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赤ちゃんとの添い寝はOK? メリットやリスク、正しい添い寝方法とコツを紹介

2022年3月11日

赤ちゃんと添い寝するメリットやリスク、正しい添い寝方法を紹介

初めての子育ては分からないことばかりで心配。特に夜は赤ちゃんがちゃんと眠れているか不安ですよね。隣で添い寝していると、何かあってもすぐに気づくことができるので安心ですが、赤ちゃんにとってリスクもあります。

今回は赤ちゃんと添い寝することのメリット・デメリットや正しい添い寝の方法、便利なベビー用品などをご紹介します。

赤ちゃんと添い寝してもいい?

新生児や月齢の低い赤ちゃんを育てるパパママは、授乳やおむつ替えで夜中に何度も起きる必要があります。添い寝をすることで少しでもその負担を軽くしたいですよね。また、夜間赤ちゃんに異変があったときにすぐ気づくことができるように、添い寝をしたいという声もあります。

ベビー用品メーカーの調査によると「一緒のふとんで寝ている」(59%)、「別々のふとんを並べて隣り合って寝ている」(24%)、合わせて83%の方が、赤ちゃんの隣で寄り添って寝ていることが分かりました。

添い寝のメリット・デメリット

赤ちゃんと添い寝すると夜泣きや夜間授乳の際にお世話がしやすいことや、赤ちゃんが安心してよく眠ってくれるといったメリットがあります。その一方で、添い寝は窒息や転落のリスクが指摘されています。ここからは添い寝のメリット、デメリットについて詳しくご説明していきます。

赤ちゃんと添い寝するメリット

赤ちゃんと添い寝するメリットは主に3つあります。順番に説明していきますね。

夜のお世話がしやすい

新生児や月齢の低い赤ちゃんは夜中に目を覚ます頻度が高いです。赤ちゃんが夜泣きをした際に、同室で添い寝していれば授乳やおむつ替えに対応しやすくなります。

赤ちゃんとのスキンシップが多くなる

添い寝は赤ちゃんとのスキンシップにぴったりの方法です。ママの隣で寝ることで、赤ちゃんが安心してよく眠ってくれたという声もあります。

また、ママにとっては赤ちゃんとのスキンシップにより、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌が促され産後うつ予防が期待でき、赤ちゃんにとっても愛着や信頼が育ちやすいと言われています。

省スペースで経済的

添い寝は赤ちゃんに別室を用意する必要がなく、大人の布団で寝る場合はベビーベッドやベビー布団の場所が不要になるので、省スペースで経済的と言えます。

赤ちゃんと添い寝するデメリット

赤ちゃんとの添い寝にはメリットがたくさん。しかし、一方でデメリットもあります。ここからは赤ちゃんと添い寝するデメリットをご説明していきます。

窒息のリスクがある

大人と同じ布団で寝ることで、大人が寝返りをした際に赤ちゃんの口や鼻を覆ってしまう危険があります。また、大人用の掛布団が顔にかかってしまうことも窒息につながります。新生児や月齢の低い赤ちゃんは寝返りができないため、苦しくても体勢を変えることができず、特に危険です。

転落のリスクがある

寝返りができるようになると今度は転落のリスクがあります。ベッドガードをしていても、コロコロと寝返りをして、ガードのない足元まで転がり転落することも。また、ガードについても乳児のうちはガードの間に手足が挟まる危険が示唆されているので、対応月齢をよく確認する必要があります。

ママと子どもが睡眠不足になることも

添い寝は大人と赤ちゃん両方にとって睡眠不足を引き起こす可能性があります。赤ちゃんの寝言泣きや寝返りに反応して大人の眠りが浅くなり、大人が布団を出入りする振動で赤ちゃんの目が覚めてしまうというように、お互いが睡眠不足になることが考えられるのです。

詳しくはコチラ

添い寝に必要なベビー用品

赤ちゃんと添い寝するとお世話がしやすく、スキンシップがしやすい、省スペースといったメリットがある一方、窒息・転落のリスクや睡眠不足になるデメリットもあると分かりました。

それでは、赤ちゃんと大人が添い寝するにはどのような環境を整えればよいのでしょうか。ここからは安心安全な添い寝に必要なベビー用品をご紹介していきます。

ベビーベッド

寝室にスペースがある場合は、ぜひベビーベッドを置きましょう。大人のベッドの隣に付ければ赤ちゃんが安心して眠ることができます。標準タイプのベビーベッドなら2歳頃まで長く使えますし、あまり場所がないという場合はミニタイプのベビーベッドもあります。寝た状態で赤ちゃんと目線が合い、様子を見ることができるように床板の高さ調節ができるタイプのものを選ぶとよいでしょう。

ベッドインベッド

寝室にベビーベッドを置くスペースがないという場合は、大人用のベッドにベッドインベッドを置いて赤ちゃんを寝かせるという方法もあります。ベッドインベッドとはベビー布団に仕切りがついたもので、大人の寝返りや掛布団の重さから新生児や月齢の低い赤ちゃんを守り、安心安全に添い寝をすることができます。

ベビー布団

パパママが床に布団を敷いて寝ている場合、赤ちゃんにはベビー布団を用意してあげましょう。大人用の布団は赤ちゃんにとって柔らかすぎるため、身体が深く沈み込んでしまい、窒息の危険があります。

赤ちゃんが安全に寝るための正しい添い寝方法とコツ

それぞれのご家庭の環境に応じて安心安全な添い寝に必要なベビー用品をお伝えしました。次は、正しい添い寝方法とコツをご紹介します。

赤ちゃんの周りにぬいぐるみやタオルを置かない

ぬいぐるみやタオルは赤ちゃんが寝ている間に顔を覆ってしまうことや首に巻きつく可能性があります。ベビーベッドや赤ちゃんが寝ている周りに、ぬいぐるみやタオルを置かないように注意しましょう。

手や足を挟むような空間がないか確認する

布団や大人用ベッドに寝かせる場合、赤ちゃんが手足を挟むような隙間や段差がないか確認するようにしましょう。ベッドと壁の隙間に落下したり、布団と布団の段差に挟まったりする危険があります。

大人用の掛布団ではなく、ベビー布団を使う

大人用の掛布団は赤ちゃんにとって重くて、顔にかかっても自分で払いのけることができません。必ず軽めのベビー布団を使うようにしましょう。

電気毛布を使用しない

赤ちゃんは暑くても自分で温度調節をすることができません。また、身体の小さな赤ちゃんがやけどをすると重症化するリスクが高く、とても危険です。赤ちゃんと一緒に寝るときは電気毛布などを使わないようにしましょう。

高いベッドで添い寝しない

大人用の高さのあるベッドは転落する危険が高いため、添い寝をしないようにしましょう。

柔らかい寝具を使わない

柔らかいマットレスや枕、クッションは赤ちゃんの顔が沈み込んでしまうことや、口や鼻が覆われて窒息する危険があります。

赤ちゃんが寝るまで大人は起きている

赤ちゃんと添い寝していると、ついウトウトして一緒に眠ってしまいそうになります。しかし、添い寝で眠ってしまうと大人が寝返りをして赤ちゃんに覆いかぶさってしまう可能性があるため危険です。赤ちゃんの寝かしつけが終わるまでは起きているように気を付けてください。

寝るときの体勢や位置に気を付ける

添い寝をするときに赤ちゃんの顔、口や鼻に大人の手や寝具がかからないような体勢で寝ることも大切です。赤ちゃんの寝る位置を上にずらす、間隔を空けるといった工夫をするようにしましょう。

赤ちゃんが寝たらベビーベッドに移動する

窒息や転落を防ぐためにも大人の布団で寝かしつけた場合には、赤ちゃんが寝た後は必ずベビーベッドやベビー布団に移動するようにしましょう。

詳しくはコチラ

赤ちゃんが安心して眠れる環境を作りましょう

赤ちゃんだけではなく、ママパパもぐっすり眠れるように、安全で快適な睡眠環境を整えましょう。安心安全な添い寝に最適なのがベビーベッドですが、サイズが大きく、かさばるので不要になった時の処分に困りますよね。また使用期間は限られているので、できればコストを抑えたいもの。

レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。

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