ワンルームや1Kなど、一人暮らし向けのキッチンは狭くなりがちです。キッチン用品や家電、自炊に必要な調理グッズを揃える際に、収納方法で悩む人も多いのではないでしょうか。
一人暮らしの狭いスペースでも、収納グッズを活用すればおしゃれで快適なキッチンスペースを作ることができます。収納グッズの多くが100円ショップなどで手に入るものなので、費用を抑えたい人にもおすすめです。
そこでこの記事では、一人暮らしに必要なキッチン用品や収納グッズを使っておしゃれに収納するコツを解説します。狭いキッチンのおしゃれな収納アイデアを考える際の参考にしてください。
一人暮らしで必要なキッチン用品・家電
ワンルーム・1Kのキッチンは、調理スペースや収納スペースがコンパクトに作られていることがほとんどです。自炊する人はいろいろなキッチン用品を揃えたくなるかもしれませんが、まずは必要なものだけにしましょう。
一人暮らしに必要なキッチン用品や家電は以下を参考にしてください。
調理器具
フライパン・鍋・包丁・お玉・菜箸・ピーラー・しゃもじ・フライ返し・まな板など
調理家電
電子レンジ・オーブントースター・炊飯器・電気ケトルなど
食器・カトラリー
茶碗・お椀・箸・コップ・スプーン・フォークなど
キッチン用品
洗剤・布巾・水切りラック・スポンジ・たわしなど
調理器具は一人用サイズのものや、取っ手が取り外しできるものを選ぶと重ねて収納できるため、かさばりにくくなります。調理家電はライフスタイルに必要な機能がついたものを選びましょう。
食器・カトラリーやキッチン用品は、まずは一組ずつ揃え少しずつ買い足していくのがおすすめです。
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一人暮らしの狭いキッチンに便利な収納グッズ
収納場所の少ないワンルーム・1Kのキッチンは、便利グッズを使ってデッドスペースを有効活用しましょう。ここでは、狭いキッチンスペースの収納を増やす便利グッズを紹介します。
突っ張り棒
100円ショップで簡単に購入できる突っ張り棒は、壁と壁のスペースを有効活用できる便利アイテムです。よく使うキッチン用品を引っかけて使うことができます。
ワイヤーネット
キッチンの壁にワイヤーネットを設置すれば、小さめの鍋やフライパン、調理器具などを整理できて便利です。
ディアウォール
突っ張り棒やワイヤーネットと同じように、キッチンの壁に収納スペースを作ることができます。
マグネットタイプ収納ツール
マグネットタイプの収納ツールは、冷蔵庫のドアや側面を利用できる便利アイテムです。
収納ラック
収納ラックは、折りたたみ式や吊り下げタイプのものなどさまざまな種類があります。コンロの奥やシンク下の空きスペースに収納ラックを置くだけで、キッチン用品の整理が楽になりますよ。
可動式ワゴン
キャスター付きの可動式ワゴンは、自由に移動できて便利です。隙間スペースを有効利用できるスリムタイプのものもあります。
S字フック
突っ張り棒やワイヤーネットにキッチン用品を掛ける際、S字フックは必須アイテムです。
ワンルーム・1Kのキッチンでもおしゃれに見える収納のコツ
ワンルーム・1Kのキッチンで、おしゃれに見える収納のコツをアイテム別に紹介します。便利グッズを使ってできる方法もたくさんあるので、ぜひ試してみてくださいね。
調理器具
細長い調理器具は入れ物に立ててまとめるほか、S字フックで突っ張り棒やワイヤーネットに掛けて見せる収納にするとおしゃれです。ワイヤーバスケットを組み合わせて使うと、自由に収納スペースをデザインすることができますよ。
ステンレス製の調理器具なら、マグネットホルダーに貼り付ける収納も便利です。調理器具の色やデザインを揃えるとおしゃれ感がアップしますよ。
フライパンや鍋などは、同じ大きさのファイルボックスやケースに重ねて収納するとスッキリ収納できます。
調理家電
電子レンジやオーブントースターなどの調理家電は、冷蔵庫上のデッドスペースに収納ラックを利用して置く方法がおすすめです。電気ケトルや炊飯器は、ワゴンに載せて隙間に収納したり、使用頻度の低いものはシンク下に置いたりするとスペースを取りません。
食器・カトラリー
食器・カトラリー類は、カゴやラック、ファイルボックスに重ねて収納するとスペースが有効活用できます。細々としたスプーンや箸類は、仕切りケースを使って仕分けするときれいに整理できますよ。
キッチン用品
食器洗剤やスポンジなどのキッチン用品は、デザインを揃えると統一感が出ます。必要なものだけを置いて、スッキリさせておくこともポイントです。
調味料・ストック食品
調味料やストック食品は、収納ラックやディアウォール、ケースにまとめて収納しましょう。入れ物のデザインや大きさを揃えて見せる収納にすると、おしゃれなキッチンになります。
水切り
水切りは隙間を利用できるスリムタイプのものがおすすめです。シンクに設置できるものなら、水切りを置くスペースがなくても利用できます。また、調理中に食材を置いておきたいときにも使えて便利ですよ。
狭いキッチンでも調理・作業スペースを確保するコツ
一人暮らし向けのキッチンは、収納スペースだけでなく調理スペースも限られています。まな板を置く場所や調理中の食材を置くスペースが足りず困る場合も多いのではないでしょうか。
作業スペースを確保するには、以下の方法があります。
- コンロカバーを使用する
- シンク幅に合うまな板を置く
- 可動式ワゴンの上部を作業に使う
- シンクの水切りをもの置きスペースにする
コンロやシンク、水切りなど、使用しないときはデッドスペースになる場所や、さっと移動させて使える可動式ワゴンを上手く活用して作業スペースを確保しましょう。
キッチン収納を活用して毎日の自炊を快適に
便利な収納グッズを活用すれば、コンパクトなキッチンもスッキリとおしゃれになります。壁や隙間を利用して、オリジナルの収納スペースを作ってみましょう。
キッチン家電をこれから揃える人には、家電レンタルもおすすめです。冷蔵庫などの大型家電やおしゃれなキッチン家電など、家電レンタルなら費用を抑えて気軽に試すことができます。
ライフスタイルに合わせて家電レンタルを利用すれば、毎日の自炊が楽しく快適になりますよ。