ベビーサークルを設置したいけれど「部屋が狭いので置けないかもしれない」と悩む方も多いでしょう。
今回はベビーサークルのメリット・デメリットをはじめ、狭い部屋でも置けるタイプまで紹介します。ぜひ、ご家庭にあったベビーサークルを探すときの参考にしてみてください。
狭いリビングでもベビーサークルは必要?
ベビーサークルは育児アイテムとして定番ですが、絶対に必要なわけではありません。リビングが狭いご家庭では邪魔になってしまうので、設置するか悩むでしょう。
しかしベビーサークルにはさまざまな種類があるので、自宅の環境に合ったタイプを選べば設置は可能です。
ベビーサークルはライフスタイルや赤ちゃんの性格などによって、必要性や使用頻度が変わってきます。まずはベビーサークルを置くメリット・デメリット、そして使用期間などを知り、必要か否かを検討してみましょう。
リビングが狭くてもベビーサークルを置くメリット
リビングが狭くてもベビーサークルを置くメリットは、以下の3つです。
- 赤ちゃんの安全を確保しながら家事ができる
- おもちゃの片づけや赤ちゃんの世話が楽になる
- 兄弟姉妹と赤ちゃんのスペースを分けられる
赤ちゃんの安全を確保しながら家事ができる
ベビーサークルの最大のメリットは、赤ちゃんの安全を確保できることです。ベビーサークルに入れておけば、赤ちゃんが危険なものに触れる心配がなく安心して過ごせます。家事をするときはもちろん、宅配便の受取やトイレに行くときなど、ちょっとした用事を済ませたいときに便利です。
おもちゃの片づけや赤ちゃんの世話が楽になる
赤ちゃんはいろいろな場所におもちゃを広げるので、毎日掃除をしているのにいつも散らかっているというご家庭も多いでしょう。
ベビーサークルの中で遊ばせれば、散らかる範囲が限定されるので片付けがグッと楽になります。おむつ替えなどのお世話も決まった場所でできるので、おむつやお尻拭きなどのアイテムをあちこちに移動せず済みますよ。
兄弟姉妹と赤ちゃんのスペースを分けられる
兄弟姉妹がいる場合、ベビーサークルがあれば赤ちゃんとの接触事故を防げます。赤ちゃんと他の子の遊ぶスペースを分けられるので、大人が目を離している間も安心です。
上の子が遊びに夢中になっているときに赤ちゃんとぶつかってしまったり、上の子が遊んでいるおもちゃを赤ちゃんが壊したり誤飲したりといったトラブルを減らせます。
狭いリビングにベビーサークルを置くデメリット
狭いリビングにベビーサークルを置くデメリットは以下の2つです。
- 部屋が狭くなる
- 赤ちゃんが嫌がってぐずる可能性も
部屋が狭くなる
ベビーサークルはそれなりの大きさがあります。そのため部屋に設置すると多少の圧迫感を感じるでしょう。赤ちゃんが十分に遊べるサイズのサークルが理想ですが、大きすぎると部屋の景観が損なわれたり生活動線が塞がれてしまったりします。
そのため狭い部屋に置くのであれば、サイズ選びに注意が必要です。
赤ちゃんが嫌がってぐずる可能性も
赤ちゃんによっては、1人でベビーサークルに入れられると嫌がってぐずることがあります。ママと離れたくないという気持ちが強い子は、ベビーサークルに入れようとすると泣いてしまうこともしばしば。
結局抱っこやおんぶをして家事をすることになり、ベビーサークルをほとんど使わない可能性もあるでしょう。
ベビーサークルはいつからいつまで使える?
ベビーサークルの使用期間は、長くて生後6ヶ月~2歳前までです。発達の目安としては、ハイハイを始める頃までに用意しておくと良いでしょう。
寝返りのうちから行動範囲が広い子は、早めにベビーサークルを置くと安心です。ひとり歩きが安定し、「ここは危ないから触らないでね」「ここは入っちゃダメだよ」などの言葉を理解できるようになってきたら卒業の時期でしょう。
狭いリビングにおすすめのベビーサークル
狭いリビングにおすすめのベビーサークルは以下の3タイプです。
- コンパクトサイズ
- 折りたたみ式
- 変形や増設ができるタイプ
ここからは、それぞれの特徴やおすすめポイントを紹介します。
コンパクトサイズ
コンパクトサイズのベビーサークルを選べば、狭いお部屋に置いても圧迫感を抑えられます。部屋の隅などにベビーサークルを常設したい場合におすすめです。実際にリビングの広さを測っておくとイメージしやすいですよ。
折りたたみ式
いつも出しているのは邪魔だけれど「家事をしている間だけ使いたい」という場合は、折りたたみ式がおすすめ。少しだけ目を離すときにサッと出せて、不要なときはコンパクトにたたんで収納できます。軽量なメッシュタイプを選べば、専用の収納バッグに入れて持ち運びも可能です。
変形や増設ができるタイプ
変形や増設ができるタイプのベビーサークルは、部屋の広さにあわせて形や大きさを変えられます。また赤ちゃんの成長や、部屋のレイアウト変更にあわせて変形できるので使い勝手が良いですよ。
行動範囲が広くなったらサークルを大きくしたり、さらに大きくなったらベビーゲートとして危険な場所だけ囲ったりもできます。
ベビーサークルを選ぶ時は高さに注意しよう
ベビーサークルを選ぶ時は、柵の高さも忘れずにチェックしましょう。ハイハイのときには問題がなくても、つかまり立ちやつたい歩きをするようになると柵を乗り越えようとする子がいます。思わぬ事故を防ぐために、少なくとも60cm以上のものを選びましょう。
ただし柵をまたいで大人が出入りするのであれば、あまり高すぎるとまたぎづらくなってしまうので注意が必要です。
買って後悔する前に! レンタルサービスも人気
「赤ちゃんがベビーサークルを嫌がらないか」「部屋のサイズに見合っているかわからない」など不安があれば、まずはレンタルしてみるのがおすすめです。
ベビーサークルは大型アイテムですし、買えば価格もそれなりにします。せっかく購入したのに使う機会がなかったり、使いにくかったりと後悔するのは避けたいところ。レンタルサービスを利用すれば、気になる商品を安価で試すことができます。使い終わったら返却するだけなので、処分の手間がかからないのもメリットです。
ただしレンタルの場合、使用期間に応じて料金が発生するので注意しましょう。ベビーサークルは長いと2歳頃まで使うアイテムなので、長期間レンタルよりも購入したほうが安い場合があります。
ショップによっては、レンタルして気に入ったらそのまま購入できることもあるので、あらかじめサービス内容をチェックしておくと良いでしょう。
広さやサイズを確認して、ベビーサークルを設置してみよう
ベビーサークルは赤ちゃんの安全を確保できるだけでなく、ママパパの育児の助けとなる便利アイテムです。コンパクトタイプや折りたたみ式など豊富なラインナップがあるので、リビングが狭くても無理なく使える商品がきっと見つかるでしょう。
子育てに役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、ベビー用品のレンタルサービスを提供しています。ベビーカーやベビーベッドのようなベビー用品は使用期間が短いので、できれば費用を抑えたいですよね。また使わないときの収納や不要になったときの処分も大変です。レンタルであれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利です。
さらに今回紹介したベビーサークルのように、使用期間が長くても高額な商品は、まずレンタルで使用感を試すのがおすすめです。レンタルを上手に活用すれば、高額なお買い物で失敗することがないですよ。