小さい子供を車に乗せるなら、チャイルドシートやジュニアシートは必須です。日本の法律で着用が義務付けられるのは6歳未満ですが、安全のためには6歳を過ぎても身長140cmになるまでは使い続けることが推奨されています。
ジュニアシートは多彩な製品が各社から販売されており、中でもコンビ（Combi）の製品は安全性や機能性が高く、どの機種でも安心して選べます。この記事では、コンビのジュニアシートの特徴や選び方、おすすめの機種を紹介します。
コンビのジュニアシートの選び方
コンビのジュニアシートは、1歳頃から使える「チャイルド＆ジュニアシート」と、3歳頃から使える「ジュニアシート」に分かれます。
選ぶ際は、子供の年齢と体格、取り付け方法、機能性などを確認して、条件に合うものを選びましょう。製品を選ぶ際にチェックするポイントを紹介していきます。
子供の年齢や体重、身長に合っているか
子供の年齢、体重・身長が、ジュニアシートに適合しているかどうかは必ず確認しましょう。
チャイルドシート＆ジュニアシート： 1歳から
コンビの「チャイルド＆ジュニアシート」は、シートやヘッドレストを調整して、1歳から11歳頃まで長期間使用できます。適応する体格の目安は、身長78～144cm、体重10～39kgの範囲です。
ジュニアシート： 3歳から
3歳から11歳頃までに適応した「ジュニアシート」の使用の目安は、身長96～144cm、体重15～36kgの範囲です。子供の成長に合わせて、背もたれを外して座席のみに変更することができます。
車への取り付け方法/固定方法は何か
ジュニアシートの取り付け方法は、次の2種類があります。
- ISOFIX（アイソフィックス）式
- シートベルト式
ISOFIX式は、ジュニアシートのコネクタと車の固定金具を連結するだけで、簡単に取り付けできる新しい方式です。従来型のシートベルト式よりもガッチリ固定されるのでより安全性が高いとされています。
ISOFIX式のジュニアシートを購入するなら、使っている車に固定金具が付いていることを確認しましょう。2012年7月以降に新車販売された日本車なら、ISOFIX固定金具の設置が義務付けられているので安心です。それ以前に販売された車は、シートベルト式での固定が必要な場合もあります。
エッグショックが搭載されているか
「エッグショック」はコンビが開発した衝撃吸収素材で、3mの高さから落とした卵が割れないほどの衝撃吸収力があります。頭部や座面にエッグショックを搭載した製品なら、子供の柔らかい体を衝撃や振動からしっかり守ってくれるでしょう。
リクライニング機能がついているか
リクライニング機能の有無は、乗っている子供の快適さに直結します。寝ている時、起きている時、年齢などによって最適な姿勢は異なるので、リクライニングの角度を調整できると乗り心地がぐんと向上します。
日常的に車に乗る、長時間の乗車が多いというライフスタイルであれば、リクライニング機能付きのモデルがおすすめです。
ヘッドレストが備わっているか
ヘッドレストは、子供の頭や首を衝撃から守ってくれる重要なパーツです。安全性を確保するために、成長に合わせて高さ調整を忘れないようにしましょう。ヘッドレストの動きに連動して、シートベルトの高さも調整できるタイプもあります。
シートやカバーが洗濯できるか
食べこぼしや汗などで汚れがちなジュニアシートは、シートやカバーを定期的に洗って清潔に保ちたいですね。コンビのジュニアシートのシート・カバーは洗濯できるものがほとんどですが、念のため対応しているかどうか事前チェックしておきましょう。
付属品（クッション、ドリンクホルダー）がついているか
付属品としてヘッドクッションやドリンクホルダーが付いたタイプもあります。安全性を高めたいならヘッドクッション付きを選ぶといいですね。ドリンクホルダーは、子供が好きなタイミングで水分補給できる便利なアイテムです。左右どちらにでも装着できるので、利き手を気にする必要もありません。
新安全基準「R129」に対応しているか
安全性重視の場合は、新安全基準「R129」に対応しているかどうかもチェックしましょう。「R129」は、従来の安全基準「R44」に側面衝撃などの新たな規格が追加されたもので、ISOFIX固定式のタイプに適用される基準です。対応機種は限られますが、より高い安全性を求めるならおすすめです。
コンビの人気おすすめジュニアシート
コンビのジュニアシートは、1歳頃から使える「ジョイトリップ」と、3歳頃から使える「ジョイキッズ」という2つのシリーズに大別されます。その中でも、人気があるおすすめの機種を紹介します。
ジョイトリップ エアスルー GH
車内が広々使えるコンパクト設計のジュニアシートです。重さ5.3kgと軽量なので、取り付け・取り外しも簡単に行えるでしょう。ふわふわのヘッドサポートが頭をやさしく支え、座面に採用された点で支えるクッションにより快適な乗り心地。通気性も重視されており、汗かきの子でも安心です。購入しやすい価格も魅力の1つです。
ジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SA
ISOFIX対応モデルで、新安全基準「R129」に適合しています。対応身長76～150cmの間、ずっとヘッドサポートが使える点も安全性へのこだわりが伺えます。頭部にはエッグショックを内蔵しており、頭をしっかり保護してくれます。
ジョイトリップ エッグショック GH
先に紹介した「ジョイトリップ エアスルー GH」にエッグショックを搭載したハイグレードモデルです。エッグショックは本体頭部とヘッドサポートに内蔵されており、頭を衝撃から守ります。さらに腰を支えるランバーサポートが、子供が横に倒れるのを防止してくれます。
ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH
成長に合わせて、シートベルトを最適な位置で装着できるモデルです。シートベルトは高さ調整だけでなく、肩幅に合わせて左右の位置も調整できる点が特徴です。本体頭部に「エッグショック」を搭載しており安全性にもすぐれています。
ジョイキッズ FK
ヘッドレストは成長に合わせて5段階に調整可能です。また、サイドプロテクションを採用し、横方向の衝撃からも頭を守ります。立体メッシュシートは通気性がよく、夏も快適にお出かけできるでしょう。「ジョイキッズ」シリーズの中では価格が安く、コスパ良好です。
ジュニアシートを使って、子供と快適なドライブを
子供を車に乗せるなら必須のジュニアシート。コンビの製品は独自の素材や技術のおかげで、安心して使えるのでおすすめです。対象年齢や体格をチェックして、最適な機種を選びましょう。
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