若者を中心に、急速に普及している電子書籍サービス。美容室においても、「紙の雑誌」から「電子書籍」へ移行するサロンが増加しつつあります。この記事では、電子書籍を利用するメリットや、いくつかの注意点をご紹介します。
電子書籍とは
電子書籍とは、紙の媒体として出版されている「本」を電子データ化し、スマホやタブレットなどの電子端末で読めるようにした書籍のことです。小説や実用書はもちろんのこと、雑誌や漫画など幅広いジャンルの本を手軽に楽しむことができ、10～20代にとっては身近な存在になりつつあります。
また、近年は電子書籍の「読み方放題サービス」も増えています。
電子書籍のメリット
紙の本と比べた場合、電子書籍にはどのようなメリットがあるのでしょうか？ ここからは、いくつかある電子書籍のメリットの中から代表例をご紹介します。
電子書籍は持ち運びが楽
紙の本はかさばりやすく、持ち運ぶとしてもせいぜい1～2冊が限界です。特に雑誌や写真集などは大判タイプも多いため、一度に何冊も持ち運ぶのはほぼ不可能でしょう。
一方、電子書籍なら1つの端末に何十冊・何百冊もの本を保存でき、手軽に持ち運ぶことができます。また、最近は軽量端末も増えているため、長時間持っていても手が痛くなる心配がありません。
電子書籍は保管場所が不要
一般的な雑誌のサイズは「B5判」や「A4変形判」と呼ばれるもので、大きさはおよそ18cm×25cm～23cm×30cm程度。ハードカバーの小説や実用書の場合、大きさは12cm×18cm程度ですが、厚みがあるためかさばってしまいます。
また、本の劣化を防ぐためには直射日光や湿気を避ける必要があり、保管場所に困ってしまう方も少なくありません。
一方、電子書籍は電子端末を置く場所さえあれば事足りるため、狭い室内でも難なく保管できます。
電子書籍は衛生的
紙は水分を吸収しやすいため、何人もの人が触れた本には手指の汗や皮脂が付着してしまいます。しかし、消毒液などを吹きかけるわけにもいかないため、本の衛生管理は難しいところです。
その点、電子書籍は消毒液をしみこませた布などで表面を拭けば、簡単にお手入れ可能。汚れが付着した場合もさっと拭き取れるため、いつでも清潔な状態をキープできます。
電子書籍は在庫が切れる心配がない
紙の本は「在庫切れ」のリスクがあるため、気になる本をすぐに読めない可能性があります。特に話題の書籍などはよく売れるため、取り寄せに1週間以上かかってしまう場合も少なくないでしょう。
電子書籍なら在庫切れの心配がなく、いつでも好きなタイミングで本を購入できます。データをダウンロードすればすぐに読めるため、ネット通販のように商品の到着を待つ必要もありません。
電子書籍はお財布に優しい
小説や実用書の文庫本の価格は、1冊あたり500円～700円程度が相場です。雑誌の場合は700円～1,000円以上かかる場合も多く、毎月何冊も購入するとそれなりの費用がかかってしまいます。
一方、電子書籍の「読み放題サービス」に加入すれば、定額料金を支払うことで雑誌や漫画、小説などが読み放題に。月額500円で始められるサービスもあり、毎月の書籍代を大幅に節約できます。
電子書籍のデメリット
メリットばかりの電子書籍ですが、実はいくつかのデメリットも存在します。ここからは電子書籍ならではのデメリットについて解説します。
電子書籍は売ったり貸したりができない
電子書籍はデータ販売のため、読み終えた後に中古本として売ることができません。新刊の本を売って、その費用でまた新しい本を買う……というサイクルを実践している方にとっては、少し不便に感じる可能性もあるでしょう。また、友人や家族に貸すこともできず、いわゆる「回し読み」ができない点もデメリットです。
電子書籍は記憶に残りにくい
電子書籍は紙や背表紙の感触、本特有のにおいなどを感じられないため「“読んでいる感”が薄い」という声も少なくありません。人間の記憶は触覚や嗅覚といった「五感」と密接につながっているため、記憶に残りにくいと感じる方もいるでしょう。
実際に、雑誌や漫画は電子書籍、小説や実用書は紙の本、というふうに使い分けている方もたくさんいます。
電子書籍は目が悪くなる
スマホやタブレットの液晶からは「ブルーライト」という青色の光が発せられています。このブルーライトは目への負担が大きいとされており、長時間画面を見つめていると目が疲れてしまうのです。最近はブルーライトカットタイプの保護フィルムや端末も増えてきているので、上手に活用しましょう。
電子書籍は電池切れになると読めなくなる
当然ですが、タブレットやスマホの電池が切れると、電子書籍自体も読めなくなってしまいます。とはいえ最新のタブレットなら、24時間程度であれば余裕で稼働できます。1日の終わりに充電器へ接続する習慣をつければ、日中は問題なく読書を楽しめるでしょう。
美容室での雑誌提供には電子書籍がおすすめ
電子書籍には「場所をとらない」「衛生的」など、さまざまなメリットがあります。お客様が好きな雑誌を自由に選べるので、雑誌の系統や年齢層のミスマッチが起こりにくいと考えられるでしょう。紙の雑誌を提供しているお店は、ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか？
初めてお店に電子書籍やタブレットを導入するには、電子書籍付きタブレットレンタルサービスがおすすめです。
全国の美容室で12,000アカウント以上使われている電子書籍読み放題サービス「ビューン読み放題タブレット」が付いているので、雑誌350誌以上、漫画も20,000冊以上が読み放題！ またタブレットは動画視聴や検索、アプリをインストールするなど電子書籍だけでなくお好きな用途での利用もOK。
さらにレンタルだからこそ、こんな特典まで付いてきます！
- 落としても安心。保護ケースとフィルム付き。
- 初回セットアップ設定済みでお届け。お店のWi-Fiにつなぐだけですぐに使える！
月額料金1,700円（税別）で、単月からのご契約が可能！
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