子育て

授乳クッションの使い方と活用術! 赤ちゃん授乳以外の便利な活躍シーンや代用アイデアも紹介

授乳クッションの使い方と代用アイデア、赤ちゃん授乳以外の便利な活用シーンを紹介

授乳クッションを使うと、赤ちゃんを寝かせた状態でラクに授乳をすることができ、ママの負担も軽減されます。しかし授乳クッションの使い道はそれだけではありません。妊娠中の抱き枕や赤ちゃんのお座りのサポートなど、いろいろな使い方ができます。

今回は授乳用クッションの使い方や活用方法、代用アイデアをまとめて紹介します。出産準備をしているプレママや、授乳が大変で購入を検討しているママはぜひ参考にしてください。

授乳クッションとは?

授乳クッションとは、授乳時にママと赤ちゃんの負担を減らすための便利アイテムです。クッションの上に赤ちゃんを寝かせるので身体が安定し、スムーズに授乳ができます。

授乳クッションを使うメリット

授乳中は、ママの腕で赤ちゃんの身体をしっかり支えなければなりません。新生児期は授乳回数も多く、さらに慣れないうちはママが無理な姿勢になりがち。そのため首や肩、腰などを痛めてしまうことも珍しくありません。

授乳クッションは赤ちゃんを持ち上げ支えてくれるので、ママは軽く支えてあげるだけでOKです。また赤ちゃんも楽な姿勢になるため、母乳やミルクを安心して飲むことができます。

授乳クッションはいつからいつまで使う?

赤ちゃんによって成長スピードや体格が違うので一概には言えませんが、生後6ヶ月頃まで活用するという人が多いようです。目安としては赤ちゃんの首や腰がすわってしっかりしてくる頃、また離乳食が進み授乳回数が減ってくる頃までと考えておきましょう。

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授乳用クッションの使い方

授乳クッションを使うときは、椅子やソファに座る場合は浅めに腰かけましょう。床に座って授乳するときは、あぐらをかくのが良いですよ。

授乳クッションに赤ちゃんを寝かせて、ママの腕でそっと支えて授乳をしますが、授乳姿勢によってクッションの配置や抱き方が変わってきます。それぞれのポイントを押さえておきましょう。

横抱き

横抱きとは授乳の基本姿勢のことです。赤ちゃんをママの腕で横向きに抱えて授乳します。

  1. ママのお腹周りに授乳クッションを当て、太ももの上に置きます。
  2. クッションの上に赤ちゃんを寝かせます。
  3. ママは背筋を伸ばし、胸を張ります。
  4. ママの腕で赤ちゃんの頭を抱き、首元を支えてあげます。赤ちゃんの身体をママの方に向け、授乳をします。

ママが背筋を伸ばした状態で、赤ちゃんの口元と乳首の高さが同じになるようにするのがポイントです。クッションだけで高さが足りない場合は、さらにタオルなどを挟んで高さを出しましょう。

フットボール抱き

フットボール抱きとは、赤ちゃんをラグビーボールのように脇に抱えて授乳する姿勢のことです。

  1. 吸わせたい母乳の方の脇にクッションを当てます。
  2. 赤ちゃんの頭がママの胸元へ、足はママの身体の後ろ側へ、ママの小脇に赤ちゃんを抱えるように授乳クッションの上に寝かせます。
  3. 赤ちゃんの頭・身体を支えるようにママの腕を添えて授乳しましょう。

赤ちゃんの口とママの乳首が同じ高さになるように、授乳クッションでしっかり高さを作りましょう。2人の身体が密着するようにしっかり抱いてあげると、飲み残しなく母乳を吸ってくれますよ。

授乳以外でも赤ちゃんをサポート! 授乳用クッションの便利な使い方

授乳クッションは活用場面や期間が限定されるため、購入をためらう人も多いかもしれません。しかし実は授乳以外にもさまざまな用途で活用することができます。

赤ちゃんのお座りをサポート

授乳クッションに多いU字型のものは、赤ちゃんの背もたれになるのでお座りの練習に大活躍します。生後6ヶ月前後の、首はしっかり座っているけれど、お座りがまだ完全にできない頃に使ってみましょう。

頭の重い赤ちゃんをクッションがしっかり支えるので、後ろに倒れるのを防いでお座りをサポートしてくれますよ。

赤ちゃんのげっぷをサポート

通常はママの肩に赤ちゃんを抱きかかえ、トントンと背中を叩いてげっぷさせてあげますが、結構大変ですよね。授乳クッションを活用すればその負担も減らすことができます。

クッションに赤ちゃんを乗せ、脇の下にママの手を入れ身体を支えます。この姿勢でトントンと背中を叩いてあげればOKです。ママの肩に抱くのと違い、赤ちゃんの様子を見ながらげっぷを促してあげられますよ。

ママパパのくつろぎグッズ

ママやパパがリラックスするときのひじ掛けとしても使えます。テレビを見たり読書をしたりするときなどにおすすめです。また、クッションの形状によってはお昼寝の枕や抱き枕としても活用できます。

授乳クッションは複雑な形状ではないので、ミシンと布があれば手作りすることも可能です。好きな色柄の生地で作れば愛着も湧き、授乳時間がより楽しくなるかもしれません。

作り方や型紙は、インターネットやハンドメイド本で紹介されているので参考にしてみてくだいね。

また、普通のクッションや厚手のバスタオル、座布団などで代用することもできます。授乳クッションを買おうか迷っている人は、まず代用品で試してみるのもよいですね。

ただしママの体形や赤ちゃんの大きさによって、どのくらいの高さのクッションが使いやすいかは多少変わります。代用品ではやはり授乳姿勢が楽に保てないという場合は、市販の授乳クッションの購入を検討しましょう。

詳しくはコチラ

授乳クッションの選び方

ひとくちに授乳クッションといっても、その形状や材質はさまざまです。使用期間は限られていますが、1つあるだけで授乳がとても楽になるのでぜひ用意しておきたいアイテムです。

しかし使う場面が限られているからこそ失敗したくないですよね。それでは授乳クッションを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。

用途にあわせて形状・タイプを選ぶ

授乳クッションにはいくつかの形状・タイプがあります。どれも授乳以外の活用法がありますが、その用途はさまざま。それぞれの特徴を知って、ママパパが使いやすいものを選びましょう。

お座りサポートにも便利なU字型

授乳クッションとして多く出回っているのがU字型のものです。ママのお腹周りにしっかり装着して、赤ちゃんを寝かせるだけで簡単に授乳ができます。

お手頃価格の商品も多く、授乳クッションとしての役目を終えてもお座りサポートとしても活躍するのでおすすめです。

産前・妊娠中の抱き枕として使える三日月形

三日月形のクッションは、妊娠中から抱き枕として使えます。そのため長く活用したいという方に向いているでしょう。

授乳クッションとして使うには両先端をボタンや紐で留め、ママのお腹に固定して使用します。U字と同様にお座りのサポートとしても役立ちますよ。

赤ちゃんの寝かしつけに使えるCカーブ型

Cカーブとは、クッションの形状ではなく赤ちゃんの姿勢のことを指します。ママのお腹の中にいたころのような背中のカーブを保って授乳ができるので、赤ちゃんが落ちつけるというメリットがあります。

授乳以外にも、赤ちゃんが安心して寝てくれるのでお昼寝ベッドとして使うこともできます。

へたらない硬さ・しっかりした厚みが重要

授乳クッションは赤ちゃんを支えるのが目的なので、ある程度の硬さとしっかりとした厚みが必要になります。初めはしっかりとした高さがあったクッションでも、使っているうちに綿がつぶれてすっかりへたってしまったなんてことも。

購入の際は、中綿が硬くしっかり詰まっているか確認しましょう。長く使いたい人は、ビーズクッションを選ぶのも良いですよ。

お肌に優しい素材がおすすめ

赤ちゃんの肌はデリケートで、乳児湿疹などの肌トラブルが起こることも。そのため授乳クッションは生地の材質にも気を付けましょう。赤ちゃんの肌着にも使われるコットン(綿)素材は、肌触りが良いほか吸水性・吸湿性にも優れていておすすめです。

丸ごと洗濯できると衛生的で安心

母乳やミルクがついてしまったり、赤ちゃんが吐き戻してしまったりと授乳クッションは汚れがちです。さらに夏場であればママも赤ちゃんも授乳中にたくさん汗をかきます。丸ごと洗濯できるタイプのものであればより衛生的でしょう。

ママと赤ちゃんに合った授乳クッションで子育てを楽しく

授乳クッションにはいくつかのタイプがあるので、どんな目的で使いたいかをイメージして、使い方にあったものを選ぶことが重要です。赤ちゃんだけでなくママの生活も快適になるので、ぴったりのものを探してみてください。

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