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ベビーカーを捨てるタイミングはいつ? 正しい処分方法や便利なレンタルサービスについて紹介

子どもが成長して乗らなくなったベビーカー。そろそろ処分しようと思うものの、比較的キレイだと捨てるのも気が引けますよね。年季が入ったものでも、かさばるアイテムなので処分方法に困っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、使わなくなったベビーカーの処分方法について解説します。「とりあえず物置の奥にしまっている」という人はもちろん、これからベビーカーを購入しようか悩んでいる人も、ぜひ参考にしてください。

ベビーカーはいつ処分するべき?

ベビーカーを処分するタイミングは、子どもが3~4歳になった頃が目安です。

ベビーカーは生後1ヶ月から使用できるA型と、腰がすわる生後7ヶ月頃から使用できるB型の2種類があります。使い始めの時期は異なりますが、どちらも36ヶ月頃(15kg)もしくは48ヶ月頃までが対象です。そのため4歳までに卒業する子が多いということになります。

早い子では3歳前にベビーカーに乗らなくなる子もいるでしょう。ただし長時間のお出かけや、子どもを病院へ連れて行くときなど、イレギュラーで使用する機会もあります。乗らなくなったあとも、しばらくは処分せずに様子を見るのがおすすめです。

ベビーカーの寿命

安全基準を満たしていることを示す「SGマーク」が付いた国内メーカーのベビーカーは、製品安全協会が定める36ヶ月もしくは48ヶ月までが使用対象期間です。そしてベビーカーの基準使用期間は、新規購入から5年と言われています。

寿命を過ぎたベビーカーを使用し続けると、思わぬ事故の原因となり大変危険です。対象月齢や使用期間を目安にするだけでなく、普段からベビーカーの状態を確認しましょう。ガタつきやパーツのゆるみなど、何らかの不具合がある場合は修理を依頼するか、寿命と判断して処分するのがおすすめです。

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ベビーカーを捨てる方法・処分方法

ここからは、ベビーカーを捨てる方法・処分方法を紹介します。それぞれメリットとデメリットがあるため、ご家庭に適した方法を選びましょう。

自治体の粗大ごみとして処分

ベビーカーは多くの自治体で「粗大ごみ」として処分できます。処分の手間が少ないのがメリットですが、ほとんどの場合で費用が発生します。一辺が30cm以上または50cm以上のものが対象となることが多いですが、粗大ごみの基準は地域によって異なるため各自治体に確認しましょう。

粗大ごみを出す方法は、電話やインターネットで事前申し込みをして収集してもらうか、クリーンセンターに持ち込むかの2通りです。料金は300円前後で、収集依頼をした場合はコンビニなどで粗大ごみ処理券を事前に購入します。予約から収集までは、1ヶ月近くかかることもあるので注意してください。

早く処分したい場合は、クリーンセンターへ持ち込むのがおすすめです。持ち込みは料金が安くなる自治体もあります。地域によっては予約制であったり、当日身分証の提示が必要であったりする場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

解体して不燃ごみ・可燃ごみとして処分

そのままではベビーカーを不燃ごみとして出せない地域でも、解体すれば処分できることが少なくありません。

無料で処分できるのがメリットですが、ハサミやのこぎりを使って解体する必要があります。時間や手間がかかるのに加え、ケガをする危険もあるので十分気を付けましょう。

指定のごみ袋に入れれば不燃ごみとして処分できる場合がほとんどですが、なかには不燃ごみとして回収不可の自治体もあります。まずは作業を始める前に、各自治体の分別ルールを確認しましょう。

知り合いに譲る

ベビーカーの譲り手が見つかれば、費用をかけずに手放すことができます。知り合いに出産準備をしている人や生まれたばかりの赤ちゃんがいる場合は、声をかけてみましょう。知り合いがいない場合は、地域掲示板サービス「ジモティー」などで譲り先を探す方法もあります。近所に住む人への譲渡は、送料がかからないのもメリットですね。

ただし知り合いに譲る場合は、ベビーカーに不具合がないかしっかり確認しましょう。先ほど紹介した通り、ベビーカーの寿命は5年ほどが目安です。相手に使用年数や状態などを事前に伝え、実際に見て納得してもらった上で譲るのがおすすめです。

施設や団体に寄付

知り合いなど譲り先が見つからない場合は、施設や団体に寄付するのも1つの方法です。送料がかかるのがデメリットですが、ベビーカーを送るだけで誰かの役に立ち、社会貢献になります。本当にベビーカーを必要としている人たちに届けることができるので、思い入れがあるベビーカーを捨てるのに抵抗がある人にぴったりでしょう。

ベビーカーの寄付を募っている施設や団体はいくつもあるので、ホームページなどを見て選びましょう。また近所の保育施設などでも寄付を募っている場合があるため、問い合わせても良いですね。

ベビー用品専門店の買取やメーカーの引き取りを利用

ベビーカーが比較的キレイな状態であれば、ベビー用品専門店に買い取ってもらう方法もあります。ただし汚れや劣化が激しかったり、製造から5年以上経過していたりすると買取は難しいため注意しましょう。

ベビー用品の専門店は査定が細かいため、状態が良ければリサイクルショップよりも高く買い取ってもらえる場合があります。なかには出張買取や宅配買取を行っている会社もあるので、ぜひ調べてみてください。

リサイクルショップやフリマアプリで売却

状態が良いベビーカーであれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却することもできるでしょう。処分費用がかからないことと、わずかながら収入が見込めるのがメリットです。

リサイクルショップは店舗により買取価格が異なりますが、持ち込むだけで手軽に売却できます。また店舗により出張買取や宅配買取も行っているので確認してみましょう。

いっぽうフリマアプリで売却する場合は、自分で価格設定できるのがメリットです。リサイクルショップよりも高額で売却できることもあるでしょう。

ただし出品から発送まですべて自分で行わなければならないのがデメリットです。またベビーカーの送料は高額なため、価格を低く設定しすぎると赤字になってしまうこともある点は注意してください。

不用品回収業者に廃棄依頼

ベビーカーの状態が悪くて売却できないのに加え、他にも処分したいものが多数ある場合は、不用品回収業者に廃棄依頼するという方法もあります。不用品回収業者は壊れていても回収してくれるので、不用品をまとめて処分したいという人にはぴったりのサービスです。

ベビーカーだけでは割高になってしまいますが、他にも重たいものや家電製品、不要になったベビー用品なども一緒に処分するのであればおすすめですよ。

処分費用は会社によってさまざまです。なかには高額な料金を請求する悪質業者もいるため、複数の会社で見積もりをしてから選びましょう。

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ベビーカーを処分・譲渡するときの注意点

ベビーカーを処分または譲渡するときは、以下の注意点を守りましょう。

  • 「ごみ」として捨てる際は、地方自治体のルール従ってゴミ出しする
  • 不具合のあるベビーカーは譲渡・売却しない
  • 売却・譲渡する前に点検と掃除をする

とくに注意したいのが、ベビーカーを譲渡・売却する場合です。少しでも不具合があるベビーカーを提供してしまうと、思わぬ事故に繋がる危険があります。次に使った赤ちゃんがケガをすることがないよう、異常箇所がないかしっかり点検してください。不具合が見つかったベビーカーは、修理もしくは廃棄しましょう。

不具合がないベビーカーは売却・譲渡できますが、引き取ってもらう前にはキレイに掃除しましょう。次の人に気持ちよく使ってもらうためのエチケットですので、くれぐれも怠らないようにしてくださいね。また売却するのであれば、掃除して外観がキレイな方が買取価格が上がりやすくなります。

A型ベビーカーを処分してB型ベビーカーに買い替えるならレンタルもおすすめ

A型ベビーカーを処分してB型ベビーカーに買い替えるなら、レンタルサービスを利用するのもおすすめです。A型ベビーカーでも3歳または4歳まで使用できますが、重量があるためだんだん使いにくくなってくる場合があります。

子どもの成長にあわせて軽量なB型に乗り換えればお出かけがグッと楽になりますが、ベビーカーは高額な上に処分するのも一苦労。買い替えを悩んでしまうご家庭も多いでしょう。

そんなときはレンタルするのがお得です。どちらか一方、もしくは両方レンタルすれば、購入・処分にかかる費用やストレスを減らせます。またベビーカーは生活スタイルや赤ちゃんの性格によって、使用頻度が変わります。せっかく買ったのにあまり使わなかったと後悔したくないのであれば、まずはレンタルで様子を見るのもおすすめですよ。

正しい方法を知ってベビーカーを処分しよう

ベビーカーを捨てるタイミングは、子どもが完全にベビーカーに乗らなくなってから。またはベビーカーの寿命がきたらにしましょう。少し費用はかかりますが、粗大ごみに出せば簡単に処分できます。

まだキレイな状態なら、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却できるかもしれません。その他にも、ベビーカーを捨てるのはもったいないと感じるのであれば、譲渡や寄付を検討しましょう。お手持ちのベビーカーの状態をチェックして、処分方法を選んでみてください。

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