生活に便利な家電がどんどん登場していますが、いざ処分しようと思った時に、処分方法がわからず困ってしまうことってありますよね。
花粉やPM2.5などの対策で人気の空気清浄機も、処分方法が難しい製品のひとつです。急に壊れて捨てることになった、引っ越しするので別の製品に買い替えたくなった、といった時に慌てることのないように、あらかじめ処分方法を知っておくと良いでしょう。
今回は、空気清浄機のおすすめの処分方法を紹介していきます。費用やかかる時間、手間などをよく考えて、自分に合った処分方法を選択しましょう。
要らなくなった空気清浄機は何ごみで処分すればいい？
まず、空気清浄機を捨てる場合は何ごみに該当するのかをみていきましょう。空気清浄機は、家電リサイクル法の対象外のため、ごみとして処分することが可能です。
自治体によって異なりますが、1辺が30cm未満の卓上タイプなど小型なものであれば、不燃ごみや可燃ごみとして出せるところが多いでしょう。それを超えるサイズの場合は、粗大ごみとして処分することになります。製品のサイズを把握したうえで、住んでいる自治体のHPなどを確認し、何ごみにあたるのか確認してください。
空気清浄機の捨て方
ここでは、空気清浄機を処分する具体的な方法を紹介していきます。
業者や各種サービスを利用するなど、大きく分けて「回収を依頼する」「売る」「捨てる」の3つのパターンがあります。しっかり理解しておけばほかの家電を処分する場合にも参考になりますよ。
家電量販店で引き取り・下取りを依頼する
買い替えなどで新しい空気清浄機を購入する場合は、購入先の家電量販店の下取りサービスを使用する方法がおすすめです。無料～1,000円程度で利用可能ですので、無料でおこなっている店舗で購入すると良いでしょう。
また、家電量販店によっては新たに購入しなくても、その店舗で買った製品であれば引き取りしてもらえる場合もあります。下取りに比べ料金はかかりますが、リサイクルにもなり安心して利用することができます。
リサイクルショップで売る
比較的新しい製品で、動作確認もできている場合は、リサイクルショップで買取してもらうことも可能です。自宅まで査定に来てくれるサービスなどもあるので、手間も少なく、処分費用もかからずお金がもらえてありがたいですね。
ただし、引き取ってもらえない場合や、金額がつかない可能性もあるので注意が必要です。
フリマアプリやオークションサイトで売る
人気のメーカーや人気の製品であれば、フリマアプリやオークションサイトで売るのもおすすめです。スマホさえあれば気軽に出品できるので、よい収入になることもあります。
ただ、空気清浄機は大型のため、出品手数料だけでなく送料などもしっかり把握したうえで金額を設定しないと思わぬ損失になるかもしれません。壊れていないかも事前にチェックしてから出品するようにしましょう。
自治体で粗大ごみとして廃棄する
粗大ごみとして捨てる場合には、自治体の粗大ごみ回収センターに依頼をする必要があります。昨今は回収までに10日以上がかかることも多いので、急いでいない方に向いた方法です。
自治体によって異なりますが、費用は500円前後が多いでしょう。指定の日の朝に回収場所に持っていく手間などはありますが、比較的安価に利用できます。
不用品回収業者に依頼する
料金がかかっても良いからすぐに処分したい！ という方におすすめの方法は、不用品回収業者による引き取りサービスの活用です。
最短即日で自宅まで取りに来てもらうことができるので、急な引っ越しなどの際にも利用しやすいですね。空気清浄機1台のみの回収だと割高になってしまいますが、処分したいものがたくさんある場合にはお得になります。
しかし、安価な業者は不法投棄をしていたりする場合もあるので、業者選びは口コミや回収業者の登録情報なども参考に慎重におこなうことが大切です。
空気清浄機の寿命・買い替え時期の目安は？
そもそも、空気清浄機とはどのくらいで買い替えが必要なのでしょうか。国税庁が定める法定耐用年数では、空気清浄機の耐用年数は6年となっています。
しかし、実際には6年よりも長く使えることが多いでしょう。使用頻度や設置場所の環境、メンテナンスなどの有無で寿命は変わっていきますが、平均して10年程度は持つと考えられています。
これから購入するなら空気清浄機レンタルサービスもおすすめ！
これまで空気清浄機の様々な処分方法についてご紹介していきましたが、どれも面倒くさい、処分の費用や手間をかけたくない、という方も多いのではないでしょうか。
もっと手軽に手間なく空気清浄機を利用したい方には、レンタルサービスを活用する方法がおすすめです。ここではレンタルを利用した場合のメリットについて見ていきましょう。
故障したときの処分や買い替えが不要になる
まず最大のメリットは、本記事で見てきたような処分や買い替えの際の手間がなくなるという点です。さらにレンタルサービスの多くでは、期間中に故障した際には無償で交換してもらえます。また、引っ越しに伴って部屋のサイズに合わせた製品に買い替えたい場合も、別の製品をレンタルしなおすだけで簡単にできます。
短い期間だけ使うなら買うより安い場合が多い
花粉や黄砂が気になるシーズンだけ利用したい方や、子供が0歳の間だけ利用したい方など、短期間だけ空気清浄機を使いたいという方にもレンタルがおすすめです。
空気清浄機は高額な製品が多いため、短期間の使用では割高になってしまいます。レンタルサービスを活用すれば、必要な期間の使用料金のみの支払いですむため、安くなる場合が多いでしょう。
保管やメンテナンスの手間を減らすことができる
大型の空気清浄機は、使わないシーズンの保管場所も困ってしまいますね。また、定期的なフィルターの清掃などメンテナンスも必須です。これらの手間を減らすには、レンタルは最適です。
使いたい時期だけレンタルすることで保管場所も必要なく、使い終わったらそのまま返却するだけなのでメンテナンスの手間も軽減できますね。
購入前に機能や使い勝手をお試しできる
高い買い物は、買ってから後悔したくないので購入前に体験できたら嬉しいですよね。高額な空気清浄機でも、レンタルを活用すると安価に製品の「お試し」ができます。
思ったより音がうるさかった、置きたい場所に置けなかった、もっとパワフルなものの方が良かった……といった失敗を防ぐことができます。
処分の手間やかかるお金のことまで考えて空気清浄機を購入しよう
今回は、空気清浄機の処分方法についてご紹介しました。「回収を依頼する」「売る」「捨てる」の3つのパターンそれぞれで、メリットやデメリットがあります。処分する際には時間やお金、労力を総合的に比較して、自分に合った方法や業者・サービスを選択することが重要です。
また、どの方法も面倒でそもそも処分の手間をなくしたい方などは、レンタルサービスを活用すると良いでしょう。処分だけでなく、保管やメンテナンスなど様々な部分でメリットがあります。
生活に役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、加湿器や除湿機、空気清浄機といった空調家電のレンタルサービスを提供しています。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。空気清浄機を購入しようと思っている方は、ぜひレンタルも検討してみてください。
