空気清浄機はウイルスや花粉・気になるニオイなどを取り除き、お部屋の空気を快適にしてくれる便利な家電アイテムです。1年中活躍する空気清浄機ですが「買うならば価格を抑えたい」と思う方も多いはず。
そこで今回は、おすすめの安いコスパ最強空気清浄機を紹介します。さらに選び方のコツやチェックポイントも解説しているので、購入時の参考にしてください。
安くても性能の良い空気清浄機はある?
空気清浄機は製品によって機能や価格に大きな差がありますが、安価でも性能の良いものはあります。多くの場合、高いものと安いものの差は付属機能の有無です。加湿機能やセンサー機能、スマホ連携機能などが搭載された空気清浄機は価格が高くなります。
基本的な集塵・脱臭の空気清浄機能のみを搭載した製品であれば、1~3万円前後で購入できるでしょう。
予算別の空気清浄機の機能
安い空気清浄機は、適用床面積(適用畳数)や機能によって価格に差があります。ここでは予算別の空気清浄機の機能や特徴を紹介します。
なお適用床面積とは後で詳しく解説しますが、空気清浄機のパワーを表す目安と思ってください。
1万円未満
予算が1万円未満であれば、コンパクトかつスリムな設計のモデルが狙い目です。6畳程度のワンルームや子供部屋向け、卓上タイプの空気清浄機であれば購入できます。
ただし加湿機能やAI機能など付属機能が搭載されていないものが多く、空気清浄機能のみを求める人向けです。基本的な集塵機能が備わっており、ホコリやハウスダスト、花粉対策としては十分な効果が得られるでしょう。
1万円~2万円
3人以上のファミリー世帯で使用するのであれば、1万円~2万円程度の空気清浄機がおすすめ。20畳以上の部屋に対応する製品もあり、リビング用の空気清浄機として最適です。この価格帯には脱臭機能を搭載したモデルもあるので、ペット臭やタバコのニオイ対策も十分にできます。
2万円以上
機能面も重視したいのであれば、2万円以上の空気清浄機を検討してみましょう。冬場に重宝する加湿機能はもちろん、自動お掃除機能付きやAI搭載モデルなど選択肢の幅が広がります。お手入れや操作の手間を省きたい方や、空調を1台で済ませたい方におすすめです。
ハイエンドモデルは5万円以上する製品が多いですが、2~4万円ほどであればさまざまな便利機能が付いた空気清浄機を選べますよ。
コスパの高い空気清浄機の選び方
コスパが高い空気清浄機を選ぶ際に重要なのは、価格に注目しながらも設置場所や使用シーンにあったものを選ぶことです。ここからは安い空気清浄機の選び方について、5つのポイントを紹介します。
使用する部屋の広さで選ぶ
空気清浄機を購入するときはメーカーが記載している「適用床面積(適用畳数)」を確認し、使用する部屋の広さにあったものを選びましょう。適用床面積とは、タバコ1本分の空気の汚れを30分でキレイにできる広さの目安です。
適用床面積が足りないと、十分な空気清浄効果を発揮できません。使用する部屋よりもやや広い適用床面積のモデルを選ぶのがおすすめです。
電気代で選ぶ
空気清浄機は1日中稼働することが多いので、電気代もチェックしておきましょう。消費電力が少ない空気清浄機を選べば、ランニングコストを抑えることができます。
さらに省エネモードや室内の空気の状態を検知して運転を切り替える自動運転機能、消費電力が少ないDCモーターを搭載しているモデルなどは、節電効果があるのでおすすめです。
寿命の長いフィルターで選ぶ
フィルターは定期的な交換が必要なため、購入前にフィルターの交換時期をチェックしておきましょう。フィルターの寿命が短いと頻繁に交換が必要となり、ランニングコストがかかってしまいます。
また交換用フィルターの価格もあわせて確認しておくと良いでしょう。フィルターに汚れが溜まると空気清浄機能が落ちてしまいますし、消費電力も多くなってしまいます。フィルターの交換時期を守るのはもちろん、こまめに掃除しましょう。
型落ちモデルもチェック
空気清浄機を少しでもお得に購入したいのであれば、型落ちモデルがおすすめです。型落ちモデルは性能がいまいちと思われがちですが、1~2つ前のモデルであれば新モデルと比べても機能性はさほど劣りません。
型落ちモデルは店頭でも安価で販売しているため、新品を安く手に入れたい方はぜひチェックしてみましょう。ただし型が古すぎると、万が一不具合が発生した場合に保証の対象外になってしまう可能性があります。またフィルターなどの交換部品が販売終了していることもあるので注意が必要です。
空気清浄機が安くなる時期やタイミングは?
空気清浄機を含む家電製品は、年に何度か安くなるタイミングがあります。より安く購入したい方は、以下の時期が狙い目です。
- 3月(新生活前・決算セール)
- 7月(ボーナス時期)
- 9月(決算セール)
- 12~1月(ボーナス期・年末年始セール)
空気清浄機の新モデルが発売されるのは9~11月頃。新モデルの発売前になると、型落ち品を大幅に値下げする傾向にあります。そのため型落ち品を安く購入したい場合は、8~10月頃が狙い目です。
もし最新モデルを安く購入したいのであれば、発売から少し待って年末年始のセール時に購入するのがおすすめですよ。
安い空気清浄機の代表メーカー
ここからは、安い空気清浄機の代表メーカー3社を紹介します。それぞれの特徴を押さえておくと、空気清浄機を選びやすくなりますよ。
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)
リーズナブルな価格で性能の高い家電製品を数多く発売している「アイリスオーヤマ」。顧客のニーズにあわせた、ムダのないシンプルな製品が魅力です。空気清浄機は3万円以下の価格帯がほとんどで、なかには1万円以下のモデルも。フィルターは高性能なものを搭載しており、低価格でも安心して購入できます。
TWINBIRD(ツインバード)
ものづくりのまちとして有名な新潟県燕市に本社を構える「ツインバード」。空気清浄機は機能がシンプルなのが特徴で、低価格なアイテムを数多く販売しています。マイナスイオン発生機やHEPAフィルター搭載品など、高い空気清浄効果が期待できるモデルが豊富です。
maxell(マクセル)
電池やCD・DVDなどでお馴染みの国内家電メーカー「マクセル」。近年は空気清浄機や健康器具・美容家電などにも力を入れています。オゾン除菌消臭器「オゾネオ」シリーズは、オゾンの酸化力で消臭・除菌、さらにウイルス除去の効果が期待できます。タイマーやアロマ機能・部屋干し用などプラス機能を搭載したモデルが豊富なのも魅力です。
高性能でも安い! コスパ最強の空気清浄機の人気おすすめ
最後に高機能でも低価格、コスパ良好な空気清浄機の人気おすすめ3品を紹介します。
Panasonic(パナソニック)|ナノイー加湿空気清浄機 F-VXU40
パナソニック独自の空気清浄技術「ナノイー」搭載の、加湿機能付き空気清浄機。運転音を抑えた自動運転「勉強モード」を搭載しており、勉強部屋や書斎で使用するのにぴったりです。またお手入れが簡単なのも魅力。HEPAフィルター・脱臭フィルターが一体型となっており、掃除や交換の手間が省けます。
ZOJIRUSHI(象印)|空気清浄機 PU-HC35
16畳の広さに対応したコンパクト空気清浄機。奥行12.5cmと薄型設計ながら、パワフルな集塵力が特徴です。フロントパネル前面吸気タイプなので、花粉やアレル物質・ウイルスなどを素早くキャッチしてくれます。集塵・脱臭フィルターが一体型なので交換もらくちん。静音性にも優れており、寝室での使用にぴったりです。
SHARP(シャープ)|プラズマクラスター空気清浄機 FU-L30
シャープ独自の空気清浄技術「プラズマクラスター7000」搭載のコンパクト空気清浄機。プラズマクラスターはウイルスの抑制や静電気除去、花粉が壁に付着するのを防ぐ効果などが期待できます。日頃のお手入れは背面のプレフィルターについたホコリを掃除機で吸い取るだけと簡単。薄型ながら13畳の広さに対応しており、リビングや寝室、子供部屋にもおすすめです。
低価格でも安心! コスパ抜群な空気清浄機を選んでみよう
空気清浄機は花粉症やアレルギーの方にはもちろん、ウイルスやニオイの対策をしたい方にもおすすめのアイテムです。今回紹介したように、低価格でも高性能の空気清浄機は数多く販売されています。購入を迷っている方は、本記事を参考にコスパが高い空気清浄機を検討してみてください。
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