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暑さ対策におすすめのベビーカー用扇風機の選び方|便利機能や安全な取付方法を解説

夏場のお出かけは、ベビーカーに座っている赤ちゃんが暑くないか心配ですよね。そんなときに取り入れたいのが、ベビーカーに取り付けられる専用の扇風機。クリップやバンドが付いており、ベビーカーの幌やハンドルに設置できます。

今回はベビーカー用扇風機の選び方、取り付け方法や注意点などを詳しく紹介します。

ベビーカーの暑さ対策に扇風機は必要?

ベビーカーに扇風機を取り付けるのは、夏場の暑さ対策として有効です。赤ちゃんは体温を調節する機能が未熟なため、熱中症になりやすいと言われています。

夏場のベビーカーは日よけにより風通しが悪く、熱がこもりがち。そして高さが地面に近いため、地熱や照り返しで熱中症・脱水症状を引き起こす危険があります。

ベビーカー用扇風機があれば内部の空気を循環できるので、熱がこもるのを防げます。それだけでなく、虫よけ対策としても効果が期待できますよ。

ファンが内蔵されているベビーカーシートもおすすめ

より安全にベビーカーの暑さ対策をしたい場合は、ファンが内蔵されているベビーカーシートがおすすめです。ベビーカー用扇風機は赤ちゃんに直接風が当たってしまうため、なかには体調を崩してしまう子もいます。

また、羽根に指などを巻き込んでケガをしてしまわないかと、心配になるママ・パパも多いでしょう。ファン内蔵のベビーカーシートは適度な風で赤ちゃんの背中のムレを解消してくれるので、冷えすぎやケガの心配なく快適に過ごせますよ。

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ベビーカー用扇風機の選び方

ここからはベビーカー用扇風機を選ぶ際に押さえておきたい、6つのポイントを紹介します。

安全性が高いものを選ぶ

赤ちゃんが扇風機に触ってケガをしてしまわないよう、ベビーカー用扇風機は安全性が高いものを選びましょう。指が入らないよう目が細かい、触ってもケガをしない柔らかい羽根を採用している、羽根部分にカバーがついている、羽根なしの扇風機など、安全性に配慮した商品が多数販売されています。

また日よけ部分など、赤ちゃんの手が届かない位置に付けられるタイプがおすすめです。

装着方法で選ぶ(クリップ式・ベルト式)

ベビーカー用扇風機の装着方法は、クリップ式・ベルト式の2種類があります。クリップ式は装着が簡単なのが特徴で、さまざまな場所に取り付けできます。ベビーカー以外にも、抱っこ紐や日傘などに使用できるのも嬉しいポイント。

ベルト式は装着場所が限られますが、赤ちゃんが触っても外れにくいので安心です。

便利な機能で選ぶ

ベビーカー用扇風機を選ぶ際は、機能性もチェックしておきましょう。商品によってさまざまな機能が搭載されていますが、以下の4点がとくにおすすめです。

風量調整機能

風量調節機能があれば、シーンにあわせて風量を変えられるので便利です。室内・屋外・日陰など、赤ちゃんをベビーカーに乗せてさまざまな場所へ移動するでしょう。猛暑の屋外では強風、日陰や室内では微風と使い分けることで快適に過ごせます。

首振り機能・角度調整機能

赤ちゃんは体温調節機能が未発達なため、同じ場所に風が当たり続けると身体が冷えすぎてしまいます。快適に過ごすためには、首振り機能があると安心です。また角度調節機能があれば、設置場所にあわせて好きな場所に風を当てられます。

ミスト機能

扇風機の風だけでは涼しさが物足りないなら、ミスト機能付きがおすすめ。ミストは気化熱の原理により、水分が蒸発するときに周囲の熱を取り込んで温度を下げる効果が期待できます。風とあわせることでより涼しさを感じられますよ。

静音性

扇風機の稼働音が大きいと、静かな場所で使いにくかったり、赤ちゃんの眠りを妨げたりするなどのデメリットがあります。そのため静音性もチェックしておきましょう。目安としては静音レベルが50db以下のものがおすすめです。またDCモーター搭載品を選べば、稼働音が気になりにくいでしょう。

電源方式や連続稼動時間を確認しておこう

ベビーカー用扇風機の電源方式は、電池式・充電式・給電式の3種類があります。電池式は、電池を入れるだけで手軽にどこでも使用できるのがメリット。バッテリーを内蔵した充電式は電池交換の手間がなく、充電すれば何度も使えるのでコスパが良いと人気です。

給電式はUSBやコンセントなど外部電源につなげて使用するため持ち運びには不向きですが、モバイルバッテリーを使用すれば長時間運転できます。

ベビーカーでお出かけする機会が多いのであれば、強モードでも3時間以上運転できるモデルが安心です。ちょっとしたお散歩など、ベビーカーの使用頻度が低い場合は、手軽な電池式などが便利でしょう。

使いやすいものを選ぶ

ベビーカー用扇風機を選ぶ際は、使いやすさにも注目しましょう。赤ちゃんとのお出かけは何かと荷物が多いため、扇風機は軽量でコンパクトなものがおすすめです。

また外出時は両手がふさがってしまうことも多いので、片手で操作できるタイプやワンタッチで操作できるタイプなどが便利ですよ。

キャラクターものは要注意! デザインで選ぶ

赤ちゃんは興味のあるものを何でも触ろうとします。そのため赤ちゃんが扇風機を触ってしまわないよう、気にならないデザインの扇風機を選ぶのがおすすめです。

キャラクターものなどかわいいデザインを選びたくなりますが、モノトーンや薄い色、無地などのシンプルで地味な扇風機にしたほうが安心でしょう。

ベビーカー用扇風機の取り付け方と注意点

ベビーカー用扇風機は、赤ちゃんがケガをしないよう安全に配慮し、そして快適に過ごせるよう効果的な場所に取り付けることが大切です。取り付ける際は、以下のポイントを参考にしてみてください。

  • 赤ちゃんの手が届かない場所に付ける
  • 高い位置から下に向けて取り付ける
  • ベビーカーの振動で落下しないかチェック

赤ちゃんが触ってケガをしたり、扇風機が落下して破損したりするのを防ぐには、手の届かない場所に設置するのがベストです。

そしてベビーカー内部のこもった熱を循環させるには、上から下に向かって送風するのが効果的。日よけの幌などに取り付けるのがおすすめです。逆に下から送風すると、地熱を送ることになり逆効果になってしまいます。

また、赤ちゃんの正面から顔や身体に向かって送風すると、身体を冷やしすぎてしまうため良くありません。熱中症対策をするのであれば、濡らした帽子をかぶせる、または濡れタオルを首や背中に当ててあげると良いでしょう。濡れたところに風を当てることで、水が気化して温度を下げることができます。

クリップ式の扇風機は、しっかり固定できるかをチェックしましょう。心配な場合は、結束バンドなどで固定すると安心ですよ。また、すでにハンディタイプのミニ扇風機を持っているのであれば、100円ショップなどでクリップだけを買い足して取り付けるのも1つの方法です。

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扇風機や対策グッズをそろえて暑い夏を乗り切ろう

ベビーカーや抱っこ紐でのお出かけは熱がこもりやすいため、夏場の熱中症対策は欠かせません。さまざまな対策グッズを取り入れ、少しでも快適に過ごしましょう。今回紹介したように、ベビーカー用扇風機は安全性が高いものを選ぶのがポイントです。

また風を送る方向によって温度が変わってくるため、取り付け位置にも気を付けましょう。本記事を参考に、ぜひベビーカー用扇風機を取り入れてみてくださいね。

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