たしていることを証明するPSCマーク、SGマークの表示が義務付けられています。インターネット上にはマークのない、安全性が明確ではない粗悪な商品も流通しているため、注意が必要です。大切な赤ちゃんの安全を守るために、必ず2つのマークがあるベビーベッドを選ぶようにしましょう。
使いやすさで選ぶ
毎日使用するベビーベッドはお世話をするママパパが使いやすい、便利な機能がついているものを選びましょう。部屋の移動をしたい場合にはキャスター付き、部屋が狭い場合はおむつや着替えを入れる収納スペースがあるものがよいですよ。
また、高さ調整機能や柵の開閉ができるベビーベッド、帰省や旅行に持ち運びしやすい折りたたみ式で軽量タイプのベビーベッドなどもあります。
ベビーベッドをレンタルするときに確認すべきポイント
ここからはベビーベッドをレンタルで利用するときに確認すべきポイントを6つご紹介します。
配送方法や対応エリア
ベビーベッドのレンタルは、受け取りと返却の際にレンタルショップの自社便や配送業者が配送してくれるのが一般的です。店舗での引き取りを行っているショップでは、商品の状態を実際に確認してから借りることもできます。また、お住まいの地域が配送対応エリアかどうかも確認しましょう。
レンタル期間や料金
レンタルしたい期間をはじめに決めておきましょう。里帰りやお試しでの利用の場合は最短何ヶ月から借りられるのか。半年や1年単位で借りたい場合は、長期レンタルで割引サービスがあるショップもありますのでうまく利用するとよいですね。
送料がかかるか、割引があるか
自社便配送で送料無料になるショップ、送料が別途必要なショップ、配送料金が地域によって異なるショップとさまざまです。レンタルする場合には、レンタル料と送料を合わせた総額も確認するようにしましょう。また、ベビーベッド以外のベビー用品もまとめてレンタルすると割引があるショップもあります。
商品の品ぞろえ
商品の品揃えが多いショップなら、たくさんの選択肢の中から希望の条件を満たしたベビーベッドを選ぶことができます。
商品の管理状態や手入れ
赤ちゃんが使うものなので、クリーニングやメンテナンスがしっかりされているかどうかも確認したいポイントです。衛生面や安全面がしっかりしたショップで選ぶようにしましょう。
補償サービス
万が一、借りた商品を破損や汚してしまった場合に備え、補償サービスがあると高額の自己負担金を心配せずに使うことができます。
ベビーベッド以外も! 人気のレンタルベビー用品
ベビーベッド以外にもレンタルショップでよくレンタルされているベビー用品がありますので、ご紹介します。
電動ハイローチェア
電動ハイローチェアの主な機能は、自動で揺れて赤ちゃんを寝かしつけしてくれるというものです。特に活用できるのは新生児から生後半年頃までの短期間なので、レンタルをうまく活用する方が多いです。
ベビースケール
母乳育児の場合、赤ちゃんの体重がどのくらい増えているかで哺乳量を確認することができます。初めての育児の場合、赤ちゃんがちゃんと成長しているのか、母乳は足りているのか、と不安になってしまうので、生後1ヶ月健診まではレンタルを活用してベビースケールを使いたいというママが多いようです。
A型ベビーカー
ベビーカーには生後1ヶ月から使えるA型ベビーカーと、生後7ヶ月頃から使えるコンパクトで操作性がよいB型ベビーカーがあります。B型ベビーカーが使える時期になると乗り換えするご家庭が多いため、使用期間が短く高額なA型ベビーカーはレンタルでの利用が人気です。
チャイルドシート
チャイルドシートは乳幼児期に使うチャイルドシートと、4歳頃から使えるジュニアシートがあります。また、乳児期に特化したベビーシートもあります。0歳から6歳ごろまで使える兼用タイプもありますが、成長に応じてシートを使い分けたいというご家庭には乳児用のレンタルが人気です。
短期間・一時的なレンタルでベビーベッドを賢く使おう
購入以外にレンタルというベビーベッドをお得に利用できる方法を紹介しました。購入前に使い勝手を試したり、里帰り出産や旅行のときに使ったりするときにも便利なのでぜひ検討してみてください。
子育てに役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、ベビー用品のレンタルサービスを提供しています。ベビーカーやベビーベッドのようなベビー用品は使用期間が短いので、できれば費用を抑えたいですよね。また、使わないときの収納や不要になったときの処分も大変です。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。