赤ちゃんが寝るためのベビー布団はなぜ必要なのか、ベビー布団の代用として使えるものはないのかと、赤ちゃんの寝具について疑問に思ったことはありませんか？
ベビー布団が必要なのには理由があります。それを理解して準備すれば、代わりのもので赤ちゃんを寝かせることができます。今回は、ベビー布団の代用として使えるアイテムや代用する際の注意点をご紹介します。
ベビー布団の代用方法やおすすめアイテム
ベビー布団のセットにはさまざまなものが含まれていますが、本当に全部必要なのでしょうか。赤ちゃんの成長は早く、すぐに使えなくなるのに全部揃える必要があるのか迷いますよね。
まずは代用品で試してみて、様子をみながら買い足しても良いでしょう。ここではベビー布団の代用品をご紹介します。
バスタオル
バスタオルは万能アイテムです。敷パットや掛け布団、おくるみなどの代用品として活用できます。
汗や湿気を吸収するキルトパットは、バスタオルで代用可能です。赤ちゃんは汗っかきなので、敷布団に汗がしみこむのを防ぐには2枚重ねて使用すると良いでしょう。ただし、赤ちゃんが動くようになるとめくれてしまうため工夫が必要です。すぐに洗うことができて衛生的なのが大きなメリットです。
タオルケット
赤ちゃんは体温調節が未熟なため、掛け布団で調節してあげましょう。タオルケットは保温性と吸水性に優れており最適です。丸ごと洗えるから衛生的なのもいいですね。
スリーパー
赤ちゃんの動きがでてくると、足をばたばたしたり、寝返りをうったり、気がつくと掛け布団がめくれてしまいます。スリーパーは種類によっては足元まですっぽりと身体を包んでくれるため、足をバタバタさせてもめくれません。スリーパーを着ていれば、ママパパも夜間に何度も布団を掛け直すことがなく安心して眠れるでしょう。
長座布団
赤ちゃん用の敷布団は、赤ちゃんが深く沈み込まないように少し硬めに作られています。長座布団も硬めで適度にクッション性があるため敷布団の代用に向いています。また、お昼寝マットの代わりにもなります。
マットレス
敷布団は、自宅にマットレスがあれば代用できます。長座布団と同様に、硬さもあるため赤ちゃんが寝るのにも向いています。二つ折りや三つ折りできるものが多く、折って使用すれば場所もとりません。
大人用布団で赤ちゃんが寝ても大丈夫？
ベビー布団が存在するということは、赤ちゃんは大人用の布団で寝てはいけないのでしょうか。ベビー布団があるのには理由があります。
大人用の布団は柔らかいため、赤ちゃんが沈み込み背骨が歪んでしまう可能性があります。また、寝返りをうったときに窒息する危険性もあります。窒息のリスクは掛け布団も同様です。赤ちゃんは自分では危険を回避できません。適切な寝具を選んで、大人が守ってあげましょう。
また、汗っかきの赤ちゃんが寝ていると布団が湿りやすくなります。大人用の布団は、簡単には洗えないため不衛生になってしまいます。
こうした理由から、赤ちゃんが大人用の布団で寝ることはおすすめできないと言えるでしょう。
ベビー布団を代用するときの注意点
まずは、赤ちゃんの安全を確保することが第一です。硬めの寝具で背骨の発達を守り、窒息を防ぎましょう。次に、お手入れのしやすさです。赤ちゃんは汗っかきなので、丸ごと洗えるものを使用し衛生的に使用できるものを選びましょう。
最後に注意したいのはサイズです。赤ちゃんはすぐに大きくなります。寝返りしても、落ちない大きさを確保することが望まれます。
夏冬の温度調整にも気を付けよう
夏は、冷房がついていても赤ちゃんは汗をかいていることがあります。掛け布団なしでも大丈夫ですが、冷房で体が冷えきらないように薄いかけもので調整しましょう。
冬は、暖房で暑くなっている可能性もあります。掛け布団を掛けすぎないように注意してください。掛けすぎて、汗をたくさんかくと寝冷えしてしまうこともあります。綿100％など吸水性の良いものを使用すると良いでしょう。
帰省・旅行なら折りたたみ式ベビーベッドのレンタルもおすすめ
旅行や帰省のときの赤ちゃんの居場所も迷うところです。代用品が難しければ、旅行や帰省の時は折りたたみ式ベビーベッドを持っていくのがおすすめです。帰省や旅行時など短期間だけの使用であれば、レンタルが便利ですよ。
人気おすすめの折りたたみ式ベビーベッド
折りたたみ式ベビーベッドには、さまざまな種類、機能があります。きちんと比較して目的に合ったものを選びましょう。
人気おすすめの折りたたみ式ベビーベッドをご紹介します。
Aprica（アップリカ）｜ココネルエアー
コンパクトに折りたため、付属の収納袋に入れれば持ち運びが簡単です。マットも通気性が高く、体圧分散までできるマットを使用しています。柵部分はメッシュガードで赤ちゃんがぶつかっても安心です。赤ちゃんの身体にやさしく、ママパパの持ち運びにも便利なベビーベッドです。
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- 使用期間： 新生児（体重2.5kg）～24ヶ月（体重13kgまで）
- サイズ： 開 W1041×D737×950mm ／ 閉 W290×D270×950 mm
- 重さ： 14.9kg
- 適合基準： PSC
KATOJI（カトージ）｜ポータブルベビーベッド おむつ替えテーブル付
おむつ替えテーブルがついており、腰への負担が少なくおむつ替えができます。ベッドの下は収納スペースとなっていて、赤ちゃんのお世話に必要なものを入れておけば、効率よくお世話ができます。
コンパクトなつくりで、収納袋に収納した状態のままキャスターでスムーズに移動が可能。生後5ヶ月頃からは、ベビーサークルとしても使えます。
- 使用期間： ベビーベッドとして 新生児～つかまり立ちできるまで（生後5ヶ月頃）
プレイヤードとして 生後5ヶ月頃～24ヶ月
おむつ替えテーブルとして 生後6ヶ月もしくは体重8kgまで - サイズ： 開 W1000×D770×H835 mm ／ 閉 W250×D235×H835 mm ／ おむつ替えテーブル W510×D710 mm 床からの高さ870 mm
- 重さ： 14.3kg
- 適合基準： PSC・SG
farska（ファルスカ）｜コンパクトベッド フィット
簡単に折りたたんで片手でも持てる軽さで、気軽に持ち運ぶことができます。コンパクトなつくりのためリビングでも寝室でもスペースを気にせず、どこでも赤ちゃんを寝かせられます。
布団で寝る時、または大人用のベッドに乗せて一緒に寝る時にも赤ちゃんと目線の高さを合わせられるところが良いですね。
- 使用期間： 生後0ヶ月～12ヶ月頃
- サイズ： 開 W900×D600×190 mm ／ 閉 W600×D240×450 mm
- 重さ： 3.5kg
- 適合基準： Q-TEC基準に合格
安全面に注意して赤ちゃんの睡眠環境を整えましょう
赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごします。赤ちゃんが安全に快適に眠ることができ、ママパパも安心して寝かせられる寝具を見つけましょう。
代用品を活用する際には、硬めの敷物を用意し、掛け布団が顔にかかってしまうことによる窒息等には十分注意してください。安心・安全を第一に、快適な睡眠環境を整えてあげましょう。
子育てに役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、ベビー用品のレンタルサービスを提供しています。ベビーカーやベビーベッドのようなベビー用品は使用期間が短いので、できれば費用を抑えたいですよね。また使わないときの収納や不要になったときの処分も大変です。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利ですよ。
