チャイルドシート

【年齢別】チャイルドシートの種類|人気メーカーや2022年のおすすめも紹介

年齢別のチャイルドシートの種類やおすすめを紹介

チャイルドシートにはさまざまな種類がありますが、機能面の違いだけでなく「対象年齢」によっても分類が異なります。子どもの年齢・身長・体重を目安にして買い替えが必要になりますが、なかには兼用できる商品もあり複雑です。

今回はチャイルドシートの種類とそれぞれの違いについて解説し、おすすめチャイルドシートも紹介します。

年齢別 チャイルドシートの種類

チャイルドシートにはそれぞれに対象年齢があります。大きく分けると、新生児・乳児用の「ベビーシート」、幼児用の「チャイルドシート」、学童用の「ジュニアシート」の3種類があり、さらにそれらの期間をまたいで兼用できるシートがあります。それぞれの対象時期や特徴などを知っておきましょう。

なお、上に記載した3種類の子供用カーシート全般をまとめて「チャイルドシート」と呼ぶこともありますが、幼児期に使う「(幼児用)チャイルドシート」と混同しないよう気をつけてください。この記事でも広い意味で「チャイルドシート」という表現を使っています。

新生児・乳児用ベビーシート(0歳~1歳)

ベビーシートは、新生児から1歳頃まで使えるチャイルドシート。赤ちゃんの腰がすわり、1人で座れるようになるまでが使用の目安です。赤ちゃんを包み込む設計になっており、産まれたての小さな体にしっかりフィットして衝撃から守ってくれます。

赤ちゃんを寝かせて使うベッドタイプと、座って使うシートタイプがありますが、首がすわっていない時期はベッドタイプが安全でおすすめです。

多くのベビーシートは持ち手が付いており、ベビーキャリーとして赤ちゃんを寝かせたまま移動したりクーファンとして使ったりできます。モデルによってはベビーカーとドッキングできるものも。使用期間が短いのがデメリットですが、赤ちゃんにしっかりフィットするので安全性が高く、便利機能がたくさんついているので使い勝手が良いのが魅力です。

乳児・幼児兼用ベビー&チャイルドシート(0歳~4歳)

ベビー&チャイルドシートは新生児から4歳頃まで使える乳幼児兼用シート。1歳頃までは進行方向に対して後ろ向きで装着し、腰がしっかりすわるようになったら前向きに変えて使います。子どもの成長に合わせて座面の角度やインナーパッドを調整できるので、体にしっかりフィットした状態を保てます。

主に回転式と座面固定の2タイプがあります。回転式は赤ちゃんの乗せ降ろしが楽ですが、本体が重たくかさばるのがデメリットです。一方、座面固定は機能がシンプルですが、コンパクトで安価というメリットがあります。それぞれのご家庭にあったものを選びましょう。

幼児用チャイルドシート(1歳~4歳)

幼児用チャイルドシートは1歳前後~4歳頃まで使えるシート。早ければ9ヶ月前後、腰がすわって1人でおすわりできるようになった頃にベビーシートから移行します。多くは5点式ハーネスで固定するタイプです。

この時期は子どもがチャイルドシートを嫌がったり、自分でハーネスから腕を出してしまったりすることもあります。しかし正しく装着しなければ子どもの安全は守れません。体にフィットするように調節し、しっかりハーネスで固定しましょう。

幼児・学童兼用チャイルド&ジュニアシート(1歳~12歳)

チャイルド&ジュニアシートは1歳から12歳頃まで長く使えるシート。4歳頃からは部品を取り外し、ジュニアシートに変形して使用します。さらに背もたれを外してブースターシートとして使えるタイプを選べば、子どもが大きくなってからも使えますよ。

学童用ジュニアシート(4歳~12歳)

ジュニアシートは4歳~12歳頃までが対象のシートです。乳幼児用のチャイルドシートと違うのが、車のシートベルトを直接子どもに装着するという点。ジュニアシートを使用して座面の高さを調節することで、子どもがシートベルトの位置に合わせて座れる仕組みになっています。

チャイルドシートの使用義務は6歳未満ですが、身長140cm以上でないとシートベルトを安全に装着できません。そのため6歳以上であってもジュニアシートを使うことが推奨されています。

ジュニアシートは背もたれ付きのタイプと、座面のみのブースターシートの2種類。いつも乗る車には、頭部までしっかり守ってくれる背もたれ付きがおすすめです。一方、ブースターシートは持ち運びに便利なので、他の車へ乗せ換えやすいのが特徴です。子どもの体が大きくなってきてからも使えます。

乳児・幼児・学童兼用ベビー&チャイルド&ジュニアシート(0歳~12歳)

新生児から12歳までとロングユースの乳児・幼児・学童兼用のシートです。子どもの成長に合わせて部品を外し、6歳以上になりシートベルトを安全に着用できる身長になるまで使い続けられます。

買い替えの手間がないのが魅力ですが、長期間の使用による劣化などに注意が必要です。安全性が確保できない場合は新しく買わなくてはならないので、取り扱いには気を付けましょう。

詳しくはコチラ

車への取り付け方法の違いもチェック!

チャイルドシートの固定方法は「シートベルト固定式」と「ISOFIX(アイソフィックス)固定式」の2種類があります。ここではそれぞれの固定方法を紹介します。

シートベルト固定式

車両に付いている3点式シートベルトを使って固定する旧来のタイプです。ほとんどの車に装着でき、安価な商品が多いのが嬉しいポイント。

ただし慣れないと取り付けが難しく、ミスユース(取り付けミス)が発生しやすいという注意点があります。取り付けの際は取扱説明書をしっかり読み、シートベルトの締め付け不足などに注意しましょう。

ISOFIX(アイソフィックス)固定式

ISOFIXは、より安全性が高いとされている新しい固定方法。車両に装備されているISOFIX専用の金具に、チャイルドシートのコネクターをカチッと差し込むだけで取り付けできます。誰でも簡単に取り付けられるのが最大のメリットで、シートベルト固定式のように緩んでしまう危険もありません。

2012年7月以降に発売された車にはISOFIX取り付け金具が装備されていますが、古い車の場合は未対応の可能性があります。購入前に装着する車を確認しておきましょう。

人気メーカーの特徴もチェック

国内外の多くのメーカーが販売しているチャイルドシートですが、メーカーによってラインナップや商品へのこだわりはさまざま。ここでは特に人気のメーカーを厳選して特徴を紹介します。

Combi(コンビ)

Combiは日本の大手ベビー用品メーカー。チャイルドシートのほかにも多くのベビー用品を手掛けています。ベビーシートからジュニアシートまで豊富なラインナップで、最新安全基準R129(i-Size)対応商品も取り扱っています。独自開発の衝撃吸収素材「エッグショック」を採用しており、産まれたての赤ちゃんの頭部をしっかり守ってくれます。

Aprica(アップリカ)

Apricaはコンビと並ぶ国内大手ベビー用品メーカー。R129(i-Size)対応の回転式ベッド型のチャイルドシートを国内で唯一販売しており、高い人気を誇っています。ベビーシートからジュニアシートまで、安全性と快適さにこだわった商品を取り扱っています。

joie(ジョイー)

joieはイギリスのベビー用品ブランド。日本ではカトージが販売代理店となっています。海外メーカーならではのカラーバリエーションもあり、デザイン性にこだわりたい人にもおすすめ。高い安全性を持ちながらリーズナブルなのも嬉しいポイントです。

AILEBEBE(エールベベ)

AILEBEBE は日本のカー用品メーカー「カーメイト」のチャイルドシートブランド。50年以上続くカー用品メーカーがこだわった、安全性の高い製品が揃っています。便利な回転式のベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートを取り扱っています。

詳しくはコチラ

2022年版おすすめチャイルドシート

それでは2022年度版おすすめのチャイルドシートを厳選して紹介します。

Aprica(アップリカ)|スムーヴ TS インファント カーシート

新生児から12ヶ月頃まで使えるベビーシート。赤ちゃんを乗せたまま移動したり、ロッキングチェアとしても使えたりします。2.6kgと軽量なので移動もラクラク。別売りのベースを組み合わせれば、ISOFIX固定にも対応します。

赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットンを使用したシートは、取り外して洗濯ができるので衛生的。さらに別売りの三輪ベビーカーと組み合わせれば、赤ちゃんが寝たままベビーカーに乗せ換えもできる多機能シートです。

この商品の詳細はコチラ >

Combi(コンビ)|THE S plus ISOFIX エッグショック

新生児から4歳頃まで使える、回転式のチャイルドシート。最新安全基準R129(i-Size)に対応した商品です。本体とベースがセパレート構造なので、簡単で確実に取り付けできます。

回転とリクライニングが片手でサッとできるので、乗せ降ろしやお世話もスムーズ。コンビ独自の衝撃吸収素材「エッグショック」で赤ちゃんの頭部・座面を衝撃からしっかり守ってくれます。

この商品の詳細はコチラ >

Combi(コンビ)|ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH

3~11歳頃まで使えるジュニアシート。背もたれの取り外しが可能で、ブースターシートとしても使えます。背もたれの高さとベルト位置が調節できるので、子どもの成長に合わせて調節が可能。

衝撃吸収素材「エッグクッション」搭載で頭部をしっかり守ってくれます。さらに通気性に優れたメッシュシートは、洗濯機で丸洗いもできるので安心です。

この商品の詳細はコチラ >

選ぶときは安全基準や使いやすさにもこだわろう

子どもの命を守るチャイルドシート。安全に使うには、子どもの体にしっかりフィットしたものを選ぶ必要があります。購入の際は対象年齢や身長・体重などの目安をしっかり確認しましょう。

今回紹介した兼用タイプのように、子どもの成長に合わせて調節できるものなら長く愛用できます。そして機能性はもちろん、快適に過ごせるようクッション性や通気性などもチェックしたいところ。今回おすすめした商品を参考に、安全かつ使いやすいチャイルドシートをぜひ探してみてください。

チャイルドシートは使用期間が限られているので、レンタルを活用するのもおすすめです。子育てに役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、ベビー用品のレンタルサービスを提供しています。安全性・機能性に優れたチャイルドシーは高額になりがちですが、レンタルなら価格を抑えられますよ。

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